10月12日

後場市況2

 NYダウ先物が今朝からじり高を続け、16時半時点で330ドル高となりました。それを受けてNY原油の電子取引が今朝から1ドルほど上昇し、NY金の電子取引が今朝から5ドルほど下落しました。

米投資会社であるダブルライン・キャピタルのガンドラックCEOは、年初時点で、「米国債利回りの上昇ペースが速すぎれば、年内に株価は下げる。」との見通しを発表しておりました。更に、同氏は9月18日、「米国の30年国債利回りが2営業日連続で3.25%を超えて終了した場合、情勢を一変させることになりかねない。」と警告しておりました。それに対して米30年債利回りは、8月下旬から上昇を続け、10月2日から3.25%を上回り、それから6営業日後となる10月10日にNYダウが史上3番目の下げ幅を記録しました。まさにガンドラックCEOが予想した通りの展開となったようです。こうしたことからも、米長期債利回りと米国株の関連性に注目するべきかもしれません。

 米30年債利回りは、今朝4時頃に3.3%付近まで低下しましたが、その後は上昇を続け、16時半時点で3.35%まで上昇しております。米30年債券利回りが33.37%に乗せれば、長期金利の上昇を嫌気して米国株が下落に転じる可能性も高まりそうです。

米10年債利回りは、今朝4時頃に3.13%付近まで低下しましたが、その後は上昇を続け、16時半時点で3.18%です。米10年債利回りが3.2%台に乗せれば、長期金利の上昇を嫌気して米国株が下落に転じる可能性も高まりそうです。

本日のNYダウ先物が16時半時点で330ドル高となり、それと共に今朝から米長期債利回りが再び上昇に転じました。ガンドラックCEOが指摘したように、米長期債利回りの上昇と米国株下落の関連性に注目するのであれば、そろそろNYダウ先物も「戻り一杯」と考えるべきかもしれません。そうした意味では、NYダウ先物の下落に備えて、ここから再びリスクヘッジ志向の金相場を強気し、リスク志向の原油相場を弱気すること一考かもしれません。