12月7日

天然ゴム市場

 東京ゴムTSR20における商社など当業者のポジションは、11月20日時点で「589枚の売り越し」であり、1か月間ほどあまり変化しませんでした。しかし、11月29日時点で「166枚の買い越し」へと変化し、たった6営業日で商社のポジションが急変しました。

11月20日には、タイ政府が天然ゴム農家に対する180億バーツ(約615億円)の助成金を承認し、タイ輸出大手5社が最低価格を設定するというタイ政府の要請を承諾しました。それを受けて東京ゴムTSR20における商社など当業者のポジションが短期間で激変することになったようです。その後、インドネシア政府が市場価格より高い値段で天然ゴムを農家から買い取り、買い上げた天然ゴムを道路建設に使用することを発表しました。また、タイゴム委員会の天然ゴム価格テコ入れ策がタイ議会で承認されました。この流れでは、今月16日の国際3カ国協議会では、タイとインドネシアとマレーシアによる価格テコ入れ策が合意される可能性も高そうです。国際3カ国協議会までの東京ゴムの取引日数は、あと5営業日しかないので、今のうちに東京ゴムの安値を拾うことも一考かもしれません。