松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

2014年10月

セミナー「ウルフ対虎」のご紹介です。

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ウルフ×虎!!株×商品のトークバトル  



【東京】本会場  



日時:2014/11/18(火)18:30  



講師:村田美夏氏、松永英嗣  



場所:秋葉原UDXギャラリー Type S  


【大阪】※大阪会場はLIVE中継となります。  



場所:ハービスPLAZA 5F 特設会場  


【札幌】※札幌会場はLIVE中継となります。  



場所:サンワードガレリア特設会場



金市場分析パート2

 NY金の電子取引は、今朝から1200~1203ドル付近で推移していたが、13:30頃から急落し、14:50頃に1185ドル付近まで下落しました。日銀が追加緩和策決定を発表したことにより、日経225先物が400円高付近から700円高付近まで急騰し、NYダウの電子取引も1万7125ドル付近から160ドルほど急騰しました。ドル円も1ドル=109円30銭付近から111円付近まで急騰しました。

 ここで注目は、株式市場やドル円が大きく上昇したものの、ユーロドルの下落が小幅であることです。最近のNY金は、NYダウの値動きによる影響が少なく、ユーロドルの値動きに大きな影響を受ける傾向があります。ユーロドルが小幅下落に留まったが、それに反してNY金の電子取引の下げ幅が大きくなったことが気になります。

 NY金の昨年6月や12月の安値が1185ドル付近であり、今月6日の安値が1183ドル付近であることから、NY金の電子取引が先ほど1185ドル付近まで下落したことで、テクニカル的な下値抵抗が強まることも予想されます。また、日銀が大方の予想外のタイミングで追加緩和策決定を発表したことにより、更なる円安進行も考えられます。そうしたことから、ここから東京金の強気な見方に注目することも一考ではないでしょうか。


東京金の日足
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情報提供 : (株)インベステック
※本画面に掲載されている情報の著作権は、インベステック及び各情報提供会社に帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、インベステック及び各情報提供会社は一切の責任を負いません。

日銀が追加緩和策を決定パート2

 日銀が追加緩和策を13:43頃に発表し、ドル円が1ドル=109円30銭付近から14:20時点で110円68銭付近まで上昇しました。予想外のタイミングでの追加緩和策決定の発表により、ドル円と日本株が大きく反応しました。12:20時点で東京金14円高、東京白金3円安、東京ガソリン240円高、東京ゴム0.5円高、東京とうもろこし100円高です。この30分間で、東京金が30円、東京ガソリンが600円ほど急伸しました。日銀から予想外のタイミングでの追加緩和策の決定が発表されたことから、今夜の米国市場で更に円安が進む可能性もあります。しかも国内市場が明日から3連休となることから、更なる円安進行に注意するところかもしれません。


ドル円オの5分足
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情報提供 : (株)インベステック
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日銀が追加緩和策を決定

 日銀は、追加緩和策の決定を発表しました。長期国債の購入規模を年30兆円増額し、計80兆円としました。この発表が13:43頃にあり、ドル円が10分間で1ドル=109円30銭付近から110円25銭付近まで急騰し、今月1日に記録した110円11銭の上値を更新しました。日経225先物も、日銀発表を受けて10分ほどで400円高付近から600円高付近まで急騰しました。14:03時点でドル円は1ドル=110円30銭付近で推移。これにより国内商品先物市場もかなり上昇しました。日銀からの追加緩和策の発表は、大方の予想外のことであることから、今夜の米国市場でも更なる円安が進む可能性があります。

ゴム市場パート2「生産国農家が収穫作業を放棄」

 東京ゴムは、今月3日に173.8円の安値を記録し、その後は上昇を続けているものの、ドル円が6日から15日にかけて5円ほど円高に進み、その後2週間で4円ほど円安に進んだことで、東京ゴムの月初からの上昇スピードに多少のばらつきがあるようです。しかし、上海ゴムやシンガポールゴムが月初より安定した上昇を続けており、産地現物価格も安定した上昇を続けております。特に産地現物価格であるタイの11~12月積みFOBオファー価格は、今月3日に5年ぶりの安値となる148セントを記録したものの、その翌日から上昇を続けており、今月3日以降で下落に転じた日は1日もないほど安定した上昇基調を続けていることは注目でしょう。これほどまでに産地現物価格が安定した上昇を続けている理由は、生産国での安値非売運動の広がりだけではなく、タイやインドネシアやマレーシアの政府が、天然ゴム農家への支援策を決定したことにより、生産者の売りしぶりが出始めていることも原因となっております。また、天然ゴム価格が生産コストを大きく割り込んだことで、収穫作業(タッピング)を放棄する生産者が増えてきたことも、産地現物価格の上昇に繋がっているようです。

