4月17日

金市場

 東京金は、4日連続で下落し、昨日の夜間取引での安値(4578円)が月初の安値(4568円)まであと10円に迫る場面もありました。一方、昨夜のNY金が1272ドルまで下落し、1月24日の安値(1278ドル)や3月7日の安値(1281ドル)を少し割り込み、テクニカルが悪化しました。

米10年債利回りは、3月31日に2.34%まで下落しましたが、その後は上昇基調を続けており、現時点で2.6%まで上昇しております。こうした米長期金利の上昇基調が、「ドル買い&金売り」の要因の一つとなっております。また、S&P500種株価指数が4カ月前から上昇基調を続けており、そうした「米国株高を中心としたリスクオンの流れ」も金相場を圧迫し続けております。

 シカゴVIX指数は、NYダウが年初来安値を記録した昨年12月24日に36.1ポイントまで上昇しましたが、その後は下落基調を続けており、昨夜の米国市場で一時11.85ポイントまで下落し、6カ月半ぶりの低水準を記録しました。同指数は、投資家心理の変化を示すとされております。昨夜の同指数が6カ月半ぶりの水準まで低下しているということは、それだけリスクオンの流れが強まっているということです。しかし、同指数が10ポイント台まで低下したことは、過去1年間で2営業日しかなかったので、同指数の低下もそろそろ限界かもしれません。

昨夜のS&P500種株価指数は一時2916ポイントまで上昇し、昨年9月21日に記録した史上最高値(2940ポイント)まであと24ポイント(0.8%)に迫りました。しかし、史上最高値を更新することになれば、これまで4か月間の上昇トレンドに対する達成感が急速に高まり、手じまい売りが本格化することも考えられます。



NY金の日足
東京金の日足
VIX

 

 

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