10月31日

天然ゴム市場パート2

タイの内閣は10月15日、ゴム生産者に対する第1期の所得保証補助金240億バーツ(約874億円)の予算を承認しました。この所得補償助成金は、140万人の天然ゴム農家が来年3月までの6か月間安定した収入を確保することを目指す為に利用されます。この政府の補助金制度は、プレミアムグレードのゴムシートの価格を1キロあたり60バーツ、ラテックス1キロあたり57バーツ、カップ塊1キロあたり23バーツを保証するためのものです。

昨日時点でのタイ・バンコクのRSS3(シートゴム)はキロ当たり44.35バーツですので、天然ゴム納会は今回決定した所得保証補助金を受け取ることが出来ます。現在のRSS3の産地現物価格が3割ほど上昇しても、生産農家は所得保証補助金を受け取ることが出来るほどです。今回決定した879億円規模の所得保証補助金の決定により、タイの天然ゴム生産農家が無理して安売りすることは無くなりそうです。

タイ政府は昨年11月、180億バーツ(当時で約615億円)の所得保証補助金を決定しました。それにより、昨年11月21日時点で151円まで下落していた東京ゴムRSS3は、3か月後には209.5円まで58.5円幅も大幅上昇したという経緯があります。しかも。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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 東京ゴムの日足2

 

 

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