10月23日

トウモロコシ市場パート2

トウモロコシの2016年時点での輸出国割合は、米国が38%、ブラジル&アルゼンチンが32%です。一方、大豆の輸出国割合は、米国が43%、ブラジル&アルゼンチンが45%です。北半球の米国が収穫期を迎えている反面、南半球のブラジルやアルゼンチンが作付け時期を迎えております。それにより、南米の穀物の作付面積がこれから注目されることになります。

ブラジル農業調査会社のアグルーラルは10月7日、2019~2020年度の現時点での大豆の作付け進捗率が3.1%となり、干ばつの影響で前年同期の9.5%を大幅に下回っていることを報告しており、「6年ぶりの作付け遅れ」と指摘しております。ルーラル・クライマの気象学者は、「パラナ州は最も乾燥している。州内ではすでに作付けをやり直したところもある。」と指摘しております。ブラジル大豆戦略委員会は、「早い段階で作付けした農家がほぼやり直すことになるだろう。」と指摘しております。更に、リフィニティブは、「パラナ州の一部は過去15日間で最も強い干ばつに見舞われている。」と指摘しております。

北半球である米穀倉地帯が春先の長雨と洪水により大豆やトウモロコシの作付け遅れとなりました。今度は、南半球であるブラジルが干ばつによる作付け遅れとなってきました。しかも、現在の米穀倉地帯北部で深刻な低温警戒が続いている反面、ブラジルでは深刻なホット&ドライが続いております。しばらくは、南米の天候プレミアムが高まり、シカゴコーンやシカゴ大豆が堅調地合いを続けることも考えられます。