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2016年01月
東京原油は、昨日まで4営業日連続でサーキット・ブレーカーが発動し、2万1000~2万5000円付近での上下動となりました。また、NY原油も4営業日連続で29.6~32.6ドル付近での上下動となりました。NYダウも4営業日連続で1万5900~1万6200ドル付近での上下動となりました。
NY原油が4営業日連続で32ドル台が上値抵抗線となっていることから、今後のマーケットの注目は、「NY原油が32ドル台の上値抵抗線を突破できるか?」というところではないでしょうか。現在のNY原油の電子取引は32.0ドル付近で推移し、昨夜は一時32.8ドル付近まで上昇しました。今朝からのNY原油の電子取引は、小動きで推移しております。一方、NYダウの電子取引は、9時ごろに一時100ドル安付近まで下落したが、現在は30ドル高付近まで上昇しております。
東京原油の日足
NY原油の日足
NYダウの日足
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1月27日
原油市場パート7「生産コストと財政均等価格」
ベネズエラのマドゥロ大統領は1月15日、60日間の緊急事態を宣言しました。それにより同国のデフォルトリスクを取引するクレジット・デフォルト・スワップ市場では、破綻の確率が99%を超えて、同国のデフォルト懸念が高まりました。ベネズエラの原油生産コストは35~50ドル程度とされているものの、同国の財政が均等する原油価格は120ドル程度とされております。原油価格が30ドル付近まで下落すると、同国のデフォルト観測が高まっても不思議ではありません。
主要産油国の原油生産コストと財政が均等する原油価格は、下記の通りです。
(データ元:日経ベリタス) | 原油生産コスト(1バレル当たり) | 財政が均等する原油価格 |
サウジアラビア | 10ドル | 87ドル |
アラブ首長国連邦 | 10ドル | 74ドル |
クウェート | 10ドル | 49ドル |
イラン | 10~20ドル | 107ドル |
イラク | 20ドル | 68ドル |
ロシア | 30ドル | 110ドル |
ナイジェリア | 30~50ドル | 180ドル |
ベネズエラ | 35~50ドル | 120ドル |
メキシコ | 35~50ドル | |
カナダ | 60~90ドル | |
米国 | 40~115ドル | |
上記のデータは、国際通貨基金(IMF)や米エネルギー情報局(EIA)、OPECなどの各種資料より製作したそうです。
上記の表からもわかるように、原油価格が産油国の財政均等水準を大幅に割り込んでいることにより、産油国の財政悪化が顕著となってきました。イラクのアブドルマハディ石油相は1月26日、「サウジアラビアの盟友に一定の柔軟性、ロシアの姿勢に変化がみられた。これは取りまとめるべき問題で、OPEC加盟・非加盟国双方のすべてから、多少はしっかりとした提案が出てくるだろう」と述べました。財政が均等する原油価格は、ロシアで110ドル程度、サウジアラビアで87ドル程度ですから、そろそろOPECとロシアとの協調体制が現実味を帯びてくるのかもしれません。
米国やカナダ以外の産油国の油田は、通常油田(自噴油田)ですから、生産コストが比較的低くなっております。それに対して米国では、原油生産全体の約40%が通常油田、約60%がシェール油田ですから、コストにばらつきがあります。米国のシェール生産は、ホットスポットと呼ばれる条件の良い油田の生産コストで25~45ドル程度とされております。しかし、条件の悪いシェール油田は、80ドルを越えるとされております。カナダは、オイルサンドが中心となることから、コストも高くなります。
通常油田(自噴油田)は、開発に5~10年ほどかかり、開発時に莫大な費用がかかります。しかし、オイルリグが完成すれば、あとは原油が自噴し続け、油田の寿命も10~20年程度と長く、100年を超えるものもあります。それに対してシェール油田は、最短で半月程度で生産開始にまでこぎつけます。しかも開発経費が比較的低価格となります。しかし、油田の寿命は3年程度であり、原油生産が開始されて1年半ほどたつと、初期生産の半分ほどしか生産できません。シェールオイルとは、岩盤に染み込んだ原油であり、大量の水を高圧で岩盤に吹きかけて原油を採掘します。最初に地下深くに縦方向にリグを掘り、その後は水を噴射して原油を採掘しながら横方向にリグを延長し続けます。米国のシェールオイル生産の行方が原油価格の行方を占う上でとても重要となります。
