松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

2017年02月

天然ゴム市場パート2

 本日の上海ゴムは、1.5%安で寄り付き、10:12時点で0.9%安の1万86550元です。本日の中国の資源銘柄は、全体的に小動きです。昨日の上海ゴムの夜間取引が2.2%安の1万8400元で取引を終えており、24日に記録した今月安値(1万8360元)を割り込むと、下げ足が加速する可能性もあります。テクニカル的には、2月24日の安値(1万8360元)を割り込むと、次の下値目標が1月9日の安値(1万7825元)となりそうです。

昨夜のNYダウは、15ドル高の2万837ドルで取引を終えました。トランプ米大統領が2月9日に、「これから2~3週間で税金という面では驚異的な何かを発表するつもりだ。」と述べたことを受けて、NYダウが2月9日から12営業日連続で最高値を更新しました。しかし、2月26日が11ドル高、27日が15ドル高となり、上昇力がかなり鈍ってきました。日本時間で明日11時過ぎからのトランプ大統領の議会講演に向けて、警戒感が高まってきたようです。

トランプ大統領は昨夜、「国防費を歴史的に増やす」や、インフラ投資の拡大に対して「大きな発表をする」と述べ、国防費の増10%増額案を明らかにしました。国防費を10%増やす余地を確保するために、国家安全保障に関係しない連邦政府機関の大部分が予算を削られる見通しです。また、自身のプランを「公安予算」と呼び、法執行の強化とテロリストの排除に重点を置くと述べております。天然ゴム市場にとっては、議会演説でインフ投資の拡大が発表された後の資源銘柄などのインフラ関連銘柄の行方に注目でしょう。特に鉄鋼関連銘柄や非鉄金属銘柄の多くが年初来高値付近にあることから、「噂で買って、事実で売れ」という相場格言通りの展開となる可能性もあります。

天然ゴム市場

 昨日の上海ゴムの夜間取引は、引け際ラスト5分間で1%安付近から2.2%安の1万8400元まで急落して取引を終えました。それにより、24日の今月安値(1万8360元)まであと0.2%に迫りました。 昨日の夜間取引では、上海鉄筋0.5%高、大連鉄鉱石0.6%高、大連コークス0.7%高、大連粘結炭0.6%安となり、全体的に小動きでした。

 昨日の日中取引で中国の鉄鋼関連銘柄や石炭関連銘柄が4~5%高付近まで高騰して取引を終えたものの、それでも上海ゴムがほとんど上昇出来なかったことで、上海ゴムの地合いの悪化が感じられました。その後の夜間取引で中国の鉄鋼関連銘柄や石炭関連銘柄の上昇力が止まると、地合いの悪化していた上海ゴムが急落に転じたようです。

後場市況1「3月1日昼からの動きに注目」

 NYダウの電子取引は、今朝から20ドルほど上昇しました。ドル円は、今朝から小動きです。株式市場や為替市場、商品先物市場などマーケット全体の注目が、「28日のトランプ大統領の議会演説」に向けられているように感じられます。

トランプ大統領の議会演説は、現地時間28日午後9時(日本時間で3月1日午前11時)過ぎからとなることから、3月1日の日本市場は、昼ごろから大荒れの展開となる可能性もあります。

 大統領演説では、壁建設による国境警備の強化や税制改革、医療保険制度改革法(オバマケア)見直し、インフラ投資拡大などについて、議会の協力を要請する見通しとなっております。閣僚級人事がまだ14人しか議会の承認を得られていないことから、どこまで議会の協力を取り付けられるかも注目でしょう。就任したばかりのトランプ大統領が現状を報告するにはまだ早すぎるために、「政策の目標に関する演説」が行われる予定です。

天然ゴム市場パート4

 NYダウの電子取引は、今朝から30ドルほど上昇しており、今夜のNYダウが12営業日連続で高値更新となる可能性もありそうです。ドルは、今朝から20銭ほど円安に進みました。

上海ゴムは、24日11時ごろに1万8415元まで下落し、1月9日以来の安値を付けました。その後、じり高基調を続け、本日11時ごろに1万9015元まで上昇しました。しかし、後場からマイナス転換となり 。。。。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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天然ゴム市場パート3

 上海ゴムは、寄り付き直後に一時1.8%高まで上昇しましたが、その後は軟調地合いとなり、0.5%高で前場を終えました。鉄鋼関連銘柄や石炭関連銘柄は4%高前後まで大幅上昇しましたが、そうした大幅上昇に上海ゴムがほとんど追随できておらず、上海ゴムの地合いの悪さを感じます。上海総合株価指数は、0.3%安で前場を終えました。