本日のタイゴム協会のホームページでは、天然ゴム価格が生産コストを大きく割り込んだことで、収穫作業(タッピング)を放棄した生産農家が増え、いくつかの契約ゴム貨物が遅れている記事が記載されております。インドネシアのメダンや北スマトラ州のトレーダーからは、収穫作業を放棄する生産農家が増えてきたために、集荷不足に陥っていることが報告されております。また、ジャカルタのトレーダーからは、集荷不足は、メダンだけではなく、パレンバン、パダン、パンジャン、ジャカルタにまで拡大していることも報告されております。インドネシアは、タイと並ぶ世界最大の天然ゴム生産国です。天然ゴム価格が生産コストとされる水準を2割近くも割り込んだことで、収穫作業を放棄した生産農家が増えてきたことから、この水準が天然ゴムの下値の限界点となるのかもしれません。

商品相場では、生産コストを割り込むこともありますが、生産コストを大きく割り込み、生産を放棄する生産者が増加すれば、そうした水準が底値となる傾向があります。その反対に、青天井のような上昇を続けても、いずれ消費者が買い控えるほどの水準に達すれば、天井となる傾向もあります。物の値段では、上げ過ぎれば消費者の消費意欲の限界点があり、下げ過ぎれば生産者の生産意欲の限界点があり、そうした消費意欲と生産意欲の限界点が商品相場の天井や底を形成するのではないでしょうか。インドネシアで収穫を放棄するゴム生産者が増えてきたことは、3年半も下落を続けた天然ゴム相場の下落トレンドの終焉を示しているのではないでしょうか。


東京ゴムの日足
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シンガポールゴムの日足
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上海ゴムの日足
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ゴム市場

 東京ゴムは、今月3日に173.8円の安値を付け、昨日204.9円まで上昇したことから、この1ヶ月で安値から31.1円上昇しました。東京ゴムが30円ほどの上昇となれば、かなり大きく上昇したように感じる投資家もおられるのかもしれません。しかし、過去の値動きを振り返ると、それほど大きな上昇とは感じられないようです。東京ゴムの1日の売買高は1~2万枚程度ですが、上海ゴムの売買高は多い時には80~100万枚にまで達しており、いまや世界の天然ゴム市場の中心的市場へと成長しました。また、ドル円がこの2ヶ月間で102円付近から8円ほど円安に進んだことから、世界のゴム市場価格の変化を見る上では、ドル円変動の影響がない分だけ上海ゴム市場のチャートが適しているのかもしれません。

 上海ゴム(当月限)は、先月25日に1万405元の安値を記録し、2008年のリーマンショック後に記録した安値(9565元)に迫る水準まで下落しました。2008年12月当時の東京ゴムが99.8円まで下落しており、当時のドル円が1ドル=90円付近でした。そして上海ゴム(当月限)は、2011年2月に4万2900元の高値を記録し、その後4年間も長期下落トレンドを続け、現在は1万1585元付近で推移しております。上海ゴム(当月限)は、過去10年間で1万元付近まで下落したことがこれで3度目となります。上海ゴムの月足チャートでは、まだ下落トレンド中に見えます。上海ゴム(当月限)の週足チャートでも、まだ下落トレンド中に見えます。しかし、日足チャートでは、先月下旬から安定した上昇トレンドを続けていることが伺えます。上海ゴムは、10限月制ですが、主に売買される限月は1月限、5月限、9月限だけであり、その中で取引中心限月が4ヶ月ごとに移動します。そうした特殊な上海ゴム市場の環境から、週足チャートや月足チャートなど長期間のチャートでは、東京ゴムのような先限つなぎ足ではなく当月限つなぎ足がよく利用されます。

