松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

2016年04月

原油市場

 昨夜のNY原油は、需給見通しの改善を受けて上昇した模様。そして、今朝発表されたAPI週間石油在庫統計に反応してNY原油の電子取引が50セントほど上昇しました。

世界銀行が26日に発表した「商品市場見通し」では、「米製油需要が上向く一方、米国の生産減少が今年後半に加速する。」との見通しを示し、今年の原油平均価格を3月発表値の37ドルから41ドルに引き上げました。また、英BPのダドリーCEOは26日、「年末までに需給バランスが回復する可能性がある。」との見解を示しました。そして、米国運輸省は25日、2月の米国自動車走行距離が前年同月比5.6%増の2322億マイルとなり、2月としての過去最高を更新したことを発表しました。1月の統計値は、米北東部を襲った猛吹雪の影響で米国自動車走行距離が大幅に鈍化したものの、記録的なガソリン価格の急落を受けて2月の米国自動車走行距離が大幅に増加したようです。米国では、5月下旬からドライブシーズンが始まるだけに、好調なガソリン需要が原油市場の雰囲気を改善している模様。

今朝発表されたAPI週間石油在庫統計は、原油が前週比240万バレル増予想に対して110万バレル減となりました。原油輸入の減少が在庫減少につながった模様。しかし、。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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東京原油の日足
東京原油の日足

NY原油の日足
NY原油の週足

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天然ゴム市場パート3「上海非鉄金属銘柄の一部がストップ安」

 本日の東京ゴムの日中取引が0.3円高の201.7円で終えたものの、15:15時点での上海ゴムは1.2%安でした。しかもドル円は、昨日15:15分比で30銭の円高でした。

中国財政省は26日、2016年1~3月期の国営企業(金融機関を除く)の企業利益が4323億元(約665億ドル)と前年同期比で13.8%減少したことを発表しました。石炭や鉄鋼、非鉄金属セクターの赤字の影響で企業利益が大幅に減少したそうです。ここまで国営企業の利益が大幅減少していることを考えると、3か月ほど上昇基調を続け、今月になって上げ足を加速させてきた上海非鉄金属銘柄の多くは、そろそろ調整安局面を迎えることになるのかもしれません。

 これまでの上海非鉄金属銘柄の上昇をリードしてきた上海熱間圧延鋼板は、ストップ安張り付き(6%安)で本日の取引を終えました。上海亜鉛は2.5%安、上海銅は1.7%安、上海鉛は2.9%安、上海螺子鋼は3.8%安で本日の取引を終えました。1月下旬ごろから上昇基調を続けてきた上海非鉄金属銘柄の多くは、今月になって上げ足を速めました。しかし、先週後半から上海非鉄金属銘柄の多くが下落基調に転じ始めております。「一葉落ちて、天下の秋を知る。」ということわざもあり、ここにきての上海非鉄金属銘柄の急落は、3か月間も続いた資源銘柄全体のこれまでの上昇に対する調整安局面の前触れかもしれません。

東京ゴムは、2月12日の安値(144.5円)から4月26日の高値(203.5円)まで59円も上昇しました。東京ゴムの呼値は1kg、1枚の取引単位は5000kg、1枚の証拠金は4万5000円です。仮に1kgあたり59円上がれば、1枚4万5000円の証拠金に対して、59円×5000kg=29万5000円の値洗いが動く計算となります。東京ゴムがたった2か月強で約41%(59円)も上昇したのですから、そろそろ調整安局面への警戒を強める必要もありそうです。

東京ゴムの日足


東京ゴムの日足2

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米国株を中心としたマーケット展望

 4月20日のNYダウは、昨年5月に記録した最高値まであと184ドルに迫りました。そして、S&P500種構成企業の1~3月期の利益は、前年同期比9.2%減が予想されております。米国株が最高値に迫ろうとしているものの、S&P500種構成企業の利益が大幅悪化することも予想されており、現在の米国株の水準を正当化することは難しいように感じられます。

「5月に株を売って逃げろ(Sell in May and go away)」というウォール街の相場格言があります。また、この格言は、「しかし、9月に戻ることを忘れずに(But remember to come back in September)」という続きもあります。今週は、S&P500種構成企業の1~3月期決算発表がクライマックスを迎えます。ここで米国株の現水準を正当化するような企業決算とならなければ、「5月に株を売って逃げろ(Sell in May and go away)」となって米国株が急落する可能性もあります。NYダウは、4月20日に13か月ぶりの高値まで上昇し、昨年3月頃から続く上値抵抗線近くまで上昇しているだけに、そろそろ米国株に対する急落に警戒が必要かもしれません。

