松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

2017年03月

原油市場

3月30日(昨日配信しました記事です)

原油市場

 昨夜のNY原油は、EIA週間石油在庫統計を好感して上昇しました。昨夜発表されたEIA週間石油在庫統計は、原油90万バレル増、ガソリン370万バレル減、ディスティレート250万バレル減となり、製油所稼働率は1.9%上昇の89.3%でした。原油在庫の増加ペースがかなり鈍化したことや、ガソリンとディスティレートの減少傾向が続いていることが好感されました。そして、製油所稼働率が2週間で4.2%上昇したことも好感されました。しかし、米原油生産は、1万8000バレル増の日量914万7000バレルとなり、増産ペースが続いております。

これまでのNY原油は、米国の原油在庫が大幅増加を続け、下落基調を余儀なくされました。米国の製油所稼働率が年初から低下を続けたことで、原油在庫が増加を続けることになりました。米国では、2月はエネルギーの不需要期のピークですから、年初から原油在庫が増加を続けたことは、季節的にも仕方がなかったことです。しかし、今月になって製油所稼働率が上昇を始め、ようやく米国のエネルギー需要が増加傾向に転じてきたようです。それを受けて原油在庫の増加ペースがかなり鈍化し始めており、減少傾向に転じるのは時間の問題かもしれません。

米国のエネルギー需要のピークは8月と12月となり、製油所稼働率が95%付近まで上昇します。その反面、不需要期のピークが2月と10月となり、製油所稼働率が85%付近まで低下します。添付している製油所稼働率のグラフを見ると、米国のエネルギーの需要期と不需要期がよくわかります。これから8月に向けて製油所稼働率が上昇を続け、原油在庫も減少傾向を続けることが予想されます。そして、もうすぐ春のドライブシーズンを迎え、エネルギー需要が増加する時期を迎えることから、それに伴いNY原油も下値を切り上げることが予想されます。
製油所稼働率1
製油所稼働率2
原油在庫

 

本日の制作記事は、メール情報会員の皆様に限定して配信しております。

本日の制作記事は、メール情報会員の皆様に限定して配信しております。

無料メール情報会員の申し込みはココをクリックして申し込んでください

天然ゴム市場パート5「東京ゴムの上値目標は?」

 上海ゴム9月限は、3月27日に1万5980元まで下落し、2カ月ほど前から続く右肩下がりの下値抵抗線まで下落してから反発に転じました。上海ゴム9月限は、今週中に1万、。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
無料メール情報会員の申し込みはココをクリックして申し込んでください







天然ゴム市場パート4

 上海ゴムは、12時ごろに一時0.5%高まで失速しましたが、1.9%高で取引を終えました。そして、上海亜鉛3.5%高、上海銅2.6%高、上海鉄筋3.2%高、上海熱延鋼板3.2%高、大連鉄鉱石3.5%高、大連コークス2.9%高で取引を終え、中国の資源銘柄の多くが後場の引けにかけて上げ足を速めて高値引けとなりました。

 中国の商品先物市場でトップクラスの売買高を誇る上海鉄筋は、3月15日に年初来高値を記録し、昨日までの8営業日で13%ほど急落しましたが、本日から修正高局面となったようです。大連鉄鉱石も昨日までの8営業日で18%ほど急落しましたが、本日から修正高局面となったようです。こうした鉄鋼関連銘柄の修正高の流れに上海ゴムや資源銘柄の多くが追随しているようです。上海ゴムや東京ゴムの修正高局面がしばらく続くのかもしれません。

原油市場パート2

 ゴールドマン・サックスは3月21日、「新たな生産プロジェクトやシェールブームの再燃が、米国の産油量を年間で日量100万バレル押し上げ、今後2~3年間は供給過剰に陥る可能性がある。」と指摘しました。その後、3月26日に開催されたOPEC加盟国と非加盟国による閣僚級委員会では、6月末に期限を迎える協調減産合意を6カ月延長するか否かについて、4月の産油国会合で検討することを発表しました。それに対してゴールドマン・サックスは3月26日、「我々の見方では、需要の伸びが急減速するか、リビアやナイジェリアが急激に増産しない限りは、石油のファンダメンタルズや減産の背景となる根拠を考えれば、協調減産の延長は正当ではない。」と指摘しております。この見方を参考にすれば、協調減産が延長されれば、原油価格が上昇に転じる可能性も高まりそうです。

 4月は、産油国会合以外にも「米スラエル米大使館移転問題」がクローズアップされて、中東の地政学的リスクが高まることも予想されます。ペンス米副大統領は3月26日、「トランプ大統領は在イスラエル米大使館のテルアビブからエルサレムへの移転を真剣に考えている。」と述べました。これにより、4月ごろからアラブ諸国からの猛反発が予想されます。

