松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

ゴム

天然ゴム市場パート4

 上海ゴムは、1.7%安まで下落して前場を終え、後場寄り直後に0.6%高まで上昇してプラス転換となりましたが、その後、再びマイナス転換して0.9%安で取引を終えました。上海鉄筋は、後場からプラス転換して0.9%高まで上昇する場面もありましたが、15:15ごろから急落してマイナス転換となり、1.2%安まで下落して取引を終えました。大連鉄鉱石は、4.1%安まで大幅下落して取引を終えました。本日の中国の資源銘柄は、15時過ぎから下落に転じ、全面安となりました。一方、本日の上海総合株価指数は、15時時点で1.6%高まで急騰し、1.4%高で取引を終えました。上海総合株価際数が今年最大級の上げ幅を記録したものの、それでも全面安となった中国の資源銘柄の地合いの悪さが感じられました。

天然ゴム市場パート2「東京ゴムの適正水準とは?」

 東京ゴムの当限と先限との価格差は、一時100円幅近くにまで拡大しましたが、昨日からの2営業日で60円幅付近まで縮小しております。「さやの変化は相場の変化」という商品相場特有の相場格言もあるように、この2日間で当限と先限との価格差が急変したことにより、東京ゴムの流れが変化したと考えるべきかもしれません。

 東京ゴムの先限は、当限など期近限月の水準から比べると、かなり割安に感じられます。しかし、上海ゴムと比べると、東京ゴムの期先限月がかなり割高換算となります。現在の上海ゴムの取引中心限月である9月限は、1万3800元付近で推移しております。これから高率関税を差し引いてキロ当たりの円換算にすると、(1万3800元-900元)÷1000kg×16.206円=約209円換算となります。そして、過去10年間の平均的な上海ゴムの東京ゴムに対するチャイナプレミアムが約25円幅です。そのチャイナプレミアムを計算に加えなくでも、上海ゴム9月限に対して東京ゴム9月限が1キロ当たり22円幅ほど割高換算となります。

中国の天然ゴム消費は世界全体の約35%であり、日本は約5%です。消費割合の違いから中国の天然ゴム価格を基準として東京ゴムの適正水準を考える必要もありそうです。それにより、。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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東京ゴムの価格差グラフ

天然ゴム市場

5月25日

天然ゴム市場

 昨日の東京ゴム市場では、6月限が9~10時ごろに20円高まで上昇して何度かサーキット・ブレーカーが発動しました。その後、当限(5月限)が11~12時ごろに20円安まで下落して何度かサーキット・ブレーカーが発動しました。そして、夜間取引に入ると、7月限が20円安まで下落してサーキット・ブレーカーが発動しました。

 売り方の踏み上げにより当限(5月限)や6月限が共に300円台まで上昇しましたが、玉整理が一巡すると5月限や6月限の上昇力が急速に弱まり、これまでの大幅上昇の反動安となったようです。それに上海ゴムの急落が重なり、昨日の東京ゴムが急落しました。

 昨日のロンドン金属取引所(LME)の非鉄金属銘柄は全面安となりました。格付け会社のムーディーズが中国の信用格付けを引き下げたことを引き金に非鉄金属銘柄が下落に転じました。中国の非鉄金属需要が世界全体の3割強を占めるだけに、中国の債務悪化観測の高まりが非鉄金属銘柄を圧迫しました。そして、低調な製造業指標と弱い商品輸入にムーディーズの格下げが重なり、鉄鋼関連銘柄や非鉄金属銘柄などの資源銘柄全体が失速しました。

 ムーディーズによる信用格付けの引き下げ発表や東京ゴムの当限(5月限)や6月限の玉整理一巡などを認識していれば、昨日の東京ゴムの急落を予想出来たのかもしれません。



(下記の記事は、私が昨日10:00に会員の皆様にお送りしました過去記事です。)

5月24日

天然ゴム市場「利益確定も一考か?」

東京ゴムの先限(10月限)は、先ほど3.6円高の236.7円まで上昇し、一代の高値を更新しました。6月限は、20円幅近く上昇し、310円台に乗せております。これで5月限が320円台、6月限が310円台となりました。

東京ゴムの6月限は、23日の日中取引で20円高まで上昇し、その後の夜間取引でも20円高まで上昇しており、23日の日中取引と夜間取引の上げ幅が合計で40円幅となりました。6月限の売り方の手仕舞いが、22日の夜間取引から加速しております。

