松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

エネルギー

原油市場パート2

 NY原油の電子取引は、北朝鮮に関する地政学的リスクの上昇やAPI週間石油在庫統計発表に反応し、今朝4時半ごろから50セントほど上昇しました。今朝発表されたAPI週間石油在庫統計は、原油が8万バレル増予想に対して130万バレル減、ガソリンが170万バレル減予想に対して370万バレル減、ディスティレートが88万バレル減予想に対して160万バレル減となり、クッシング原油が35万バレル増となりました。そして、製油所稼働量は5万7000バレル増でした。米国の製油所稼働量が4週連続で上昇しており、米エネルギー需要が不需要期を脱し、春の行楽需要が高まってきたようです。

ロシアのノバク・エネルギー相は11日、「同国の原油減産量は、4月半ばまでに日量25万バレルになる。」と述べております。OPEC加盟国と非加盟国による協調減産が年初から実施されております。しかし、ロシアは、昨年11月の産油国会合で、「ロシアの協調減産への参加時期は4~5月ごろから」と明言していたことから、予定通りにここにきてロシアが減産順守に動き出したようです。サウジアラビアが協調減産の延長を望んでいるとの発言も伝わっております。年初から実施されている協調減産が6月末で期限切れとなることから、来週17日の産油国会合では、「協調減産の半年間延長」について話し合われます。それにより、来週17日の産油国会合に向けて。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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原油市場

 NY原油の電子取引は、昨日15:15比で60セント高です。その反面、ドル円は、昨日15:15比で1円20銭の円高です。本日の東京原油は、NY原油高と円高が対峙するかたちとなり、10:15時点で80円高です。サウジアラビアが協調減産の延長を望んでいるとの発言や北朝鮮に関する地政学的リスクの上昇に反応してNY原油の電子取引が堅調地合いとなっております。

トランプ大統領は11日、「北朝鮮に無敵艦隊を派遣した。」と述べました。今回は、空母カール・ビンソンを中心とした空母打撃群(CVSG)が朝鮮半島方面に派遣されました。スパイサー大統領報道官は、「トランプ大統領は、北朝鮮の一連の行動を容赦しないと明言している。トランプ大統領は、すべての選択肢をテーブルの上に置いている。」と述べました。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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原油市場

 昨夜のNY原油は、地政学的リスクの上昇やリビア問題に反応して53ドルまで上昇して取引を終えました。これでNY原油は、10営業日で6ドルほど上昇し、3月7日以前の急落前の水準まで戻り売ました。

 米軍がシリア空軍施設をミサイル攻撃したことにより、米国とイラン&ロシアとの政治的緊張が高まったようです。そして、北朝鮮のミサイル発射実験や核開発を受けて米軍空母が北朝鮮に向かったことも、地政学的リスクの上昇となりました。また、昨日の韓中の6か国協議では、北朝鮮の核実験には強力な追加措置をとることで合意しました。それを受けて中国軍の北朝鮮方面への強化が始まったことも地政学的リスクを高める要因となりました。これまで中国は、同じ社会主義国家として北朝鮮を支えてきた側面もありましたが、先週の米中首脳会談で、トランプ大統領が北朝鮮のミサイル発射実験や核開発に対する厳しい態度を中国に要求していたことから、中国としても今後の米中貿易を円滑にするために、北朝鮮に対する厳しい態度をとる必要が出てきたようです。

 来週17日の産油国会合では、OPEC加盟国と非加盟国による協調減産の半年間延長に対して話し合われます。大方の予想では、「協調減産の延長合意」となっているようですから、来週17日の産油国会合に向けては、原油市場が強材料に反応しやすくなっているのかもしれません。

原油市場

 NY原油の電子取引は、米軍のシリア空軍施設へのミサイル攻撃を受けて先週末7日の日本時間12時ごろに一時52.9ドルまで上昇し、現在は52.5ドル付近で推移しております。米国の国防当局者は、「今回のシリア軍施設へのミサイル攻撃は1度限り」と述べており、地政学的リスクの上昇は一時的との見方が多いようです。

 ベーカーヒューズから先週末に発表された米オイルリグ数は、前週比10基増の672基となり、増加傾向が11カ月続いております。しかも、この11カ月間で318基から354基も増加しており、米国の増産はしばらく続きそうです。

 CFTCから先週末に発表されたNY原油におけるファンドの買い越し枚数は、前週比1万302枚増の40万8382枚となり、6週間ぶりに増加に転じました。ファンドの買い越し枚数は2月21日時点で55万6607枚まで増加して過去最高となりましたが、その後の5週間で15万8547枚も減少し、玉整理一巡となったようです。

 原油市場の目先の注目は、来週17日の産油国会合となりそうです。17日の産油国会合では、OPEC加盟国と非加盟国による協調減産の半年間延長に対して話し合われます。大方の予想では、「協調減産の延長合意」となっているようですから、「噂で買って、事実で売れ」という相場格言もあるように、17日の産油国会合に向けて原油市場が堅調地合いを続け、「延長合意」を受けて利益確定の動きが進むことも考えられます。

