松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

2014年11月

ゴム市場パート2

 ブレント原油が今月上旬の86ドル付近から本日の71ドル付近まで15ドルも下落しました。また、NY原油の電子取引が今月上旬の81ドル付近から本日の68ドル付近まで13ドルほど下落しました。それでもシンガポールゴムは、月初から小動きを続けております。原油価格が下落すれば、石油から精製される合成ゴム価格が下落することから、その影響で天然ゴムも連れ安となる傾向が以前からありました。しかし、原油価格が月初から暴落しているが、それでも小動きを続ける産地価格の底堅さは注目でしょう。そして、ブレント原油とNY原油が昨日15時半比で5ドルほど下落しているが、それでも本日の東京ゴムの日中取引と上海ゴムがプラスサイドで取引を終えております。上海ゴムに関しては、昨日も上昇しているほどです。原油の暴落でも下落しない天然ゴム市場の地合いが強まってきたようです。

現在のシンガポールゴムRSS3号は157セントです。そして現在のタイの12~1月積みRSS3号FOBオファー価格は159セントです。先月上旬よりインドネシアが提示した「キロ=150セント以下での安値非売案」に生産国の大半が同意していることから、産地価格が150セント以下に下がる可能性は低いようです。そして、すでにシンガポールゴムRSS3号が157セントまで下落していることから、産地価格の下値余地はほとんどないという考え方が必要かもしれません。そうした産地価格の底堅さが、原油の暴落でも天然ゴムがほとんど下がらない理由ではないでしょうか。


シンガポールゴムの日足
シンガポールゴム日足

東京ゴムの日足
東京ゴム日足

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東京ガソリン

 今週の東京ガソリンは、25日に7万5000円の高値をつけましたが、翌日からの3日続落により本日6万8480円の年初来安値を記録し、今週の高値と安値との差が6520円となりました。一方、今週のブレント原油では、高値が24日の80.8ドル付近となり、安値が本日16時ごろの71.2ドル付近となることから、高値と安値との差が9.5ドルほどになります。ブレント原油は、この5ヶ月間で115ドル付近から71ドル付近まで44ドルも下落したことになり、なんとも凄まじい大暴落劇です。

本日のブレント原油は、今朝から72.4ドル付近で小動きを続けていたが、14時ごろから下落し、15時半ごろに4年ぶりの安値となる71.14ドルを記録し、現在が71.8ドル付近で推移。昨日の米国市場が感謝祭により休場となっていただけに、本日の米国市場での動向が注目されます。テクニカル的にブレント原油のこの水準は、2010年の1月や5月の安値に近いことから、テクニカル的な下値抵抗が高まることも予想されます。また、NY原油の電子取引の水準も2010年の安値水準であることから、下値抵抗が強まるものと思われます。OPECが減産を見送ったことで原油市場が暴落し、原油市場に対してかなり悲壮感が漂うようなコメントも急増してきたように感じられます。しかし、その分、原油価格も大きく下落していることから、そろそろ弱材料も織り込み済みかもしれません。「下げ相場は警戒・悲観・失望・絶望の心理過程を経て底を打つ]という相場格言もある事から、現在の悲壮感が漂うような原油市場は、買い場との認識も必要かもしれません。


東京ガソリンの30分足
東京ガソリン30分足

ブレント原油の月足
ブレント原油月足

NY原油の月足
NY

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ゴム市場

 上海ゴムは、小幅安で寄り付き、現在は40元高付近で推移しており、この2日間での上げ幅は160元(キロあたり約3円高)です。一方、東京ゴムは、昨日の日中取引で2.3円安となり、現在が0.3円安ですから、2日間で2.6円下落しました。この2日間で上海ゴムがキロあたり3円ほど上昇し、東京ゴムが2.6円ほど下落するなど、両ゴム市場の温度差が大きいようです。

 現在の上海非鉄金属市場は、上海銅1.3%安、上海亜鉛0.6%安、上海鉛0.2%安となり、非鉄金属銘柄が全面安となっております。それでも上海ゴムだけが上昇しているのが印象的です。上海ゴムは、4ヶ月に1度の取引中心限月の移動を終えた直後なだけに、内部要因が一変したことで急速に地合いが強まっているのかもしれません。上海ゴムは、先週末21日に1日の出来高が140万枚に達しており、記録的な大商いとなりました。その後の上海ゴムがやや上昇に転じていることからも、安値での記録的な大商いにより地合いが変化したと見るべきかもしれません。上海ゴムが2日連続で上昇しているが、それでも2日連続で下落している東京ゴムに注目するなら、市場規模の違いからも、ここは東京ゴムの買い場となるのかもしれません。


