9月11日

トウモロコシ市場パート2

新華社通信は先ほど、「中国政府は米国製品に対する関税免除対象拡大を検討しており、米国製品の関税免除リストを公表し、関税免除は17日から適応される。報復関税適応製品は関税免除に適応されない。関税免除対象は、食品や潤滑油などが含まれる。」と伝えております。

中国政府系新聞である環球時報の編集長は本日、「中国は、貿易戦争の悪影響緩和に向けた措置を導入する見通しだ。この措置は米中両国の一部企業に恩恵をもたらす。」とのコメントを投稿しております。

香港紙のサウスチャイナ・モーニング・ポストは昨日、「中国は米中貿易協議を優位に進めるために、米国産の農産物輸入を増やす見通しだ。」との関係者からのコメントを伝えております。

ワシントンで10月上旬に開催される閣僚級の米中通商協議を優位に進めるために、中国政府が米国産農産物の輸入拡大を行う可能性が高まってきました。それに反応して本日の東京トウモロコシが15:10時点で410円高です。これによりトウモロコシ市場や大豆市場が底打ちしとなった可能性も出てきました。