1月10日

天然ゴム市場パート2

上海ゴムは、昨日15時ごろに1万1810元まで上昇しましたが、本日9時半ごろに1万1610元まで下落し、15時半時点で1万1670元です。上海ゴムは、4営業日連続で1万1600~1万1800元附近で小動きを続けております。

上海総合株価指数は、昨年2月に3587ポイントの高値を記録しましたが、先週4日に時2440ポイントまで下落し、4年2カ月ぶりの安値を記録しました。上海総合株価指数が6カ月間で32%も下落した原因は、中国経済成長の鈍化と米中貿易摩擦の高まりが原因です。上海総合株価指数が先週4日に4年2カ月ぶりの安値を記録しましたが、その日の夕方に中国の李克強首相が預金準備率の引き下げや減税、手数料削減を行う考えを示し、景気減速を受けて一段の措置を取る姿勢を表明しました。それを受けて、その後の上海総合株価指数が上昇基調に転じております。上海総合株価指数が先週末に4年2カ月ぶりの安値を記録した直後ですから、しばらくは中国関連銘柄に対する強気な見方も一考かもしれません。

本日のタイ・バンコクのTSR20現物価格がキロ当たり44.6バーツ(約151円)となっており、現在の東京ゴムTSR20の当限価格と同水準です。一方、本日のタイ・バンコクのRSS3現物価格がキロ当たり50.05バーツ(約169.2円)となっており、キロ当たりの輸入諸経費を8円で計算すると、輸入採算価格が約177.2円となります。それに対して東京ゴムの当限と先限が6円ほど割高となっております。天然ゴムの上昇基調中は、東京ゴムRSS3が輸入採算価格を10~15円ほど上回ることも珍しくないので、それほど割高ということでもなさそうです。