東京ゴムの日足
東京ゴム

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原油市場パート2

今月6~7日に開催された産油国会議以降、サウジアラビアが一貫して減産に反対の立場を続け、昨夜のOPEC総会では、減産が見送られることとなりました。そしてOPEC生産枠順守に対しても合意されませんでした。サウジアラビアが減産に反対の立場を示し続けたことは、産油国としては、米国のシェールオイルブームを考えれば当然のことかもしれません。米国のシェールオイル生産は、2007年時点で日量30万バレル程度でしたが、今では日量350万バレル程度にまで急増し、米国石油生産の4割に達しております。ここでOPECが減産すれば、原油価格は上昇するが、それにより更に米国のシェールオイルブームが広がることを警戒してサウジアラビアが減産に反対の立場をとったのかもしれません。すなわち、「OPECの減産→原油価格上昇→米国のシェールオイル生産増加→原油価格下落→OPECが再び減産→原油価格上昇→米国のシェールオイル生産増加」ということを繰り返さないためにあえてサウジアラビアが減産に反対したのではないでしょうか。これまでのシェールガス~シェールオイルのブームの移り変わりを考えると、産油国として当然の選択をしたのかもしれません。

 米国のシェールブームの始まりは、2000年前半になり天然ガス価格が上昇し、水圧破砕や水平坑井といった技術が確立したことでシェールガス生産がより高い収益をあげるようになった事で、米国のシェールガスブームが始まりました。当初のシェールガス生産コストが4ドル程度でしたが、NY天然ガスが2003年に5ドル付近から12ドル付近まで暴騰、2005年に6ドル付近から15ドル付近まで暴騰、2008年に5ドル付近から13ドル付近まで暴騰しました。特に2003年、2005年、2008年の天然ガス相場の大暴騰により、米国のシェールガスブームが本格化しました。しかし、2009年にNY天然ガスが2.4ドル付近まで暴落し、シェールガスの生産コストを割り込みました。これは、シェールガスの生産が増えすぎたことで、天然ガス相場を暴落させました。まるで今の原油市場のようです。シェールガスの生産コストは、掘削技術の革新やシェールガス田の増加により4.2ドル付近から3ドル付近まで低下しました。そして現在のNY天然ガスが4ドル付近で推移しております。

2009年ごろから天然ガス価格が低迷を続けたが、その反対に2009年ごろから原油価格が高騰を続けたことによりシェールオイルの生産コストを原油価格が大きく上回りました。それを受けて米国のシェールガス生産をやめて、シェールオイル生産に切り替える企業が増加し、米国のシェールオイルブームが訪れました。それによりシェールオイル生産が2007年時点での日量約30万バレルから現在では日量約350万バレルにまで増加しました。かつてのシェールガスブームが天然ガス相場を大きく下落させることとなったように、今度は、シェールオイルブームが原油価格を大きく下落させることになりました。著名投資家であるジョージ・ソロスの名言で「相場は、ブームとバーストを繰り返す」という名言がありますが、米国のシェールガスとシェールオイルのブームもまさに「ブームとバーストを繰り返す」といったところでしょうか。そして、今ではNY天然ガスが4.2ドル付近で推移しており、シェールガスの生産コストとされている3ドルをかなり上回っております。その反対にシェールオイルの生産コストとされている75ドルを原油価格が下回っている状態となりました。それにより、シェールオイル生産からシェールガス生産に切り替える企業が今後増加することも予想されます。まさに「相場は、ブームとバーストを繰り返す」ということかもしれません。そして注目は、2009年にNY天然ガスがシェールガス生産コストとされる3ドルを2ヶ月ほど割り込んだが、その翌月にNY天然ガスが1ヶ月間で2.4ドル付近から5ドル付近まで急騰した経緯もあり、そうしたことを考えると、このあたりが原油の買い場となるのかもしれません。

NY天然ガスの月足
NY天然ガス月足


NY原油の月足
NY原油月足

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原油市場

 OPEC総会で減産が見送られたことを受けて原油市場が急落。NY原油の通常取引は、感謝祭のために休場でしたが、NY原油の電子取引がOPECからの発表を受けて72.3ドル付近から今朝1時ごろに67.77ドルまで下落し、今朝3時に69.07ドルで取引を終えました。そして今朝8時から再開されたNY原油の電子取引でも少し下落し、9時時点では68.6ドル付近で推移。一方、ブレント原油は、OPECからの発表を受けて76.3ドル付近から今朝1時ごろに71.28ドルにまで下落し、今朝3時半に72.89ドルで取引を終えました。なお、NY原油の電子取引は、今朝8時から取引が再開されましたが、ブレント原油は感謝祭によりまだ取引が再開されておりません。9時時点での昨日15時半比では、NY原油の電子取引が4.0ドル安、ブレント原油が3.9ドル安となり、東京ガソリンの外電換算値は、ブレント原油で2570円安、NY原油の電子取引で2710円安です。