昨年5~6月ごろにWTI原油が60ドル台まで上昇し、それと共に減少基調を続けていたシェール油田のリグ数が一時的に増加に転じました。そうなると「NY原油が60ドルを超えれば、シェール油田の新規開拓が可能」との思惑が広がり、その後の原油価格が下落に転じました。この「NY原油が60ドルを超えれば、シェール油田の新規開拓が可能」ということは、今後の原油価格の動向にとって重要なキーワードとなりそうです。世界の原油需給が供給過剰であれば、NY原油は60ドル台を突破できないと考える必要もありそうです。その反対に、世界の原油需要が需給逼迫となれば、「シェール油田の開発の為に60ドル以上の価格も必要」となりそうです。
下記の表は、各大手銀行等によるWTI原油価格見通しです。
(データ元:日経ベリタス) | 4~6月期 | 7~9月期 | 10~12月期 |
BNPバリバ | 36ドル | 36ドル | 40ドル |
米エネルギー情報局 | 38ドル | 39.7ドル | 40ドル |
バークレイズ | 34ドル | 41ドル | 45ドル |
UBS | 38ドル | 41ドル | 46ドル |
ゴールドマン・サックス | 45ドル | | 50ドル |
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ | 43ドル | 49ドル | 52ドル |
上記の各大手銀行等のWTI原油価格見通しを見ても、今年の10~12月期の価格予想は、高くても50ドル台です。世界の原油生産が1%程度減少すれば、世界の石油需要が供給過剰から需給逼迫となるだけに、WTI原油が60ドル以上となる可能性も無視出来ません。しかし、ここは、大手銀行等の平均的な中長期見通しを参考にするべきかもしれません。エネルギーデリバティブ取引で世界最大の売買高を誇るゴールドマン・サックスの価格見通しは、比較的注目されているようです。
1月27日
原油市場パート5「現在の米石油開発・生産会社の実態」
S&P500種指数構成企業のエネルギーセクターの2015年10~12月期決算では、利益予想が「前期比73%減少」となっております。今回のエネルギーセクターからの四半期決算は、かなり悲惨な内容となりそうです。
調査会社のKLRグループが発表した原油採掘調査によれば、現在の原油価格では、1ドル相当の原油採掘経費をかけて1.1ドル以上の原油を生産できる米石油開発・生産会社は、調査対象47社中で4社だけだそうです。そして、現在の原油価格であれば、1ドル相当の原油採掘経費をかけても平均で0.7ドル相当の原油しか採掘できないという調査結果も発表されております。そして、ハルコン・リソーシズ社は、1ドル相当の原油採掘経費をかけて1.1ドル以上の原油を生産できるものの、EBITDA(減価償却前営業利益)の約10倍もの債務を抱えており、各付け会社のS&PからSD(選択的債務不履行)各付けとされております。このような債務状況の米石油開発・生産会社も多い事から、決算発表が進むにつれて「米原油生産の減少は、時間の問題」という見方が市場のコンセンサスとなりそうです。仮に世界の原油生産が1%ほど減少すれば、世界の原油需給が供給過剰から需給逼迫へと変化する計算です。そうなれば、新たなシェールオイル油田の開発を促進する水準まで原油価格が上昇する必要に迫られます。
1月27日
原油市場パート6
15:02時点で、東京原油2610円高です。東京原油は、4営業日連続でサーキット・ブレーカーが発動したことになります。
東京原油は、昨年5~6月に5万円付近で推移しておりましたが、昨年7月から下落基調に転じ、1月21日に1万8970円まで下落しました。東京原油は、半年間で3万円ほど下落したことにより、玉整理が大幅に進みました。3万円ほどの下落で因果玉が一掃されたことにより、反発に転じてからの上げ足も速くなっており、しばらく上げ足が速い状態は続くのかもしれません。「山高ければ、谷深し」という相場格言もありますが、ここは、「谷深ければ、山高し」といったところでしょうか。
NY原油や東京原油は、先週の安値から20%以上の上昇となり、強気相場入りとなりました。テクニカル分析では、20%以上の上昇を「強気相場入り」とされます。そして、強気相場入りとなれば、「上り坂の悪材料は買い、下り坂の好材料は売り」という相場格言もあるように、弱材料出現で下げたところは「押し目買い」で対応する投資家も増えることから、それほど大きな押し目が形成されない傾向もあります。「押し目待ちに、押し目無し」という相場格言も、そうしたところから生まれたのでしょう。そして強気相場入り直後の対応は、「若い相場は目をつむって買え」という相場格言もあるように、ある程度妥協したところを買う必要もありそうです。
メール情報会員の皆様に昨日配布したコメントの一部をご紹介します。
1月27日
原油市場3「昨日発表されたゴールドマン・サックスの新たな原油価格見通し」
大手投資銀行のゴールドマン・サックスは26日、2016~2018年の原油価格見通しを発表しました。新たな見通しは下記の通りです。
