松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

2016年12月

天然ゴム市場パート4

 上海ゴムは、朝方に一時4.2%安まで下落する場面もありましたが、2.3%安で前場の取引を終えました。そして後場の現在は、1.1%安付近まで戻しております。東京ゴムは、12時ごろに6.7円安の248.8円まで下落する場面もありましたが、現在は、プラス転換して0.3円高付近まで上昇しております。朝方は、中国の資源銘柄の多くが下落しておりました。しかし、現在は、資源銘柄の半分ぐらいがプラス転換しております。中国の資源銘柄の多くが、19日、20日、22日26日に大幅下落となっただけに、ここは、これまでの下落トレンドに対する短期的な調整局面となるのかもしれません。

中国国家統計局が本日発表した11月の工業利益は、前年同期比14.5%増の7746億元(約13兆800億円)となり、10月の9.8%増や1~11月期の9.4%増を大きく上回りました。11月の工業利益が大幅に増加したことは、資源銘柄の下支え要因となりそうです。しかし、中国国家統計局による本日の声明では、「今年の工業セクターの企業利益は増え続けているものの、利益の伸びは、石油や鉄鋼などの資源価格の上昇に頼り過ぎている。」と指摘しております。資源価格の急騰を受けて、11月の生産者物価指数が5年ぶりの水準まで上昇としたことにより、11月の企業利益が大幅増加となったようです。

中国人民銀行は本日、自動車ローンの借り入れ規制を強化し、条件を標準化する新ガイドライン案を公表しました。中国の自動車購入に対するローン借り入れ割合は、2013年時点では全体の20%程度でしたが、2015年には全体の30%程度まで増加しております。中国当局は、投機への規制強化以外にも、自動車ローンなど個人融資に対しても規制強化に乗り出したようです。中国は、世界最大の自動車販売市場であるだけに、天然ゴムなどの自動車関連銘柄に対して圧迫要因となりそうです。先ほどから東京ゴムもプラス転換してきました。ここは、天然ゴムなど自動車関連銘柄に対して再び弱気な見方も一考かもしれません。

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天然ゴム市場パート3

 上海ゴムの前場は、寄り付き直後に4.2%まで急落しましたが、2.3%安まで戻して取引を終えました。前場の引け値は、上海亜鉛1.7%安、上海銅0.6%高、上海鉄筋0.1%高、上海鉛1,5%安、上海熱延鋼板0.6%高、大連鉄鉱石0.9%高、大連コークス3%安、大連粘結炭2.7%安です。

本日の中国の資源銘柄は、朝から下落銘柄が目立ちましたが、9時半ごろからプラス転換となる銘柄も増えてきました。中国の資源銘柄の多くが、19日、20日、22日26日に大幅下落となっただけに、ここにきて下値抵抗が強まってきたのかもしれません。ここは、これまでの下落トレンドに対する短期的な調整局面となる可能性もあります。しかし、中長期トレンドで見れば、弱気相場入りとなる銘柄も増えてきただけに、まだ下落トレンドが継続中とみるべきかもしれません。現在の東京ゴムは。3.3円安付近で推移しております。

原油市場「シェールオイルの豆知識」

  米原油生産は、1月15日時点で日量923万バレルまで増加しましたが、10月7日時点で日量845万バレルまで87万バレルも減少しました。そして現在は、日量878万バレルとなっており、ちょうど2年前の水準と同水準です。しかし、現在の米オイルリグ数は523基であり、2年前の水準の3分の1程度にまで減少しました。「米オイルリグ数が2年間で3分の1にまで減少したのに、米原油生産が2年前と同じ水準」となっていることに違和感を覚える投資家も多いことでしょう。

 2009年頃までは、シェールオイルの開発コストは1バレル=80ドル程度とされておりました。そして、2009年頃からNY原油が80ドルを上回り、米国でシェールオイル開発ブームが到来しました。しかし、2014年後半から原油価格が大暴落したことで、多くのシェールオイル開発業者が窮地に立たされ、そこでシェールオイル掘削方法の技術革新が大きく進展しました。また、コストの高い油田を放棄し、ホットスポットと呼ばれるコストの安い油田へ、人材と資金を集中する動きも広がりました。それにより、オイルリグ数が3分の1程度にまで減少しても、米原油生産が2年前と同水準を保っているのです。

 コストが25~40ドル程度のホットスポットと呼ばれるシェールオイル油田への生産が集中しておりましたが、NY原油が5月ごろから40ドルを上回り、ホットスポット以外のシェールオイル油田への開発も増加しました。それにより米オイルリグ数は、5月27日に316基まで減少しましたが、現在は523基まで増加しております。

 シェールオイル油田が7か月間で7割ほど増加しましたが、その間の米原油生産は、ほとんど変化していないことに疑問を持つ方も多いのかもしれません。5月頃までは、ホットスポットと呼ばれるコストの安いシェールオイル油田からの生産が中心となっておりました。しかし、時間経過とともにホットスポットからの生産量も減少することから、おのずとホットスポット以外の少しコストの高いシェールオイル油田からの生産を増やす必要もあったようです。シェールオイルは、従来型油田(自噴型油田)と比べて、開発費用が安く、開発期間も短期間で済みます。7~10日間程度で生産にこぎつけるシェールオイル油田もあるほどです。しかし、シェールオイルの欠点は、品質が悪いこと以外にも、油田の寿命が短いという欠点もあります。通常のシェールオイル油田は、開発直後の生産量が最も多いのですが、開発後1年半で生産量が半分ほどに減少し、開発後3年間で油田の寿命が尽きるとされております。一方、従来型油田(自噴型油田)の寿命は20~30年間ぐらいであり、100年を超える寿命の油田もあります。今後もコストの安いシェールオイル油田の減少と共に、コストの高い油田を増やす必要があり、米オイルリグ数が増加傾向を続けることも予想されます。

