CFTCから先週末に発表されたNY原油におけるファンドの買い越し枚数は、前週比4万5014枚増の33万4175枚となり、今年最高の買い越し枚数となりました。
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北浜の虎と呼ばれた男
CFTCから先週末に発表されたNY原油におけるファンドの買い越し枚数は、前週比4万5014枚増の33万4175枚となり、今年最高の買い越し枚数となりました。
先週末の上海ゴムの夜間取引は、一時3%高付近まで急騰したものの、引け際で失速して1.3%高付近で取引を終えました。そして、本日の上海ゴムは、小幅安で寄り付き、一時1.5%安付近まで下落したものの、0.5%安まで戻して前場の取引を終えました。
原油価格の上昇を背景として非鉄金属などの資源銘柄の多くが1月下旬ごろから上昇基調を続け、今月になって上げ足を速めました。そうした資源銘柄の上昇基調に追随して上海ゴムや東京ゴムも上昇基調を強めてきました。しかし、上海ゴムの取引中心限月となる9月限は、20日の出来高が162万1426枚を記録して今年最高出来高となり、翌21日は139万618枚、22日は125万4392枚を記録する大商いとなり、過熱感への警戒も必要となりそうです。
上海ゴムは、先週21日に一時1万3670元まで上昇して年初来高値を記録しましたが、すでに年初来高値から5%ほど下落しており、これまでの高騰に対する調整安局面への警戒も必要となってきました。これまで上海期貨交易所の非鉄金属銘柄の上昇をリードしてきた上海螺子鋼や上海熱間圧延鋼板にも高値警戒感が広がってきたようです。上海螺子鋼は、この3か月間で60%ほど上昇しましたが、先週21日に記録した年初来高値からすでに6%ほど下落しております。上海熱間圧延鋼板は、この3か月間で59%ほど上昇しましたが、年初来高値からすでに5%ほど下落しております。
1月下旬ごろから上昇基調を続けてきたロンドン非鉄金属銘柄の多くも、先週後半から下落基調に転じ始めているようです。ロンドン亜鉛3か月物は、この3か月間で30%ほど上昇しましたが、先週21日から2日連続で下落しております。ロンドンニッケル3か月物は、先週21日に年初来高値を記録したものの、ここにきて2日連続で下落しております。ロンドンLMEや上海期貨交易所の非鉄金属銘柄の多くは、1月下旬ごろから上昇基調を続け、今月になって上げ足を速めてきただけに、ここにきて高値警戒感が広がってきたようです。
ドル円は、4月11日に1ドル=107.62円まで下落しましたが、その後はじり高基調を続け、先週末から上げ足を速めております。ブルームバーグは22日、「日銀が金融機関への貸出にもマイナス金利適用を検討する案も浮上している。」と報じ、追加緩和観測の高まりと共に円安に大きく進みました。今週の日銀金融政策決定会合の行方次第では円安基調が加速する可能性もあります。東京ゴムは、原油価格や資源銘柄全体の調整安に警戒が必要となりそうです。しかし、その一方では、円安基調の流れをいかに味方につけるかも必要となりそうです。
ベーカーヒューズから先週末に発表された4月22日時点での米オイルリグ数は、前週比8基減の343基となりました。米オイルリグ数は、2014年10月10日に1609基まで増加したものの、その後の原油価格の暴落を受けて減少傾向をいまだに続けております。米シェールオイル開発は、原油価格の暴落と共にコストの高いシェール油田を放棄し、コストの安いシェール油田に設備投資と人員を集中する手法を行っているために、米オイルリグ数の減少ペースほど全米原油生産は減少しておりません。それでも全米原油生産は、ピーク時(2015年1月5日の日量961万バレル)から7%ほど減少しており、3カ月ほど前から再び減少傾向が加速しております。多くのシェールオイル開発業者は、生産コストの安いとされる油田「ホットスポット」に人員と設備投資を集中的に投入しているものの、それでも米オイルリグ数の減少傾向が止まらないことから、まだまだコストの高いシェール油田の淘汰が続いているようです。
NY原油は、この2か月間で26ドル付近から44ドル付近まで18ドル(70%)ほど一気に上昇しました。それでも全米原油生産の減少ペースが止まらないことは注目でしょう。しかし、これまでの連騰によるNY原油の高値警戒感も気になるだけに、目先的には「押し目待ち」といったところでしょうか。