 上海ゴムの月足チャートでは、2005年と2008年、2014年の安値がトリプルボトムを意識させるだけに、この水準で長期的な上昇トレンドに転換する可能性もあります。また、週足チャートでは、先月末からの上げ幅はまだ僅かに上昇したに過ぎず、大きく上昇したようには感じられません。それだけ、これまでの下落幅が大きかったということです。日足チャートでは、今年8月からの急落に対して、ようやく3分の1戻し程度の反発となっております。相場では、「高値覚え」や「安値覚え」という言葉があります。東京ゴムが今月安値から30円ほど上昇した事で高値警戒感を強めている投資家は、今月安値の「安値覚え」を引きずっているからではないでしょうか。もっと視野を大きく持ち、週足ベースや月足ベースでチャートを見れば、「まだ安値から少ししか上昇していない」と感じられるのではないでしょうか。ボックス圏相場が多い銘柄であれば、「高値覚え」や「安値覚え」のように値ごろ感で逆張り的な相場手法も一考かもしれません。しかし、天然ゴム市場のように、これまで大きなトレンドを続けてきた銘柄に「安値覚えからの割高感」は危険かもしれません。上海ゴムは、3年半前の高値から約3万2500元下落しており、1年半前の高値から約1万6000元下落しており、1ヶ月前の安値から約1100元上昇しただけで高値警戒感を強めることはナンセンスではないでしょうか。上海ゴムは、3年半前の高値から4分の1にまで下落しましたが、天然ゴム市場以外でそれほど大きく下落した銘柄は、米国商品先物市場や国内商品先物市場を見渡しても見つかりません。それだけダイナミックな動きを続けてきた天然ゴム市場には、それなりの見方で対処する必要がありそうです。

上海ゴムの月足
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上海ゴムの週足
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上海ゴムの日足
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金市場

 最近のNY金は、NYダウの値動きの影響が少なく、ドルインデックスやユーロドルの値動きの影響を大きく受ける傾向があります。昨夜のユーロドルは、良好な米GDP発表や前日のFOMC声明を受けて1ユーロ=1.255ドル付近まで下落したが、現在は1.26ドル付近まで戻しております。第3四半期の米GDP速報値は、前月発表値である第2四半期の前期比4.6%に対して3.5%にまで低下したものの、市場予想平均の3.0%を上回ったことでドル買いが進みました。第3四半期GDPが市場予想平均を大きく上回ったものの、それほどドル買いが進まなかった印象を受けます。一方、NYダウは、良好なGDP発表を受けて221ドル高の1万7195ドルとなり、終値ベースとしての最高値である9月18日の1万7265ドルにまであと70ドルに迫りました。

 昨夜のNY金は、一時1195ドル付近まで下落し、現在は1200ドル付近で推移。ユーロドルが昨日夕方からそれほど下落しなかったことを受けて、NY金が小幅下落に留まった模様。NY金は、今月3日と6日に一時的に1200ドルを割り込みましたが、その後上昇に転じ、21日時点で1255ドル付近まで戻しました。そして再び1200ドルを割り込んだことから、値ごろ感が強まってきたように感じられるものの、ドルが強い状況では、今後のNY金の上昇も期待できないのかもしれません。しかし、昨年の6月と12月の安値が1185ドル付近であり、今月6日も1183ドル付近が安値となったことから、現在のNY金が更に下落すれば、テクニカル的な下値抵抗が強まることも考えられます。ユーロドルも今月3日の安値を記録して以降は安値更新が出来ておらず、NYダウも9月中旬に高値を記録して以降は高値更新が出来ていないことから、そろそろNY金に注目することも一考かもしれません。ただ、NY金の昨年6月や12月の安値が1185ドル付近であり、今月6日の安値が1183ドル付近であることから、その付近までNY金が再度下落すれば、東京金に対して強気な見方も一考ではないでしょうか。


NY金の週足
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NY金の日足
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ゴム市場パート2「なぜゴム価格が9月に大きく下落したのか?」

 東京ゴムは、9月上旬から下旬にかけて200円付近から175円付近まで大きく下落しました。その間にドル円が1ドル=102円付近から6円ほど円安に大きく進んだことで、産地価格ほどの下落とはなりませんでした。シンガポールゴム・RSS3号は、9月上旬から下旬にかけて180セント付近から30セントほど暴落しました。産地価格が9月に大幅下落となり、生産コストとされる水準を2割ほど下回る値段を記録した原因は、中国や日本の天然ゴム輸入業者による産地での買い控えが響きました。7月頃からの緩やかな天然ゴム価格の下落トレンドを受けて、中国や日本の天然ゴム輸入業者に先安感が高まったことを受けて、現地での買い付けを極端に減少させたようです。