「米大使館のエルサレム移転計画」自体は、20年ほど前に米議会で承認されました。しかし、その移転計画を実行すれば、中東で地政学的リスクが急激に高まることになるので、それを避けるために、これまで3代にわたって米大統領が半年ごとに「米大使館のエルサレム移転計画の6カ月凍結案」の大統領令を発令し続けてきた経緯があります。最後に6カ月凍結案が発令されたのは、昨年12月のオバマ大統領によるものです。それも、5月末に期限を迎えることから、トランプ大統領が5月中に「米大使館のエルサレム移転計画の6カ月凍結案」を発令しなければ、自動的に大使館がテルアビブからエルサレムに移転する作業が始まります。エルサレムは、イスラム教とユダヤ教、キリスト教の「聖地」とされていることから、「米大使館のエルサレム移転問題」により、イスラエルのユダヤ教と中東諸国のイスラム教との宗教対立が高まりそうです。日本は中東産原油に依存していることから、国内原油価格への影響も警戒されそうです。

天然ゴム市場パート3

 上海ゴムは、寄り付き直後に一時2.4%高にまで上昇し、その後、12時ごろに0.5%高まで失速しましたが、1.4%高で前場を終えました。ドル円は、111.3円付近まで上昇し、昨日15:15比で60銭の円安です。NYダウの電子取引は今朝から小動きであり、日経平均株価も今朝から小動きです。

 中国の資源銘柄は、上海アルミ1%高、上海亜鉛2.5%高、上海銅2.4%高、上海鉄筋2.6%高、上海熱延鋼板3%高、大連鉄鉱石2.5%高、大連コークス2.6%高で前場を終えました。今朝から資源銘柄が全面高となっていることから、午後からの上海ゴムも堅調地合いを続けそうです。

 

 

 

白金市場

 本日は、東京金が小幅高となり、中国の資源銘柄が全面高となっているもの、それでも東京白金が大きく下落していることに注目でしょう。トランプ大統領は28日、米温暖化対策撤廃の大統領令に署名しました。それにより、米国の白金消費が減少する観測が高まっております。

 オバマ前大統領が導入した米温暖化対策(クリーンパワー計画)により、厳しいCO2排出基準が設けられました。それは、石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料の生産、利用を妨げる厳しい環境基準でした。それらが撤回されることで、米国での石化燃料の生産と消費が促進されるとの観測が高まってきました。米国は、中国に次ぐ自動車販売市場です。そして、白金需要の約42%が自動車触媒となります。

 トランプ大統領は、オバマ全大統領が反対し続けたパイプライン計画を承認しました。そして昨日、米温暖化対策撤廃の大統領令に署名しました。この流れでいくと、自動車排ガス規制の撤廃も時間の問題との観測も高まっており、それが白金市場を圧迫しているようです。オバマ前大統領が定めた米排ガス基準は、全車両の平均燃費基準を2025年までに1リットル当たり23.2キロに引き上げ、未達のメーカーには罰金を科すというものであり、2016年は1リットル当たり15.1キロに設定されておりました。この厳しい排ガス基準に苦しむ自動車メーカーが多く、トランプ大統領への自動車排ガス規制撤廃へ期待が高まっております。

東京
白金の日足
東京白金の日足

※チャートの情報提供元は(株)エムサーフです。チャートの著作権は、(株)エムサーフに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、株式会社エムサーフは一切の責任を負いません。


天然ゴム市場パート2

 上海ゴムは、寄り付き直後に2.4%高まで上昇しましたが、10:30時点で1.7%高です。しかし、中国の資源銘柄が今朝から全面高となっていることから、本日の上海ゴムは、堅調地合いを続ける可能性も高そうです。10:30時点では、上海アルミ1.5%高、上海亜鉛1.7%高、上海銅2.5%高、上海熱延鋼板2.8%高、大連鉄鉱石2.4%高、大連コークス3%高です。

 上海ゴム9月限は、3月27日に1万5980元まで下落し、2カ月ほど前から続く右肩下がりの下値抵抗線まで下落してから反発に転じました。現在の上海ゴムが1万6550元付近で推移していることから、今週中にあと1000元ほど上昇すれば、。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
無料メール情報会員の申し込みはココをクリックして申し込んでください


上海ゴム9月限の日足

※チャートの情報提供元は(株)エムサーフです。チャートの著作権は、(株)エムサーフに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、株式会社エムサーフは一切の責任を負いません。


みんコモコラムアワード2015
ColumnAward 2015特別賞

「特別賞」を受賞しました

詳細はこちら
重要事項
通常取引を始めるにあたって
スマートCXを始めるにあたって
重要事項説明
取引開始基準
契約締結前交付書面
金融商品取引法に基づく開示
勧誘方針
個人情報保護法
反社会勢力へ対する基本方針
免責事項
*掲載される情報はサンワード貿易株式会社(以下弊社)が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成・表示したものですが、その内容及び情報の正確性、完全性、適時性について、弊社は保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
*弊社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
*本ブログに掲載される株式、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。
*本ブログは、投資された資金がその価値を維持または増大を保証するものではなく、本ブログに基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの損害が発生した場合でも、弊社は、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
*投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。
以上の点をご了承の上、ご利用ください
最新記事