東京ゴムの6月限の取引高は、22日時点で1100枚強でした。そして、6月限の22日の夜間取引から23日の夜間取引までの合計出来高が1000枚を超えました。それにより、6月限の取組高の8割程度が玉整理を終えた可能背もあります。しかも、今朝からはほとんど出来高が増えておりません。それを受けて6月限の玉整理が一巡したと考えるべきかもしれません。

商品相場では、「順さやは、納会前後でさや滑り」や「逆さやは、納会前後でさや出世」となる傾向があります。今回の東京ゴムは、記録的な大幅逆さやを形成しており、納会に向けて期近限月を中心として上げ足を強めたことから、「逆さやは、納会前後でさや出世」というパターンとなったようです。こうしたことから、「逆さや売るべからず」という商品相場特有の格言が生まれたのかもしれません。

全国営業倉庫生ゴム在庫が1年間で7割も大幅減少したことを背景として、東京ゴムの大幅逆さやが深刻化しております。しかし、いずれ国内在庫が増加傾向を強めれば、逆さや解消の動きが強まることと思われます。「値は荷を呼ぶ」という商品相場特有の相場格言もあります。東京ゴムの期近限月の高騰により、いずれ産地から現物を大量に呼び込むことになる可能性は高そうです。

現在の天然ゴム市場は、「在庫増加に圧迫されている中国の天然ゴム市場」と、「在庫減少を続ける国内天然ゴム市場」という構図となっております。そして日本の天然ゴム消費は、世界全体の5%程度ですが、中国の天然ゴム消費は世界全体の35%ほどを占めます。そして、上海尾ゴムが順さやを形成し、東京ゴムが逆さやを形成しております。こうした構図を考えると、東京ゴムの大幅逆さやが長続きすることは考えにくいものがあります。そして、東京ゴムの6月限の玉整理が一巡した可能性も高まってきました。

5月9日の安値から昨日の夜間取引までの上げ幅は、東京ゴムの当限(5月限)が66.5円幅、6月限が84.2円幅、7月限が61.9円幅、8月限が49.1円幅、9月限が37.5円幅、先限(10月限)が30.9円幅です。半月間ほどでここまで大幅上昇となると、そろそろ投機人気の加熱に対する警戒が必要となりそうです。しかも、明日25日は東京ゴムの納会です。先ほど、格付け会社のムーディーズが、中国の格付けを「Aa3」から「A1」に引き下げたことも気になります。東京ゴムに対いて利益確定も一考かもしれません。


天然ゴム市場パート5

 東京ゴムと上海ゴムの価格差に注目することも一考かもしれません。上海ゴムの6月限は、1トン=1万3625元で前場を終えました。これから高率関税を差し引いてキロ当たりの円換算にすると、(1万3625元-900元)÷1000kg×16.225円=206.5円換算となります。これから過去10年間の平均的な東京ゴムに対する上海ゴムのチャイナプレミアム(約25円幅)を差し引くと、約181.5円換算となります。それに対して東京ゴムの6月限は、300円台で推移しております。同じ6月限でこれだけの差があります。

 東京ゴムの当限(5月限)や6月限が300円台に乗せたことを受けて、期先に割安感が感じられます。しかし、上海ゴムの現水準を考えれば、東京ゴムの期近限月が「異常なほど割高」となっているようです。そろそろ東京ゴムの記録的な大幅逆さやに警戒が必要かもしれません。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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天然ゴム市場パート4

 東京ゴムの当限(6月限)は、9~10時ごろに20円高まで上昇して何度かサーキット・ブレーカーが発動しました。その後、当限(5月限)が11~12時ごろに20円安まで下落して何度かサーキット・ブレーカーが発動しました。20円高となってサーキット・ブレーカーが発動した限月が出現した直後に、20円安となってサーキット・ブレーカーが発動した限月が出現したのですから、5月9日頃からの上昇基調に対する調整安局面を迎えたのかもしれません。

 上海ゴムは、3%安の1万3655元で前場を終えました。あと470元(3.5%)下落すると、年初来安値を更新することになります。それに対して東京ゴムの先限は、あと30円幅ほど下落しなければ年初来安値を更新しません。こうした東京ゴムと上海ゴムの温度差を再認識する必要もありそうです。

中国の商品先物市場で最大級の売買高を誇る上海鉄筋は、今朝から0.4%安付近で小動きを続けておりましたが、11時過ぎから急落し、3.1%安で前場を終えました。大連鉄鉱石は、6.7%安で前場を終え、後場からストップ安への警戒が必要となりそうです。そうした鉄鋼関連銘柄の急落に上海ゴムが追随したようです。

