3月25日

原油市場

 昨夜のNYダウは、米議会で新型コロナウイルス対策法案の可決が近いことが伝えられたことに反応して急伸し、2112ドル高(11.37%高)の2万704ドルまで高騰して取引を終え、1933年以来最大となる上昇率を記録しました。昨夜の米国市場では、NYダウとS&P500種株価指数とナスダック総合株価指数の先物がそれぞれ値幅制限いっぱいまで上昇しました。本日のNYダウ先物は、9:45時点で190ドル安です。

 G7は昨夜、「世界的な経済の安定を促進する国際的な取り組みへの支持を産油国に要請する。」との声明を発表し、世界市場の安定化に向けた協力を産油国に呼び掛けました。G7が原油価格安定を呼びかけたことは、かなり異例な事です。今月6日に開催されたOPECプラスによる産油国会合で減産協議が決裂したことで原油価格が暴落し、それが株式市場の下落要因の1つとなっただけに、世界的な株価を回復させるためにも「原油価格の安定化」が必要なようです。

 ここにきて米国政府がサウジアラビアやロシアなどに原油価格の安定化を呼び掛けており、それにG7まで原油価格の安定化を呼び掛けてきたことにより、OPECプラスによる協調減産が復活する可能性も高まってきました。