松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

2017年11月

天然ゴム市場パート3「タイ南部で大規模洪水が発生」

11月30日

天然ゴム市場パート3「タイ南部で大規模洪水が発生」

 タイ南部で大規模洪水が発生しました。本日の朝時点でナコンシータマラート、トラン、パタニー、ソンクラーなどタイ南部9県の約11万世帯、約39万人が被災していることが伝えられております。28日時点での被災者が2万人程度でしたが、被災者が一気に増加したようです。しかも、今朝からタイ南部で豪雨が続いているので、洪水被害の更なる拡大が予想されます。28日時点までは小規模洪水でしたが、ここにきて一気に大規模洪水となりました。それにより天然ゴムのタッピング障害や輸送障害が懸念されます。

 タイ南部で年初に発生した大規模洪水では、1月1日~12日におけるタイ南部の洪水被害は、52万世帯、約160万人に上り、それを受けて東京ゴムが360円台まで高騰した経緯があります。本日の朝時点での洪水被害が11万世帯、約39万であり、今朝から豪雨が続いていることにより、更に深刻な洪水被害に警戒が必要となっており、天然ゴムの生産障害が拡大する可能性も高まってきました。

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天然ゴム市場パート2「タイ南部の洪水警戒が高まる

11月29日

天然ゴム市場パート2「タイ南部の洪水警戒が高まる」

 タイ気象庁は本日、タイ南部14県中8県でこの先数日間更に雨が降り続き、冠水エリアが拡大する見通しを公表しました。それによりタイ気象庁は、チュムポンやスラタニ、ナコンシータマラート、パタルン、ソンクラ、パタニ、ヤラ、ナラティワートの8県の住民に対して鉄砲水や土砂崩れに注意するように呼びかけました。

タイ南部の8県では、まとまった降雨が今月24日から続いております。そして、すでに洪水による深刻な被害が報告されており、ヤラ県では2万人以上が洪水の影響を受けていることも伝えられております。現在の。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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天然ゴム市場

11月29日

天然ゴム市場

 上海ゴムは、10:20ごろからの20分間で0.5%高付近から2.9%高付近まで急騰し、11:00時点で2.7%高です。今朝からの中国の資源銘柄は、全体的に小動きです。

上海ゴム市場では、取引中心限月が昨日より1月限から5月限に移動しました。そして、今朝からの1月限の売買高は、5月限の半分ほどにまで減少しております。数日中には、売買高の9割ほどが新取引中心限月となった5月限に集中することになります。

一昨日まで4か月間も取引中心限月を務めた1月限は、1万5000~1万6000元台で本格的に取り組まれた「高値取組限月」ですから、値洗い的に売り方有利な展開が4か月間も続きました。しかし、昨日より新取引中心限月となった5月限は、1万3500~1万4500元付近で本格的に取り組まれた「安値取組限月」であり、現水準(11:00時点で1万4255元)では、買い方の大半が「値洗いプラス」となることから、買値洗い的に買い方有利な内部要因となっております。そして、5月限の売り方の大半が。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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金市場

11月29日

金市場

北朝鮮が今朝3時頃にICBM発射実験を行った直後にドル円が30銭ほど円高に進む場面もありましたが、それから40銭ほど円安に進んでおります。北朝鮮のミサイル発射実験がある程度予想されていただけに、「噂で買って、事実で売れ」という展開となったようです。一方、NY金の電子取引は、今朝から比較的小動きで推移しており、度重なる北朝鮮のミサイル発射実験を受けて、北朝鮮リスクに対してあまり反応しなくなってきたようであり、それだけ金相場の地合いが悪化していると考えるべきかもしれません。

ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が今月9日に発表した7~9月期の世界の金需要は、前年同期比9%減の915トンとなり、8年ぶりの低水準となりました。また、7~9月期の金ETF需要は14トンとなり、昨年同期の144トンを大きく下回りました。そして、今年1年間の世界の金需要見通しを3900~4000トンとし、前年の4347万トンを大きく下回ると共に、2009年以降で最低の金需要となる見通しとなりました。金現物需要の。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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白金市場

