松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

2017年05月

原油市場

 来週29日(月曜日)のメモリアルデーにより、米市場が明日から3連休入りとなります。そして、メモリアルデーの3連休から米国で「ドライブシーズン」が始まります。そうした春の行楽需要を背景に、米原油在庫が減少傾向を強める可能性も高まっております。

 米原油在庫は、4月ごろから安定した減少傾向を続けております。そして、米製油所稼働率は、エネルギー需要の不需要期である2月に84.3ポイントまで低下して年初来最低となりましたが、5月19日時点で93.5%まで上昇しております。米国などの北半球では、エネルギー需要のピークとなる8月ごろにかけて製油所稼働率が上昇傾向を続けます。しかし、すでに5月19日時点で93.5%まで上昇しており、昨年の最高値(9月2日の93.7%)にあと0.2%まで迫っております。

 この時期に米製油所稼働率が93%台にまで上昇していることは、かなり珍しいことであり、米エネルギー需要の堅調さが伺えます。そして、アジアや中南米向けの米国産原油輸出が増加傾向を示しております。こうした背景から、米原油在庫の減少傾向が加速する可能性も出てきました。

 昨日のOPEC総会では、「9カ月の延長合意」となりましたが、ノーサプライズが嫌気され、NY原油が大幅下落となりました。協調減産の来年3月以降の方針や、協調減産量に対する今後の方針などに付言しなかったことが嫌気されたようです。

昨日の取引で気になったことは、日本時間で17時(OPEC総会開催地のウィーン時間でAM10時)からの10分間で、NY原油の電子取引とブレント原油が共に1.8ドル幅ほど急落したことです。OPEC総会の開始と共に原油市場に大量売りが出てきたことを考えると、短期筋が勝ち構えて大量売りを行ったようです。明日から米国市場が3連休となることから、3連休明けのNY原油市場では、冷静になって「協調減産の9カ月延長の効果」に対する注目が高まる可能性もありそうです。

天然ゴム市場パート3

 今朝からドル円が40銭ほど円高に進み、14時ごろからドル円の下げ足が速まりました。日経平均株価は114円安、NYダウの電子取引は22ドル安付近で推移しており、今朝からリスクオフの流れとなっております。東京ゴムは、14:18時点で6月限が16.7円安、7月限が11.4円安、8月限が9.6円安、9月限が10.4円安、10月限が9円安です。

格付け会社のムーディーズは24日、中国の長期国債格付けを「Aa1」から「A1」に引き下げ、香港の格下げも発表しました。これを受けて昨日より中国元高が続いております。ドル元が3か月ぶりの水準まで下落し、そうした元高基調は、元建て銘柄となる上海ゴムの圧迫要因の1つとなっております。そして、ムーディーズの幹部は26日、「信用の膨張を抑えられない限り、中国の格付けの一段の格下げも有り得る。」と述べております。それにより、中国の資源銘柄は、軟調地合いをしばらく続ける可能性もあります。

 東京ゴムの当限と先限の価格差が100円幅付近まで拡大してからたった2営業日で高値から30~40円幅ほど急落する限月が続出しており、当限と先限の価格差も60円幅付近まで縮小しております。「さやの変化は相場の変化」という商品相場特有の相場格言もあり、さやの急激な変化を受けて東京ゴムの天井形成が完了した可能性も高まってきました。そして、「天井の翌日は底値ではない」や「株を買うより時を買え」という相場格言もあるように、昨日からの急落で値ごろ感を強めるよりは、しばらく日柄をかけて下落トレンドを見守ることも一考かもしれません。大幅逆さやを形成している東京ゴムの期先限月の値段を見ると、どうしても期近限月と比べて値ごろ感が働きます。ここは、「値幅より日柄」という相場格言もあるように、値幅より日柄に注目した方が良いのかもしれません。そして、たった2日間で高値から30~40円幅ほど下落した限月が続出したことにより、少し上昇すれば急落への恐怖心がフラッシュバックすることも考えられます。

天然ゴム市場パート2

 上海ゴムは、2.4%安の1万3435元で前場を終えました。これにより、年初来安値(1万3185元)まであと1.9%(250元)幅に迫りました。それを受けて東京ゴムの当限(6月限)が17円安付、7月限が11円安付近まで下落し、10月限も9円安付近まで下落しました。11月限は、今朝の発会値から8円幅ほど下落しております。

 今週23~24日の高値からの下げ幅は、6月限で34円幅、7月限で40円幅、8月限で33円幅、9月限で25円幅、10月限で18円幅ほどになりました。

上海ゴムの取引中心限月である9月限は、1トン=1万3435元で前場を終えました。これから高率関税を差し引いてキロ当たりの円換算にすると、(1万3435元-900元)÷1000kg×16.267円=約204円換算となります。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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後場市況1

 昨夜の米国市場では、好調な米小売企業の決算発表を受けてナスダック総合株価指数やS&P500種総合株価指数が共に高値更新となり、NYダウが70ドル高となりました。NYダウは、3月1日に記録した最高値(2万1169ドル)まであと87ドル幅に迫りました。

 現在のNYダウの電子取引は、20ドル安付近で推移しております。ドル円は、今朝から25銭ほど円高に進みました。昨夜の米国市場でのリスクオンの流れの反動により、今朝からのマーケットは少しリスクオフの流れとなっております。

 上海ゴムが2%安付近まで下落し、東京ゴムの当限(6月限)が15円安、7月限が10円安、10月限が8円安付近まで下落しました。上海ゴムは、一時2.7%安まで下落し、年初来安値まであと1.6%幅に迫る場面もありました。ここで上海ゴムが年初来安値を更新することになれば、東京ゴム市場でも年初来安値が意識される展開となりそうです。

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      天然ゴム市場

       10:45時点での中国の資源銘柄は、上海ゴム1.8%安、上海鉄筋1.8%安、上海アスファルト3.7%安、上海熱延鋼板1.7%安、大連鉄鉱石1.8%安となり、大幅下落となる銘柄が目立ちます。上海ゴムの下落を受けて東京ゴムは、10:45時点で当限(6月限)が8円安、10月限が5円安です。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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      天然ゴム市場パート4

       上海ゴムは、1.7%安まで下落して前場を終え、後場寄り直後に0.6%高まで上昇してプラス転換となりましたが、その後、再びマイナス転換して0.9%安で取引を終えました。上海鉄筋は、後場からプラス転換して0.9%高まで上昇する場面もありましたが、15:15ごろから急落してマイナス転換となり、1.2%安まで下落して取引を終えました。大連鉄鉱石は、4.1%安まで大幅下落して取引を終えました。本日の中国の資源銘柄は、15時過ぎから下落に転じ、全面安となりました。一方、本日の上海総合株価指数は、15時時点で1.6%高まで急騰し、1.4%高で取引を終えました。上海総合株価際数が今年最大級の上げ幅を記録したものの、それでも全面安となった中国の資源銘柄の地合いの悪さが感じられました。

      原油市場

       オーストリアのウィーンでOPEC総会が本日開催されます。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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