 中国の。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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東京ゴム5月限の日足
東京ゴム5月限の日足
東京ゴム6月限の日足
東京ゴム6月限の日足

 

 

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天然ゴム市場パート3「一葉落ちて天下の秋を知る」

 東京ゴムの当限は、12:30時点で19.7円安です。当限は、玉整理一巡で急落したようです。一方、先限(10月限)は、10時ごろに3.6円高の236.7円まで上昇して一代の高値を更新しましたが、11時過ぎから急落し、12:30時点で4円安の229.1円まで急落しております。

 上海ゴムは、寄り付き直後に0.6%高まで上昇しましたが、11時過ぎから下落に転じてマイナス転換となり、3%安で前場を終えました。上海鉄筋も3%安付近まで急落しており、中国の資源銘柄が全面安となりました。

 「一葉落ちて天下の秋を知る」ということわざがあるように、東京ゴムが突然急落したように見えても、急落に転じる「前兆」があったのかもしれません。5月9日の安値から昨日の夜間取引までの上げ幅は、東京ゴムの当限(5月限)が66.5円幅、6月限が84.2円幅、7月限が61.9円幅、8月限が49.1円幅、9月限が37.5円幅、先限(10月限)が30.9円幅です。しかも、6月限は、昨日の日中取引と夜間取引で合計40円幅も上昇しました。そして、当限(5月限)や6月限の出来高の急変などは、手仕舞い一巡のシグナルだったのかもしれません。そうした期近限月の値動きや出来高の変化などを敏感に感じ取ることが出来れば、「一葉落ちて天下の秋を知る」ということわざのように「急落前の前兆」を感じ取ることが出来たのかもしれません。

天然ゴム市場「利益確定も一考か?」~天然ゴム市場パート2「投げたらしまい」

5月24日

天然ゴム市場「利益確定も一考か?」

 東京ゴムの先限(10月限)は、先ほど3.6円高の236.7円まで上昇し、一代の高値を更新しました。6月限は、20円幅近く上昇し、310円台に乗せております。これで5月限が320円台、6月限が310円台となりました。

東京ゴムの6月限は、23日の日中取引で20円高まで上昇し、その後の夜間取引でも20円高まで上昇しており、23日の日中取引と夜間取引の上げ幅が合計で40円幅となりました。6月限の売り方の手仕舞いが、22日の夜間取引から加速しております。

東京ゴムの6月限の取引高は、22日時点で1100枚強でした。そして、6月限の22日の夜間取引から23日の夜間取引までの合計出来高が1000枚を超えました。それにより、6月限の取組高の8割程度が玉整理を終えた可能背もあります。しかも、今朝からはほとんど出来高が増えておりません。それを受けて6月限の玉整理が一巡したと考えるべきかもしれません。

商品相場では、「順さやは、納会前後でさや滑り」や「逆さやは、納会前後でさや出世」となる傾向があります。今回の東京ゴムは、記録的な大幅逆さやを形成しており、納会に向けて期近限月を中心として上げ足を強めたことから、「逆さやは、納会前後でさや出世」というパターンとなったようです。こうしたことから、「逆さや売るべからず」という商品相場特有の格言が生まれたのかもしれません。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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5月24日

天然ゴム市場パート2「投げたらしまい」

東京ゴムの11時時点での出来高は、当限(5月限)が3枚、6月限が556枚、7月限が255枚、8月限が298枚です。当限に関しては、5月17日までの数日間の大商いで玉整理が一巡し、その後は出来高がほとんどありません。6月限に関しては、22日の夜間取引から23日の夜間取引にかけて出来高が合計で1000枚を超えました。しかも、6月限の出来高は、昨日の夜間取引で512枚となりましたが、今朝から44枚しか出来ておらず、玉整理が一巡した可能性も高まってきました。22日時点での6月限の取組高が1100枚強ですから、2日間で1000枚強の出来高により、建玉の8割程度の玉整理が終了した可能性もあります。「踏んだらしまい」とか「投げたらしまい」という相場格言もあるように、今回の東京ゴムが期近限月主導の大幅逆さやで大幅高となっただけに、期近限月の「踏み(売り方の手仕舞い)」が一巡すれば、期近限月の上昇力が急速に衰える可能性もあります。ここは、当限(5月限)と6月限の玉整理が一巡したと見て、「投げたらしまい」という局面かもしれません。


天然ゴム市場パート4

 上海ゴムは、1.6%高で前場を終えました。そして、後場寄りが1.4%高となり、その10分後に0.3%安まで下落してマイナス転換となりました。

中国の、。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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ColumnAward 2015特別賞

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