S&P500種株価指数は、2月11日に1829ポイントまで下落したものの、4月20日に2102ポイントまで上昇し、ゴールドマン・サックスが年末に向けての目標値としていた高値水準(2100ポイント)に達しました。それを受けてゴールドマン・サックスの米株戦略チームは、「米国株が年内に値上がりする余地はそれほどないとみているものの、物色買いをいとわない投資家には選択的な機会はあると考えている。」と指摘しております。また、今週明けのゴールドマン・サックスの顧客向けレポートでは、「配当利回りと成長が平均を上回る銘柄は、向こう8カ月にわれわれが予想するS&P500種株価指数の平たんなリターンをしのぐだろう。バリューと配当利回り、グロースの組み合わせを選好する。米金融当局が市場の想定を上回る回数で金利を引き上げれば、利回り重視の戦略はリスクにさらされる。」と指摘しております。S&P500種株価指数は、ゴールドマン・サックスが年末に向けての高値と予想していた水準(2100ポイント)まで上昇しましたが、その翌日から下落基調となり、昨日は2087ポイントまで下落して取引を終えました。ゴールドマン・サックスの米株戦略チームが、「米国株が年内に値上がりする余地はそれほどないとみている。」と指摘したことが気になります。米国株がここで調整安局面を迎えることになれば、マーケット全体がリスクオフの流れを強める可能性もあります。

NYダウの週足
NYダウの週足

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穀物市場

 南米アルゼンチンの豪雨を背景にシカゴ大豆が上昇力を強め、昨年8月以来の高値水準まで上昇しました。そして、ブラジルの高温乾燥や米中西部の降雨を背景にシカゴコーンも昨年7月以来の水準まで上昇しました。低迷を続けていたシカゴ穀物市場が今月になって天候相場の様相を呈してきました。大豆は、主に南米アルゼンチンの豪雨による収穫遅れが懸念されており、トウモロコシは、主に米中西部の降雨による作付け遅れが懸念されております。今後のシカゴ穀物市場は、天候次第の展開となりそうです。

シカゴ大豆やシカゴコーンは。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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シカゴコーンの週足
シカゴコーンの週足

シカゴ大豆の週足
シカゴ大豆の週足

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今週の焦点

 今週は、FOMCや日銀金融政策決定会合が予定されており、S&P500種構成企業の3割強が1~3月期決算発表を行います。これまで130社ほどのS&P500種構成企業の1~3月期決算が発表され、そのうち約81%で利益、約60%で売上高が市場予想を上回っているようです。S&P500種構成企業の1~3月期の企業利益は、前年同期比9.2%減が予想されており、そうした市場予想の悪さから、これまで発表された企業決算では、「企業利益は、予想されていたほど悪くなかった。」となる内容も多かったようです。中国株や原油の暴落を受けて年初から米国株が暴落し、それに加えてドル安が大きく進んだことにより、実態経済以上に1~3月期決算を悲観する向きが増えたのかもしれません。しかし、いくら1~3月期決算の企業利益や売上高が市場予想ほど悪くなくても、Nダウが最高値更新することを納得させるほどの好決算となる可能性も低いので、米国株の調整安に対する警戒を高める必要もありそうです。

FOMCは、26~27日の日程で行われます。FRB議員の多くが年2回の利上げを見込んでいることに対して、現在のFF金利による利上げ見通しは、「今後2年半で2回の利上げ」という見通しとなっており、年内利上げも危うい状態です。また、FRB議員の多くは、今後2年半で3%までの利上げを見込んでいることに対して、現在のFF金利による利上げ見通しは、今後2年半で0.9%までの上昇です。こうしたFRB議員の利上げ見通しとFF金利による利上げ見通しとのかい離をどれだけ狭めるかが明日のFIOMC声明やイエレンFRB議長会見の見どころとなりそうです。20日のNYダウが一時1万8167ドルまで上昇し、昨年5月に記録した最高値(1万8351ドル)まであと184ドルに迫っただけに、明日のFOMC声明やイエレンFRB議長会見では、米国経済成長の堅調さが再確認されて利上げ観測が高まり、ドル高が加速して大きく円安に振れる可能性もあります。