NYダウの電子取引は20ドル安、日経平均株価は120円安、上海総合株価指数は1%安付近で推移。ドル円は、今朝から60銭ほど円高に進み、現在は1ドル=111.2円付近で推移。ドル円は、先週末22日午後から 2.5円ほど円安に進んだだけに、ここはスピード調整といったところでしょうか。
NY原油の電子取引は、今朝から60セントほど下落しました。上海ゴムは1.3%安付近で推移。本日の上海非鉄金属銘柄は、全面安です。10:50時点で、東京金18円安、東京白金57円安、東京原油70円安、東京ゴム1.1円安です。
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先週末の日本円は、ブルームバーグの報道に反応して一気に円安に進みました。ドル円は、先週末13時半ごろから一気に円安に進み、1ドル=109.4円付近から一時111.87円付近まで円安に進みました。現在は111.4円付近で推移。ドル円は、先週末15時半比で1.1円の円安です。ブルームバーグは22日、「日銀が金融機関への貸出にもマイナス金利適用を検討する案も浮上している。」と報じ、追加緩和観測が高まった模様。今週27~28に日銀金融経済決定会合が控えております。
CFTCから先週末に発表されたIMM日本円における4月19日時点でのファンドポジションは、前週比5680枚増の7万1870枚の買い越しとなり、今年最大の買い越し枚数となりました。
IMM日本円におけるファンドポジションは、第2次安倍政権が推し進めてきたアベノミクスと称される経済政策と共に3年間も売り越しポジションを続けました。しかし、1月5日から買い越しに転じ、4月19日時点で7万1870枚の買い越しとなりました。その後、先週末22日のブルームバーグの報道に反応してドル円が大幅上昇したことにより、過去3年間で最大に膨れ上がったIMM日本円におけるファンドの買い越しポジションの手仕舞い売りが今後加速することも考えられます。
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午後からドル円が1円ほど円安に進んだものの、上海ゴムが午後から下げ幅を拡大させたことにより、東京ゴムの日中取引は、3.6円安の198.6円で取引を終えました。そして、現在の夜間取引では、1.2円安の197.4円付近で推移。
本日の上海ゴムは2.8%安、上海螺子鋼は3.3%安、上海熱間圧延鋼板は2.6%安で取引を終えました。前日まで上海期貨交易所の資源銘柄の連騰をリードしていた上海ゴムや上海螺子鋼、上海熱間圧延鋼板が本日急落に転じたことは注目でしょう。そして、上海螺子鋼や上海熱間圧延鋼板は本日、年初来最大の下げ幅を記録したことも注目でしょう。 本画面に掲載されている情報の著作権は、インターストラクチャー及び各情報提供会社に帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、インターストラクチャー及び各情報提供会社は一切の責任を負いません。
上海ゴム9月限の日足
東京ゴムの日足
ドル円が13時半ごろからの1時間で1円ほど円安に進み、現在は、1ドル=110円50銭付近で推移。13時半に発表された日本の第3次産業活動指数(2月)は、前月比-0.5%予想に対して-0.1%となり、前月発表値(1月)の+1.5%から低下しました。この経済指標が市場予想ほどの悪化とならなかったことを受けて、円安が加速した模様。それにより日経平均株価が午後からプラス転換となり、208円高の1万7572円で取引を終えました。
来週26~27日にFOMCが控えております。ここにきてFRBメンバーの金利見通しとFF金利から推定された金利見通しとの開きが拡大しております。昨年12月に利上げが実施されたときは、「0.25%の利上げを年4回×3年間」により3年間で3%までの金利引き上げが予想されておりました。しかし、年初からの世界的な株価暴落により米国の利上げ観測が後退し、現時点でのFF金利先物から推定された金利引き上げ見通しは、2018年10月までに0.25%の利上げを2回行って金利が0.9%まで上昇するという見通しです。ここまで利上げ観測が後退すると、ファンドによるドル買いポジションの手じまい売りが加速しました。ドルインデックスにおけるファンドの買い越し枚数は、年初から3分の1近くにまで激減しました。そうしたドル安の流れが年初からの円高要因ともなりました。