11月29日

白金市場

カナダの投資銀行であるトロント・ドミニオン証券(TD証券)は、白金の価格目標を2018年1~6月期が平均1150ドル、2018年6~12月期が平均1200ドルとし、2018年平均を1056ドルと発表しました。ちなみに現時点でのNY白金の電子取引は、950ドル付近で推移しております。

TD証券は、産業界でディーゼル車の排ガス抑制の動きが強まっていること受けて、白金の使用量が増加すると指摘しております。更に、パラジウム価格の高騰による影響も指摘しております。

 南アフリカ大手白金鉱山会社のソリダリティ労働組合は10月23日、ロンミン社がクリスマスまでに1139人の雇用削減を計画していることを公表しました。それによりソリダリティ労働組合は、12月か来年1月のストライキ実施を支持していることを公表しました。一方、南ア大手白金鉱山のインパラ社でも、最大2500人の労働者解雇を巡り政府や労働組合との交渉が続いております。

 ロンミン社が。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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原油市場パート2

11月28日

原油市場パート2

ゴールドマン・サックスの27日付けのレポートでは、「OPECと他の産油国は原油の減産措置の期限を現行の来年3月末から9カ月延長するとしたサウジアラビアの提案を受け入れる可能性が高いことが、原油価格とタイムスプレッド、ヘッジファンドのポジショニングの全てに反映されている。一方、減産延長が実現しなければ弱気相場につながる。」との見方を示しました。更に、「削減量がサウジに次いで大きいロシアは今のところ9カ月の減産延長を公式に承認しておらず、成否を疑う複数の理由がある。今回の会合の結果は通常よりもずっと不確実だろう。原油相場はファンダメンタルズと比べて行き過ぎた水準にあり、30日のOPEC会合にかけて価格リスクは下落方向に傾いている。」と指摘しております。

これまで原油市場に対して強気見通しを続けてきたゴールドマン・サックスが、ここにきて「原油相場はファンダメンタルズと比べて行き過ぎた水準にあり、30日の会合にかけて価格リスクは下落方向に傾いている。」と指摘しております。ゴールドマン・サックスは、原油デリバティブ取引で最大の売買量を誇る投資銀行なだけに、同社レポートの原油市場に対する影響に注目でしょう。

5月のOPEC総会でも大方の予想通りに9カ月の延長合意となりましたが、それに反してOPEC総会後のNY原油が1か月間で10ドルほど下落した経緯もあります。ここは、前回のOPEC総会と同様に「噂で買って、事実で売れ」となる可能性がありそうです。しかも、ゴールドマン・サックスが「30日のOPEC会合にかけて価格リスクは下落方向に傾いている」と指摘していることからも、原油価格がOPEC総会を待たずに下落する可能性もありそうです。ここは、原油市場への弱気な見方に注目でしょう。

原油市場

11月28日

原油市場

昨夜のNY原油は、キーストン・パイプラインが11月28日から稼働再開する見通しとなった事を受けて下落しました。カナダと米国を結ぶキーストン・パイプラインは、オイル漏れ事故により11月16日から稼働停止しておりました。輸送能力が日量59万バレルのパイプラインが12日間停止したので、合計で708万バレルの輸送が停止した計算となりますが、米国原油生産の1日分にも足らない量ですので、心配する必要もあまり感じられません。

今週の米週間石油在庫統計に対する市場予想平均は、原油320万バレル減、ガソリン120万バレル増、ディスティレート10万バレル減です。キーストン・パイプラインの1週間の停止分が413万バレルとなるので、在庫減少となっても「織り込み済み」かもしれません。

みんコモコラムアワード2015
ColumnAward 2015特別賞

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