 

原油市場

 米軍のシリア空軍施設へのミサイル攻撃を受けてNY原油の電子取引は、11時ごろに52.9ドルまで1.3ドルほど急伸しました。その後、13:20時点で52.5ドル付近まで軟化しました。米国の国防当局者は、「今回のシリア軍施設へのミサイル攻撃は1度限り」と述べております。シリア政府が生物化学兵器を使用したことに対する米国の制裁攻撃だったようです。「今回のミサイル攻撃は1回限りだが、再び生物化学兵器を使用すれば、再びミサイル攻撃をする。」ということのようです。米軍は、アサド政権を支援してきたロシアに告知してから今回のミサイル攻撃を行ったことから、米国とロシアとの関係悪化とはならないようです。こうしたことを考えると、「地政学的リスクの上昇は一時的」と考えるべきかもしれません。そうなると、今回のミサイル攻撃は、原油市場に対する短期的な売り場を提供したことになるのかもしれません。

原油市場

 昨夜のNY原油は、一時51.8ドルまで上昇しましたが、51.1ドルで取引を終えました。昨日の原油市場は、北海油田の一部が保守点検のために生産停止となったことやAPI週間石油在庫統計発表を受けて朝方からじり高基調を続けましたが、EIA週間石油在庫統計発表を受けて急落しました。APIからは「原油が180万バレル減」と発表されましたが、EIAからは「原油が160万バレル増」と発表されました。

昨夜発表されたEIA週間石油在庫統計は、原油が43万バレル減予想に対して160万バレル増、ガソリンが140万バレル減予想に対して60万バレル減、ディスティレートが100万バレル減予想に対して50万バレル減となり、製油所稼働率が1.5%上昇の90.8%となりました。米原油生産は、5万2000バレル増の日量919万9000バレルとなりました。

米製油所稼働率は、2月17日時点で今年最低となる84.3%まで低下し、3月10日時点でも85.1%でしたが、その翌週から87.4%

⇒89.3%⇒90.8%となり、ようやく米エネルギーの不需要期を脱出し始めたようです。米製油所稼働率は、これから需要期のピークとなる8月頃に向けて93~94%付近まで上昇することが予想されます。米原油生産は、OPECが昨年10月に協調減産の暫定合意を発表してから安定した増加傾向を続けており、この5か月間で日量74万バレルほどの増産となりました。

NY原油の日足
NY原油の日足

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原油市場

 昨夜のNY原油は、米原油在庫の減少予想に反応して上昇しました。今朝発表されたAPI週間石油在庫統計は、原油が43万バレル減予想に対して180万バレル減、ガソリンが140万バレル減予想に対して260万バレル減、ディスティレートが100万バレル減予想に対して200万バレル減となりました。昨夜のNY原油がすでに「原油在庫減予想」に反応して上昇していたので、今朝発表されたAPI週間石油在庫統計に対してNY原油の電子取引はほとんど反応しませんでした。

リビア国営石油会社は、同国西部からの石油積み出しに対する不可抗力条項を3日朝に解除したことを発表しました。同国西部のシャララ港では、武装勢力によるパオプラインの封鎖により、日量12万バレルの供給障害が発生しておりました。

 

 

原油市場

 今月の原油市場の注目は、17日に予定されているOPEC加盟国と非加盟国による産油国会合かもしれません。17日の産油国会合では、協調減産の半年間延長に対して話し合われます。大方の予想では、「半年間の延長合意」となりそうです。しかし、17日の産油国会合で「半年間の延長合意」となっても、「織り込み済み」かもしれません。

ロイター通信が製油会社4社を対象に行った調査によると、サウジアラビアは5月積みのアジア向け油種の大半について、需要の低迷を受けて公式販売価格を引き下げる見通しであることが伝えられております。サウジアラビア国営石油会社のサウジアラコムは3月2日、4月積みアジア向けアラブ・ライト原油の公式価格を引き下げております。サウジアラビアは、4月積みに続いて5月積みの公式販売価格も引き下げるようであり、需要低迷に管理苦戦しているようです。そしてロイター通信は、「OPECの減産は米国のシェールオイルの増産を相殺するような効果はなく、来年初めまでブレンド原油価格が60ドルを回復することはない。」との見通しを発表しました。

ベーカーヒューズが先週末に発表した米オイルリグ数は、前週比10基増の667基となりました。OPECが減産の暫定合意を発表した昨年10月以降の米オイルリグ数は、440基付近から5割ほど増加しました。そして、米原油生産も昨年10月から日量70万バレルほど増加しました。しかも、NY原油におけるシェール企業などの商業玉による売り越し枚数が2月21日時点で過去最高を記録しただけに、たとえ原油価格が今後下落しても、ヘッジ売りによる利益が原油価格下落を相殺することで米シェール企業の増産は止まらないと考えるべきかもしれません。
米オイルリグ数
米原油生産

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