20日のNYダウは、昨年5月に記録した最高値まであと184ドルに迫りました。ここまで米国株が上昇すると、来週のFOMC声明やイエレンFRB議長会見で堅調な米国経済成長が指摘され、利上げ観測が高まることは十分考えられます。ここで注目することは、現在のFF金利先物から推定された利上げ見通しが「2018年10月までに0.25%の利上げを2回行い、金利が0.9%程度まで上昇する」という内容となっており、年内の利上げも難しいというような見通しとなっていることでしょう。ここまで利上げ見通しが後退していると、来週のFOMC声明やイエレンFRB議長会見を受けてドル買いが加速し、思わぬ円安を招く可能性もあります。
榊原正幸氏登壇 不動産・株式投資の成功者が注目する今後期待の投資先!(東京)
日時:2016/4/24(日)13:00~
講師:榊原正幸氏
場所:アリアル会議室ANNEX
2016年のスタートは株価や原油価格が値下がりし、円高が進む波乱の幕開けとなりました。
そして、1月29日日銀政策決定会合の場で、日銀がマイナス金利の導入を発表したことで、金融マーケットはさらに混乱しています。
直接的に、個人の預金金利を引き下げる政策ではないですが、発表後、大手銀行の一部では個人の預金金利の引き下げも発表されているのが現状です。
さらに欧州では3月に追加金融緩和の実施が噂されています。
また、いち早く金融引き締めに動いたアメリカの動向にも目を向けなければいけません。
2016年も春を迎える今、マイナス金利導入によって行き場を失ったマネーは
『株』、『為替』、『商品』、『不動産』、どこに向かうのでしょうか??
真剣に次なる投資先をお考えの方は、きっとそのヒントを見つけていただけることでしょう!
今回のセミナーでは、『株』・『不動産』の各分野のスペシャリストをお招きし
これからの投資先をわかり易く解説していただきます。
株・為替・商品・不動産の投資未経験の方も、
すでに投資されている方も必見のセミナーです!
今後、注目の銘柄や地区をズバリ大公開!
あらゆるマーケットが下落している今だからこそ、もう一度投資の基礎を見つめ直してみませんか?
長年、自分のやり方でうまくいっていた方はもちろん、
新たなマーケットにチャレンジしようという方、
投資初心者の方も是非お気軽にご参加ください!
※各セミナー応募者多数の場合は抽選となる場合がございます。
日時 | ||
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2016年4月24日(日) 《年間利率10%以上を継続してあげることに成功されている「Prof.サカキ式投資法」!青山学院大学教授》榊原正幸氏登壇 12:30開場 13:00開演 15:30終了予定 | ||
会場 | アリアル会議室ANNEX A会場 東京都品川区西五反田1‐3‐8 五反田御幸ビル2階[地図] | |
定員 | 60名 | |
講師プロフィール | 榊原正幸(さかきばらまさゆき)氏 プロフィール 2015年実績 ※ 11の事例すべてで利益を獲得!(11戦 11勝 0敗 0分) ※ 年率換算の利益率の平均は、158.2%。 (※ 利益率の単純平均は、9.4%。) ※ 投資期間の平均は、約4ヶ月。(兜町大学教授の教えより抜粋) 2004.4-現在 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授 2003.10-2004.3 東北大学大学院経済学研究科教授 2001.7 英国レディング大学より博士号 (PhD, 会計学専攻)を 授与される 2001.2-2001.3 フランス・国立レンヌ第一大学経営大学院客員教授 1997.4-2003.10 東北大学大学院経済研究科助教授 1990.3 名古屋大学大学院経済学研究科博士課程 (後期課程) 単位取得満期退学 1984.3 名古屋大学経済学部卒業 1961.6 名古屋市生まれ |
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