ブレンド原油見通し 2016年 従来見通しの50ドル→45ドル 2017年 従来見通しの65ドル→62ドル 2018年 従来見通しの65ドル→63ドル WTI原油見通し 2016年 従来見通しと同じ45ドル 2017年 従来見通しと同じ60ドル 2018年 従来見通しと同じ60ドル エネルギーデリバティブ取引で世界最大の売買高を誇るゴールドマン・サックスの原油価格見通しを参考にすることも一考ではないでしょうか。 1月27日 原油市場パート4 「マーケットからの重要なシグナル」 今朝6時半頃に発表されたAPI週間石油在庫統計では、原油在庫が330万バレル増予想に対して1140万バレル増となり、近年最大級の増加量となりました。それに対する反応は、NY原油の電子取引で35セント下落、ブレント原油で15セント下落程度の値動きとなっております。原油在庫が300万バレル増予想に対して1140万バレル増発表となれば、通常であれば原油価格が1~2ドルほど急落してもおかしくはありません。しかし、API週間石油在庫統計の発表前とあまり変らない水準で現在の原油価格が推移しており、これはマーケットからの重要なシグナルとなりそうです。 今回の原油の大暴騰の引き金となったのは、先週21日のEIA週間石油在庫統計の発表でしょう。21日のNY原油は、朝から28ドル付近で小動きを続けていたものの、EIA週間石油在庫統計の発表を受けて一気に2ドルほど急騰し、翌22日も急騰して32ドル台にまで上昇しました。先週21日のEIA週間石油在庫統計の発表では、原油在庫が市場予想を上回る増加となったものの、その発表直後から原油価格が急騰しました。予想を上回る在庫増加が発表された直後にNY原油が下落に転じなかったことを受けて、「弱材料でも下落できない水準まで来た」との見方が広がって21日のNY原油が急騰したようです。そうした意味では、今朝APIから発表された原油在庫が記録的な大幅増加となったものの、それでもブレント原油とNY原油の電子取引がほとんど下落していないことから、現在の原油市場は、「弱材料でも下落しないほど急速に地合いが強まっている」と分析する必要もありそうです。こうした違和感を覚えるようなマーケットの動きにこそ、「マーケットからの重要なシグナル」が隠されているのではないでしょうか。
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昨夜のNY原油は、EIA週間石油在庫統計の発表を受けて31.2ドル付近から32.8ドル付近まで上昇したものの、その後は少し軟化し、現在の電子取引は32ドル付近で推移。FOMCによる政策金利発表を受けてNYダウが1時間半で350ドルほど急落したものの、その間にNY原油がほとんど下落しなかったことは注目であり、そうした値動きに地合いの強さを感じました。
EIA週間石油在庫統計は、原油840万バレル増、ガソリン350万バレル増、ディスティレート410万バレル減、クッシング原油77万バレル減となりました。製油所稼働率は1.9%低下の87.4%、全米原油生産は1.4万バレル減の日量922.1万バレルです。昨夜のNY原油は、原油在庫が市場予想平均の2倍ほどの大幅増加となったものの、クッシング原油在庫が12週間ぶりに減少に転じたことを好感して上昇に転じた模様。製油所稼働率が大幅に低下したことにより、原油在庫が大幅増加となりました。
NY原油の受け渡し指定倉庫がオハイオ州クッシング原油倉庫に限定されていることから、クッシング原油在庫の変化がNY原油価格に大きな影響を与えます。米国の主要原油倉庫は、テキサス周辺のメキシコ湾岸に集中しております。内陸部のオハイオ州クッシング原油倉庫からメキシコ湾岸に通じるパイプラインの輸送能力の関係でクッシング原油在庫が大きく変化します。EIAの推定値では、クッシング原油在庫の貯蔵能力は7080万バレルとされております。現在のクッシング原油在庫は6342万バレルであり、前週まで12週間連続で増加を続け、12週間で1107万バレルの増加となりました。それにより、このままのペースでクッシング原油在庫が増加を続けると、あと8週間ほどで貯蔵能力の限界に達するとの見方もこれまでの原油価格の圧迫要因でした。
今回のEIA週間石油在庫統計では、クッシング原油在庫が12週間ぶりに減少に転じたことや、ディスティレート在庫が3週連続で減少したことが好感されました。昨年11~12月の暖冬の影響で暖房用燃料需要が大幅に低下し、昨年11~12月のディスティレート在庫が増加を続け、それも原油価格の圧迫要因となっておりました。しかし、昨年末頃から米国の気温が急低下し、その後も何度か寒波が到来しており、暖房用燃料需要が増加傾向に転じたことで、ディスティレート在庫が3週連続で減少したようです。今回のEIA週間石油在庫統計では、原油在庫の大幅増加に驚かされましたが、製油所稼働率が87.4%まで大幅に低下していることを考えると、仕方がないことでしょう。過去1年間での製油所稼働率は、最高が96.1%、最低が85.5%ですから、現在の製油所稼働率はこの時期としてはかなり低いようです。これから春のドライブシーズンに向けて製油所稼働率が上昇基調となりやすい時期を迎えます。