 タイでは、5月の軍事政権樹立で治安が安定するまで何カ月も続いた政情不安により、輸出全体が低迷を続けておりました。しかし、タイ商務省が28日に発表した9月の輸出量は、前年比3.19%増となり、久しぶりに増加に転じました。その発表でタイ商務省は、特に天然ゴムの輸出が大幅減少したが、それでも輸出全体が増加することが出来たと説明しております。タイ商務省は、タイの9月の天然ゴム輸出は、前年比27.8%減少と発表しております。中国や日本の天然ゴム輸入業者が、9月になって極端なほど現地での買い付けを減少させたことで、産地価格がコスト水準を2割も下回る原因となったようです。下記のコメントは、今月2日に製作した過去記事です。参考にどうぞ。


10月2日

ゴム市場「国内在庫が激減」
本日発表された全国生ゴム営業倉庫在庫は、前句比(1句は10日間)697トン減の1万4251トンです。この1ヶ月間では、入庫合計が1387トンに対し、出庫合計が6172トンとなり、入庫量が激減しました。こうした傾向は、今週発表された東京商品取引所の生ゴム指定倉庫在庫でも同じ傾向が示され、1ヶ月間での入庫量が179トン、出庫量が2777トンでした。全国生ゴム営業倉庫在庫は、この4ヶ月間で8000トンほど減少しており、この減少ペースが続くと、半年後に在庫が無くなる計算です。また、東京商品取引所の生ゴム指定倉庫在庫も、このままの減少ペースが続けば、4ヵ月後に在庫がなくなる計算です。今週発表された2つの国内在庫発表を見ても、極端なほどに入庫が減少しております。天然ゴムの下落が続いたことで先安感が高まり、輸入業者が産地での買い付けを極端に減らしていることが原因となっているようです。こうした傾向は中国市場でも顕著となり、中国最大の天然ゴム在庫となる青島天然ゴム在庫は、昨年に過去最高となる36万トンを記録したが、今では15万トン程度にまで激減しました。このように先安感から中国や日本の輸入業者が極端なほど産地での買い付けを手控えているようですが、そのことが産地天然ゴムを更に下落させる要因となってきました。しかし、産地現物価格が上昇に転じることになれば、これまで手控えてきた日中の輸入業者の買い付けが活発化することが予想されます。タイ政府が昨日夕方に今後10年間の減産計画を発表し、先月後半には天然ゴムを購入するための融資額300億バーツ(農家からの買取りに150億バーツ、ゴムの加工に150億バーツ)を承認しており、あとは、何かのきっかけ次第で産地価格が上昇に転じる可能性もあるだけに、東京ゴムの上昇に対して注目するところではないでしょうか。


上記の記事は、今月2日に製作した過去記事です。


日本の9月の全国生ゴム営業倉庫在庫は、入庫合計が1387トンに対し、出庫合計が6172トンとなり、出庫ペースが前月からほとんど変化しなかったものの、入庫ペースが激減しております。東京商品取引所の生ゴム指定倉庫在庫でも同じ傾向が示され、1ヶ月間での入庫量が179トン、出庫量が2777トンでした。このように日本の天然ゴム輸入業者も、先安感の高まりから産地での買い付けを極端に減少させたようです。全国生ゴム営業倉庫在庫は、この4ヶ月間で8000トンほど大幅に減少しておりますが、その間の国内需要は、ほとんど変化しませんでした。特に注目は、中国の青島天然ゴム在庫が、昨年の36万トンから、今では15万トン程度にまで激減したことでしょう。その間の中国天然ゴム消費が安定していたことから、中国の天然ゴム輸入業者がどれだけ産地での買い付けを減少させたかが伺えます。

 しかし、今月になって大半の生産国は、インドネシアが提示した「キロ=150セントの最低販売価格設定案」に賛同しました。そして、タイとインドネシアとマレーシアの政府が、共に天然ゴム農家に対する支援策を発表しました。更に、タイ政府が「2ヶ月以内に生産コストとされる60バーツにまで現物価格を引き上げる」という政府方針を発表し、ゴム農家への支援策として580億バーツ(約1915億円)の支援策を承認しました。また、マレーシアが生産コストを下回る値段で天然ゴムを販売しないことを約束したことも伝わっております。こうした産地状況の急変により、これまで産地での買い付けを極端に減少させ続けてきた中国や日本の天然ゴム輸入業者は、ここに来て慌てて産地での買い付けを進めようとしている模様。しかし、タイとインドネシアとマレーシアの天然ゴム農家は、各政府が天然ゴム農家への支援策を決定していることから、売り渋りを見せているようです。本日12:15時点の東京ゴムは、当月限6円50銭高、先限2円10銭高となり、当月限の上げ幅が目立ちます。これも産地情勢の急変を反映しているのでしょう。


 

みんコモコラムアワード2015
ColumnAward 2015特別賞

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