天然ゴム市場パート2

 上海ゴムは、一時1.8%高まで上昇しましたが、11:11時点で0.5%高付近まで軟化しております。

 中国の資源銘柄で最大級の売買高を誇る上海鉄筋は、11時ごろに5.4%高の3632元まで上昇し、2月21日に記録した年初来高値を更新しました。大連鉄鉱石も、11時ごろに5.5%高の733元まで上昇し、2月21日に記録した年初来高値まであと1.2%ほどに迫る場面もありました。鉄鋼関連銘柄や石炭関連銘柄の大幅高に本日の上ゴムがあまり追随しておらず、上海ゴムの地合いの悪さが感じられます。

天然ゴム市場

 10:38時点で、上海ゴム1.6%高、上海亜鉛0.6%高、上海銅0.6%高、上海鉄筋4.2%高、大連鉄鉱石3.6%高、大連コークス4%高、大連粘結炭4%高となり、鉄鋼関連銘柄や石炭関連銘柄が3~4%高と大きく上昇しております。上海鉄筋は、4営業日ぶりの上昇となり、2月21日に記録した年初来高値まであと1%に迫りました。

 NYダウが11営業日連続で最高値を更新するなど、トランプ・ラリーによるリスクオンの流れを受けて、資源銘柄全体が堅調地合いを続けているようです。特に、トランプ大統領がインフラ投資を拡大するとの観測にインフラ関連銘柄が昨年11月頃から大きく上昇しました。NYダウがこの3カ月間で3000ドル幅ほど上昇しており、上海鉄筋もこの3カ月間で4割ほど上昇しました。これまで米国株や資源銘柄が期待先行で上昇を続けてきただけに、明日のトランプ大統領の議会証言を受けて、相場格言でいうところの「噂で買って、事実で売れ」となる可能性もあります。

 ゴールドマン・サックスの2月17日付け調査レポートでは、「投資家は最大限に楽観的な状態に近づいている。投資家はセルサイド・アナリスト(証券会社側のアナリスト)によるEPS下方修正に対してS&P500種のパフォーマンスを調整する必要がある。」と指摘し、S&P500種がこのところの上昇を打ち消すとの見通しを示しました。そして、トランプ政権の税制改革による企業業績への押し上げ効果が当初見込みより小さく、後ずれすると投資家が気付くことで株価が反落するとの見通しも示しました。

 トランプ米大統領が2月9日に、「これから2~3週間で税金という面では驚異的な何かを発表するつもりだ。」と述べたことを受けて、NYダウが2月9日から11営業日連続で最高値を更新しました。トランプ大統領が掲げる政策に対する2018年度予算教書が早急に製作されても、法人税減税やインフラ投資拡大の実施は、2018年度会計予算が始まる今年の10月から実施されます。それにより、トランプ政権による政策の効果が企業利益などに反映されるのは、来年からとなりそうです。トランプ大統領が明日28日の議会演説で法人税減税を発表しても、「噂で買って、事実で売れ」となる可能性があります。ここでNYダウが下落すれば、中国の資源銘柄全体の急落を誘う可能性もあります。

原油市場

 CFTCから先週末に発表されたNY原油におけるファンドの買い越し枚数は、4万8151枚増の55万6607枚となり、またも過去最高を更新しました。ベーカーヒューズから先週末に発表された米オイルリグ数は、5基増の602基となり、昨年5月下旬から増加傾向を続けております。

 NY原油におけるファンドの買い越し枚数は、昨年11月29日時点で28万7881枚でしたが、今年の2月21日時点で55万6607枚にまで増加しました。しかも、昨年11月29日から12週中11週でリグ数が増加しております。

 NY原油におけるファンドの買い越し枚数は、昨年11月の米大統領選後からかなりハイペースで増加傾向を続けており、トランプ・ラリーの影響を強く受けてきたようです。トランプ大統領は、輸入原油に対する国境税導入などで米国シェール業界を支援するとの思惑がファンドの大量買いを誘っているようです。一方、OPEC加盟国と非加盟国による協調減産に注目が集まっているものの、リビアやナイジェリアの大幅増産も無視できなくなってきました。そして、最近の米オイルリグ数の増加傾向を考えれば、今後も米原油生産の増加傾向が続きそうです。明日28日のトランプ大統領の議会演説で、法人税に対する発表が行われると、これまでのトランプ・ラリーにとって、相場格言でいうところの「噂で買って、事実で売れ」となる可能性もあるだけに、トランプ・ラリーと共に上昇を続けてきた原油市場の急落に注意する必要もありそうです。
NY原油のファンドポジション
米オイルリグ数

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