ベネズエラのマドゥロ大統領は1月15日、60日間の緊急事態を宣言しました。それにより同国のデフォルトリスクを取引するクレジット・デフォルト・スワップ市場では、破綻の確率が99%を超えて、同国のデフォルト懸念が高まりました。ベネズエラの原油生産コストは35~50ドル程度とされているものの、同国の財政が均等する原油価格は120ドル程度とされております。原油価格が30ドル付近まで下落すると、同国のデフォルト観測が高まっても不思議ではありません。
主要産油国の原油生産コストと財政が均等する原油価格は、下記の通りです。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
松永英嗣が教える はじめての商品先物取引(東京)
日時:2016/2/17(水)19:00~
講師:松永英嗣
場所:サンワード貿易 本社7階セミナールーム
最近、株式や為替などの投資を始める方が多い中、
商品先物取引はまだまだ知名度が低い取引です。
「商品先物取引ってなに?」
「リスク管理が難しそうでなかなか手が出せない…。」
といった声もよく聞かれます。
今回、弊社アナリストの松永英嗣が皆様の疑問や不安を
解消するために、少人数制でセミナーを開催します!
ロイターや時事通信にも情報を提供する
弊社アナリスト松永が手掛けていたブログ「北浜の虎」は、
その情報発信の量と質が他のブログを圧倒しており、
同業者からも一目置かれていました。
現在はブログ名を「北浜の虎」から「松永総研」に改名をして、
日々の相場動向について独自に調査・分析を行い、
ブログ更新を続けています。
そして今回、「みんなのコモディティ」の優秀コラムニストにおくられる
「みんコモ・コラムアワード2015特別賞」に選ばれました。
そんな松永が商品先物取引の基本的な仕組みから
テクニカル分析の仕方、情報収集方法など、
あらゆる方面から商品先物取引を解説します!
投資が未経験の方、商品先物取引に興味のある方、
皆様のご参加をお待ちしております!!
サンワード貿易(株)のアナリスト兼ストラテジスト
1965年大阪生まれ。
業界歴25年。
業界3年目にして歩合外務員として独立、穀物相場を中心に手掛ける。
法人部時代にはガソリン・ゴムなど工業品銘柄を中心として、
商社・当業者・投機筋などへ深く関わり特殊知識を深める。
先物業界紙・貿日新聞の「天地人のコラム」を5年ほど連載。
10年前にブログ「北浜の虎」を立ち上げ、
現在はブログ名を「松永総研」に改名。
実に15年間、日々相場の最新情報を配信し続けている。
日時 | ||
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2016年2月17日(水)18:30開場 19:00開演 21:00終了予定 | ||
開場 | サンワード貿易 本社7階セミナールーム 東京都新宿区下宮比町3-2 飯田橋スクエアビル 7階[地図] | |
定員 | 20名 | |
参加費用 | 無料 | |
主催 | ||
協賛 |
通常取引を始めるにあたって
スマートCXを始めるにあたって
重要事項説明
取引開始基準
契約締結前交付書面
金融商品取引法に基づく開示
勧誘方針
個人情報保護法
反社会勢力へ対する基本方針
免責事項
*掲載される情報はサンワード貿易株式会社(以下弊社)が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成・表示したものですが、その内容及び情報の正確性、完全性、適時性について、弊社は保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
*弊社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
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*本ブログは、投資された資金がその価値を維持または増大を保証するものではなく、本ブログに基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの損害が発生した場合でも、弊社は、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
*投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。
以上の点をご了承の上、ご利用ください