3月22日

白金市場

サイクロンが南アフリカに隣接するモザンビークやジンバブエを直撃し、甚大な被害が報告されております。モザンビークのニュシ大統領は18日、10万人が危険にさらされており、サイクロン「イーデイ」による同国内の死者が1000人を超す恐れもあることを明らかにしました。ニュシ大統領は、「河川の堤防が決壊して村を全滅させ、集落を孤立させている。上空からは、遺体が浮いているのが見えた。」と述べました。一方、ジンバブエのムナンガグワ大統領は、被災地に非常事態を宣言しました。

勢力の強いサイクロンが南アフリカに隣接するモザンビークやジンバブエを直撃したことを受けて、南アフリカやジンバブエの白金生産への影響が懸念されます。また、南アフリカ国営電力会社であるエスコムの石炭供給への影響も懸念されております。