 OPEC総会で減産が見送られたことは、「大方の予想通り」ですが、いざ発表されると、マーケットに与える影響も大きかったようです。これまでOPEC総会に向けて減産の意思を表明していたイランですが、イランのザンギャネ石油相は26日、「原油市場に関する同国の立場について、サウジアラビアに近い」と述べたことにより、「イランも減産を諦めた」との見方が広まったことにより前日の原油市場が大きく下落しました。また、サウジアラビアが月初から一貫して減産に反対の姿勢をとり続け、そうした経緯を経て大方の予想が「OPEC総会で減産は見送られる」となっていたようですが、昨夜の原油市場が大きく下落しました。感謝祭によりNY原油の通常取引が休場となっていたことから、ブレント原油市場やNY原油の電子取引に取引が集中したことで原油価格が予想以上に大きく下落したのかもしれません。

 今月6~7日の産油国会議でサウジアラビアが減産に反対の姿勢を表明してから、原油価格が大きく下落しました。ブレント原油は、今月6日の83ドル付近から今朝の安値の71ドル付近まで12ドルほどの下落となりました。NY原油は、今月6日の78ドル付近から今朝の68ドル付近まで10ドルほどの下落となりました。そしてこの5ヶ月間での下落幅は、ブレント原油が115ドル付近から71ドル付近まで44ドルほど、NY原油が107ドル付近から68ドル付近まで39ドルほどです。

 相場格言では、「噂で買って、事実で売れ」という格言もあり、今月6~7日に開催された産油国会議からこれまで「OPEC総会で減産が見送られる」との思惑から原油価格が下落を続けてきました。そして昨夜、OPECから減産を見送る発表があり、「噂で買って、事実で売れ」の相場格言を参考にすれば、ここは、買い場といえるのかもしれません。特に今朝からのOPEC総会の結果に関するコメントの多くが原油市場に対するかなり悲観的なコメントが多いことからも、「下げ相場は警戒・悲観・失望・絶望の心理過程を経て底を打つ」ということかもしれません。

 OPEC総会で減産が見送られたことに対してかなり悲観的な見方も多いようですが、過去10年間でOPECが減産に動いたのは、2006年にブレント原油が50ドル付近まで下落した時と、2008年にブレント原油が36ドル付近まで下がった時だけです。そしてNY原油が米国のシェールオイル生産コストとされている75ドルを大きく割り込んでおります。ここは、「噂で買って、事実で売れ」や「下げ相場は警戒・悲観・失望・絶望の心理過程を経て底を打つ」というようなことを参考にすれば、東京ガソリンに対して強気な見方も一考ではないでしょうか。



ブレント原油の日足
ブレント原油の日足

東京ガソリンの5分足
東京ガソリンの5分足

情報提供 : (株)インベステック
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後場市況1「本日のOPEC総会を見据えて」

昨日の会員専用メールの一部を紹介します

後場市況1「本日のOPEC総会を見据えて」


11月27日 

後場市況1「本日のOPEC総会を見据えて」

 ドル円が今朝から20銭ほど円高に進み、現在は1ドル=117円40銭付近で推移。本日のOPEC総会を意識して今朝からNY原油が80セント、ブレント原油が1ドルほど下落しました。特にブレント原油は、今朝から一時1ドル30セントほど下落する場面もありました。それを受けて東京ガソリンが今朝の寄り付き値(7万3080円)から一時7万1390円まで1690円も下落する場面もあり、現在は7万1730円付近で推移。

 上海ゴムは、1.5%安付近で寄り付いたが、その40分後ぐらいからプラス転換となり、20元高で前場の取引を終えました。ドル円が昨日15時半比で30銭ほど円高ですが、上海ゴムが小幅高であることに対して東京ゴムの下げ幅がやや大きいようです。東京ガソリンが寄り付き後から大きく下落した事や、東京金が寄り付き後から35円ほど下落したことなどの連想売りで東京ゴムも売られた模様。ただ、1日の出来高が140万枚を記録するほどの上海ゴムが上昇していることから、上海ゴムの上昇に逆らっての東京ゴムの下落にも限界があるというところでしょうか。

