1月30日

天然ゴム市場

 東京ゴムRSS3におけるファンドポジションは、2カ月前は「9599枚の売り越し」でしたが、1月22日から買い越しに転じ、昨日時点で「4229枚の買い越し」となりました。それにより、昨日までの5営業日でファンドが4千枚ほど買い進んだ計算となります。今後もファンドの買い進みに注意が必要となりそうです。

 東京ゴムRSS3における当業者ポジションは、2カ月前は「4080枚の買い越し」でしたが、昨日時点で「2546枚の売り越し」といなっております。当業者が買い越しポジションとなることが極めて稀であり、ここにきて売り越しポジションに転じた事で、ようやく通常のヘッジャーとしてのポジションを形成し始めたようです。

 東京ゴムRSS3における投資家ポジションは、2カ月前は「5165枚の買い越し」でしたが、昨日時点で1812枚の売り越し」となっております。しかも、昨日までの5営業日で「2321枚の買い越し」から「1812枚の売り越し」にまで急変しました。それにより投資家ポジションは、175円~185円付近で大量に新規売りしたことになります。こうなると、185円附近を上回れば、投資家の手仕舞いの買い戻しを大量に発生させる可能性が高まります。
東京ゴムRSS3におけるファンドや当業者のポジション