11月7日

金市場

 NYダウ先物は、本日11時時点で145ドル高まで上昇しましたが、15時時点で2ドル安まで下落しております。朝方は、中間選挙の下院選で共和党が優勢でしたのでNYダウ先物も上昇したようですが、その後は、民主党優勢を受けて下落したようです。ドル円も11時時点で113.8円まで円安に進みましたが、15時時点で113.1円まで円高に進みました。下院選は、15時時点で民主党200議席、共和党183議席となっており、共和党から民主党に24議席も流れました。

 NYダウは、リーマンショックを受けて2009年1~2月に6000ドル付近まで下落しましたが、先月3日に2万6951ドルまで上昇して最高値を記録し、9年間で350%ほど上昇しましたので、1年間あたり平均で44%ほどの上昇となりました。しかし、第1次オバマ政権が2010年11月の中間選挙において下院選で過半数議席割れとなり、米国議会がねじれ議会化したことにより、2010年11月からの2年間でNYダウが17%しか上昇しませんでした。そして、第2次オバマ政権が2014年の中間選挙で上下両院において過半数議席割れとなると、2014年11月からの2年間でNYダウが4%しか上昇しませんでした。しかも、NYダウは、2016年1月から先月記録した最高値まで1万2000ドルも上昇しましたが、現在値は先月高値から1300ドル程度しか下落しておりません。ここは、米国株の下落を中心としたリスクオフの流れに警戒し、リスクヘッジの金相場への強気な見方も一考ではないでしょうか。