 これまでOPEC総会に向けて減産の意思を表明していたイランですが、イランのザンギャネ石油相は26日、「原油市場に関する同国の立場について、サウジアラビアに近い」と述べたことが原油市場を圧迫した模様。特にサウジアラビアの石油相が数時間前に原油安対応で減産を支持しない可能性を示唆していただけに、イランも減産をあきらめたのではとの観測が広がったようです。

 本日のOPEC総会に向けて、大方のコンセンサスが「減産はせず、生産枠順守で合意」となってきたように感じられます。OPECが3年前に生産枠を過去最高の日量3000万バレルに引き上げてからの34ヶ月中で30ヶ月が生産枠を生産量が上回っているだけに、「減産はしないが、生産枠順守で合意する」となる可能性が高いと考えるべきかもしれません。

ソシエテ・ジェネラルの石油市場調査責任者は、「OPEC総会で減産も生産枠順守も合意しなければ、ブレント原油が米国のシェールオイル生産に打撃を与える1バレル=70ドルにまで下落する」との見通しを発表しております。現在のブレント原油は、76.5ドル付近で推移しております。今月になってOPEC高官より「70ドルまで下がらなければ、OPECは動かない」という発言が伝えられていることからも、本日のOPEC総会で減産も生産枠順守も合意されなければ「ブレント原油であと6ドル程度の下落」との見方が弱気派の見通しというところでしょうか。

本日のOPEC総会で「減産も生産枠順守も合意できなかった」となり、ブレント原油が2~3ドル下落することとなれば、「たとえ下がってもブレント原油が70ドルまであと3~4ドル程度」というような心の余裕を持って明日の東京ガソリン市場で「押し目買い」を狙ってみることも一考かもしれません。しかし、「減産はしないが、生産枠順守で合意」となれば、ブレント原油の大幅下落をあきらめて明日の東京ガソリン市場で買い場を探すことも一考かもしれません。

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金市場~後場市況2

本日の会員専用メールの一部を紹介します

金市場~後場市況2

 

11月27日

金市場

 ドル円が今朝から30銭ほど円高に進み、NY金の電子取引がこの2時間で10ドルほど急落したことを受けて、東京金も急落し、14時現在の東京金は61円安の4471円付近です。

 NY金の電子取引がこの2時間で10ドルも急落したが、それでもユーロドルがほとんど動いていないことが不思議に感じられます。しかも、NYダウの電子取引も2時間前と同じ水準であり、「NYダウの電子取引やユーロドルがほとんど動かないのに、NY金の電子取引だけが大幅安」となっており、これは日本市場取引時間でNY金の電子取引が下げ過ぎた可能性もあります。特に今夜の米国市場が感謝祭で休場となることから、この時間のNY金の電子取引の取引量も少なくなっていただけに、NY金の電子取引が「閑散過ぎて下げ過ぎた」ということかもしれません。

 

11月27日

後場市況2

 NY金の電子取引は、11時ごろから13時ごろにかけて10ドルほど急落したが、14時ごろから10ドルほど急伸しました。それにより14時ごろに東京金が4470円付近まで下落していたが、4498円まで戻して本日の日中取引を終えております。さすがにユーロドルやNYダウの電子取引がほとんど動いてない状態でNY金の電子取引が10ドルも短時間で急落したことは、無理があったようです。

 ブレント原油やNY原油の電子取引が今朝から1ドルほど急落したが、11時ごろから横ばいを続けております。現在は、ブレント原油が76.5ドル、NY原油の電子取引が72.8ドル付近で推移。その影響を受けて東京ガソリンが前日比2170円安の7万1400円で本日の日中取引を終えました。本日のOPEC総会は、オーストリアのウィーンで開催されます。オーストリアの現在時間が午前8時半ですから、日本との時差が8時間あります。仮にOPEC総会の結果が現地時間15時ごろに伝われば、日本時間では23時ごろに伝わる計算です。そのあたりのブレント原油の値動きに注意が必要かもしれません。

 上海ゴムは、午後から上げ足を速め、120元高(キロ=2.3円高換算)まで急伸して本日の取引を終えました。それに対して東京ゴムの日中取引が2.3円安で取引を終えました。1日の出来高が140万枚を記録するほどの上海ゴムの急伸に逆らって東京ゴムの日中取引が下落したままで取引を終えており、今後の両ゴム市場の綱引きが注目されます。


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