10月29日

トウモロコシ市場

 米農務省が昨夜発表した週間作柄・育成進展状況は、10月27日時点での米国産トウモロコシの優と良の占める割合は、前週比2ポイント上昇の58ポイントとなり、昨年同日の68%を下回りました。成熟は、前週比7%上昇の99%となりました。収穫率は、先週比11%上昇の41%となり、過去5年平均の61%を下回りました。ミネソタ州の収穫率は22%となり、過去5年平均の56%を大きく下回りました。

米国産大豆の収穫率は、前週比16%上昇の62%となり、過去5年平均の78%を下回りました。ミネソタ州の収穫率は62%となり、過去5年平均の99%を大きく下回りました。 

低温警戒が続いている米穀倉地帯北部での収穫遅れが気になります。ACCUによるミネソタ州の最低気温は、29~30日がマイナス6℃、31日がマイナス3℃であり、寒波が到来しております。そして、来週7~11日の最低気温がマイナス5~6℃の予報であり、再び寒波が到来する見通しです。しかも、11月14日、15日、17日、19日が降雪予報となっております。

ACCUによるサウスダコタの最低気温予報は、29~30日がマイナス9℃であり、11月3日にマイナス1℃まで上昇するものの、11月6~10日は再びマイナス6~7℃にまで低下します。

ミネソタ州は全米トウモロコシ生産第4位であり、アイオア州は全米トウモロコシ生産第1位です。そして、ミネソタ州とアイオア州は隣接しております。米農務省は10月16日、「ミネソタ州とサウスダコタ州で雪が降ったことを受けて、それら2州のトウモロコシと大豆の収穫面積に関する追加情報をまとめる。」と発表しておりました。その後も米穀倉地帯北部での低温警戒が続いたので、米農務省から来週8日に発表される「10月の需給報告」では、収穫面積見通しの下方修正は避けられないのかもしれません。また、来月中旬の米中首脳会談で「米中通商協議の部分合意」が調印されれば、中国が米国産農産物の購入拡大に動く可能性も高まります。