世界人口は、1960年の約30億人 から2015年には約73億人まで増加しました。そして、新興国の生活水準が上昇を続けていることから、世界の原油需要が安定した増加傾向を続けております。今回のOPEC加盟国と非加盟国による協調減産は、175万8000バレルです。それに比べて、米国のシェールオイル生産は、日量450万バレル程度です(米原油生産の半分強がシェールオイルによるものです)。今後も世界の原油需要が安定した増加傾向を続けることから、米国のシェールオイル生産は、世界の原油需要になくてはならないものとなり続けそうです。それにより、これからの原油価格の下限は、米シェールオイルの生産コストと密着な関係を保つこととなりそうです。最近の米シェールオイル生産の増減ポイントは、NY原油で45ドル付近とされており、そのあたりが今後のNY原油の下値抵抗線となるのかもしれません。
オイルリグ数1
オイルリグ数2

天然ゴム市場パート2

 上海ゴムは、昨日の夜間取引を3.3%安で終えました。そして、本日は、寄り付直後に4.2%安まで急落し、現在は、2.8%安付近で推移しております。東京ゴムは、一時6.7円安の248.8円まで急落し、現在は、4円安付近で推移しております。ドル円は、今朝から30銭ほど円安に進みました。

 現在の中国の資源銘柄は、上海亜鉛2.2%安、上海銅0.1%高、上海鉄筋0.8%安、上海鉛1.8%安、上海熱延鋼板0.4%安、大連鉄鉱石0.4%高、大連コークス3.6%安、大連粘結炭3.3%安付近で推移しております

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天然ゴム市場

 昨日の上海ゴムは、日中取引を5.2%安で終え、その後の夜間取引を3.3%安で終えました。上海ゴムは、14日に2万580元の年初来高値を記録し、昨日の夜間取引で1万7405元まで下落しました。これで高値から約15%の下落となります。昨日の夜間取引では、上海亜鉛が2.5%安、上海鉄筋が1.4%安、上海鉛が2%安、上海熱延鋼板が1.1%安、大連鉄鉱石が0.6%安、大連コークスが4.8%安、大連粘結炭が3.9%安で取引を終え、全面安となりました。

 中国の

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天然ゴム市場パート6

 本日の上海ゴムは、5.2%安で取引を終え、中国の資源銘柄全体が大幅下落となりました。それにより東京ゴムは、日中取引を10.7円安で取引を終え、現在の夜間取引では、2.5円安付近まで下落しております。

 本日の中国の資源銘柄は、複数のネガティブニュースによるパニック安となったようです。「中国当局が、商品先物取引業者の調査を行った」との報道も、中国の資源銘柄を圧迫する要因となりました。最近の異常なほどの中国の資源価格の急上昇に対して、中国当局による調査が入ったことで、これまで強引な買い上がりを続けてきた投資家の多くに動揺が走ったようです。それに加えて、米中貿易摩擦の強まりや、中国当局による投機全体への規制強化観測、中国当局による不動産購入への規制強化観測などが本日の中国の資源銘柄を圧迫したようです。それに加えて、中国の習近平国家主席が、経済成長に対して政府目標の6.5%を下回ることを容認する発言をしたことにより、「中国政府は、これまでの緩和政策から、金融引き締めに舵をきった」との思惑も広がったようです。中国当局関係者からも、「景気を圧迫しない程度に、投機への規制を強化する」というような発言もあり、これまで大幅上昇を続けてきた中国の不動産市場や資源銘柄を圧迫したようです。

天然ゴム市場パート5

 上海ゴムの後場は、14:00から14:40ごろにかけて4.2%安付近まで戻しましたが、ラスト20分間で失速し、5.1%安で後場の取引を終えました。上海亜鉛は6.4%安、上海鉄筋は3%安、上海鉛は5%安、上海熱延鋼板は3.1%安、大連コークスは5.9%安、大連粘結炭は6.4%安で後場の取引を終え、中国の資源銘柄全体が大幅下落となりました。上海総合株価指数は、後場のラスト30分間でプラス転換し、0.4%高で後場の取引を終えました。上海総合株価指数が後場のラスト30分間でプラス転換したものの、それでも中国の資源銘柄の多くが、後場のラスト20分間で下げ足を速めたことにより、中国の資源銘柄の地合いの悪さが感じられます。

 最近の高値からの下落率は、上海ゴムで約14%、上海アルミで約17%、上海亜鉛で約21%、上海銅で約12%、上海鉛で約24%となり、上海亜鉛と上海鉛が弱気相場入りとなりました。11月末ごろから大連コークスや大連粘結炭などの石炭関連銘柄が弱気相場入りとなり、ここにきて複数の上海非鉄金属銘柄も弱気相場入りとなってきました、そして、最後まで高値追いしていた上海ゴムや上海鉄筋、大連鉄鉱石なども、弱気相場入りまであと4~6%ほどにまで迫ってきました。こうした中国の資源銘柄全体の大きな流れに注目するところではないでしょうか。

みんコモコラムアワード2015
ColumnAward 2015特別賞

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