日銀金融決定会合が27~28日に予定されております。ブルームバーグは22日、「日銀が金融機関への貸出にもマイナス金利適用を検討する案も浮上している。」と報じ、追加緩和観測の高まりと共に先週末から大きく円安に進みました。それだけに、28日の日銀による声明や黒田日銀総裁会見が注目されます。そして、「火のないところに、煙は立たない。」という格言もあるように、ブルームバーグが先週末に報じたように、日銀が追加緩和策に動くと考えるべきかもしれません。

毎日新聞が4月16日と17日に実施した全国世論調査では、「アベノミクスを評価しない」との回答が54%となり、「アベノミクスを評価する」との回答が33%となったことも報告されております。このままでは、夏の衆議院選挙で安倍政権が相当苦戦することも予想されます。夏の衆議院選挙を見据えて、4~5月頃に安倍政権が効果的な経済刺激策を投入する可能性は高そうです。安倍政権としては、夏の衆議院選挙までに「アベノミクス」に対する信頼性を回復させることは「急務」ではないでしょうか。しかし、5月下旬には、伊勢志摩サミットが控えていることを考えると、安倍政権にとってサミット直前での景気刺激策投入による自国通貨安誘導は避けたいところかもしれません。サミット前に自国通貨安を導くような景気刺激策の投入となれば、議長国である日本の立場にも影響するかもしれません。それにより、今週の日銀金融政策決定会合では、安倍政権と足並みを合わせて経済刺激策の投入が行われる可能性もあります。

天然ゴム市場パート2

 12:10時点で、上海銅1.8%安、上海亜鉛1.3%安、上海鉛1.2%安、上海螺子鋼1.7%安、上海熱間圧延鋼板3.4%安となり、上海非鉄金属銘柄の下げ足が加速してきました。これまで上海非鉄金属銘柄の上昇をリードしてきた上海螺子鋼や上海熱間圧延鋼板の下げ幅が目立ってきました。上海螺子鋼は、21日に記録した年初来高値からすでに6.5%ほど下落しており、上海熱間圧延鋼板も年初来高値から7.2%ほど下落しております。

 上海非鉄金属銘柄の多くは、1月下旬ごろから3か月間も上昇基調を続け、今月になって上げ足を速めました。しかし、ここにきて下げ足を速めております。上海非鉄金属銘柄の下落を受けて、上海ゴムの下げ足が速まる可能性もあります。

上海ゴム9月限の日足
上海ゴム9月限の日足


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天然ゴム市場

 NYダウの電子取引は、今朝から25ドルほど上昇。日経平均株価は30円安付近で推移。ドル円は、1ドル=111.2円付近で推移。NY原油は、今朝から20セントほど上昇。

本日の上海非鉄金属銘柄は全面安となっております。10:20時点で、上海銅1.1%安、上海鉛1%安、上海亜鉛1%安、上海螺子鋼1.1%安、上海熱間圧延鋼板2.1%安、上海ゴム0.1%安です。上海非鉄金属銘柄の多くは、1月下旬ごろから上昇基調を続け、今月になって上げ足を速めました。しかし、先週後半から上海非鉄金属銘柄の多くが下落に転じているだけに、3か月間も続いた上海非鉄金属銘柄全体の上昇基調に対して調整安局面が訪れるのかもしれません。本日の上海非鉄金属銘柄が全体的にかなり下落していることを受けて、本日の上海ゴムも更に下落する可能性があります。

東京ゴムの日足
東京ゴムの日足

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原油市場

 昨夜のNY原油は、クッシング原油在庫の増加観測に圧迫されて下落しました。エネルギー調査会社のゲンスケープは25日、オクラホマ州クッシング原油在庫が4月22日までの1週間で154万705バレル増加したことを発表しました。それにより明日発表されるEIA週間原油在庫統計でクッシング原油在庫が大幅増加する可能性もあります。

 オクラホマ州にあるクッシング原油在庫は、全米原油在庫の1割程度の規模しかありません。全米原油在庫の大半は、テキサス州周辺のメキシコ湾岸に集中しております。しかし、内陸部にあるオハイオ州クッシング原油倉庫は、WTI原油の唯一の現物受け渡し倉庫となっていることから、クッシング原油在庫の変動にNY原油が影響を受けることになります。

 クッシング原油在庫は、昨年11月頃から増加傾向を続けていたものの、3月中旬から減少傾向に転じました。そして、この1か月間で319万バレル減少したものの、ここにきて4月22日までの1週間で154万705バレル増加したことも報告されております。問題は、。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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米原油在庫

クッシング原油在庫

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