松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

ゴム

天然ゴム市場パート2

 上海ゴムは、0.9%安の1万2500元付近で今朝から小動きを続けております。現在の上海ゴムから高率関税を差し引いてキロ当たりの円換算にすると、(1万2500元-900元)÷1000kg×16.29005=約189円換算となります。それに対して東京ゴムが2円ほど割安換算となっているようです。本日の中国の資源銘柄は、全体的に小動きです。

 東京ゴムにおける昨日時点での投資家の買い越し枚数は、前日比311枚増の6969枚です。投資家の買い越しポジションは、20日に981枚減少し、21日に241枚減少しました。20~21日の2日間で投資家の買い越し枚数が1222枚(約15.5%)も大幅に減少し、玉整理が大きく進みました。「投げたらしまい」という相場格言もあり、投げ(買い方の損切りの手じまい売り)が一巡すると、それまでの急落の流れが止まる傾向もあるようです。
東京ゴムの投資家ポジション

天然ゴム市場パート1~3

6月22日

天然ゴム市場

 昨夜の原油市場が大きく下落したものの、それに反して中国の資源銘柄が全面高となり、ロンドンLMEの非鉄金属銘柄も全面高となりました。

 昨日の夜間取引では、上海ゴム2%高、上海亜鉛3.1%高、上海銅1.5%高、上海鉄筋1.5%高、上海鉛1.2%高、上海熱延鋼板1.9%高、大連鉄鉱石2.6%高、大連コークス3%高、大連粘結炭3.8%高となり、大幅高となる銘柄が目立ちました。

 昨日の夜間取引で上海ゴムが上昇したこと受けて、本日の東京ゴムも5円高付近まで上昇しております。上海ゴムと大連鉄鉱石は、6月1日から15営業日連続で「年初来安値付近での小動き」を続けております。一方、石炭関連銘柄や上海鉄筋は、6月6日頃から上昇基調を続けております。中国の資源銘柄全体が上昇基調に転じ始めたことを受けて、年初来安値付近で小動きを続けている上海ゴムや大連鉄鉱石などが出遅れ物色される可能性も出てきました。


6月22日

天然ゴム市場パート2

 東京ゴムにおける投資家の買い越し枚数は、20日に981枚減少し、21日に241枚減少しました。昨日までの2日間で投資家の買い越し枚数が1222枚(約15.5%)も大幅に減少し、玉整理が大きく進んだようです。

東京ゴムにおけるファンドなど外国商品先物取引業者経由の売り越し枚数は、昨日までの2日間で1313枚(約19.5%)も減少し、利食いの買いの買戻しが進んだようです。

相場格言では、「投げたらしまい」や「踏んだらしまい」という相場格言もあります。踏み(売り方による損切りの買い戻し)や投げ(買い方の損切りの手じまい売り)が一通り出ると、それまでの急騰や急落の流れが止まる傾向もあるようです。東京ゴム市場では、20日と21日に買い方の大量の「手仕舞い売り」が出たことにより、相場格言でいうところの「投げたらしまい」となったのかもしれません。

投資家ポジション


6月22日

天然ゴム市場パート3

国際天然ゴム協議会(ITRC)加盟3ヵ国のタイとインドネシア、マレーシアが4月21日に生産国会合を開催し、天然ゴムの輸出制限の検討に入ったことを発表し、7月の次回会合で輸出削減策実施の是非を問うことを表明しました。その時のタイ・ハジャイのRSS3号現物価格は、キロ当たり72.22バーツでした。

6月17~18日にタイとインドネシア、マレーシアによる緊急会合を開催することが決定し、緊急会合に向けて東京ゴムの上げ足が速まりました。しかし、6月17~18日の緊急会合は「非公式会合」となり、結果公表は行われませんでした。それにより、輸出削減策実施を期待していた買い方の失望売りが広がり、東京ゴムが週明けから大きく下落しました。それにより、タイ・ハジャイのRSS3号現物価格が今週20日時点で53.45バーツにまで下落しました。

4月の生産国会合では、「輸出制限の検討に入った」や「、7月の次回会合で輸出削減策実施の是非を問う」などが公表され、その時のタイ・ハジャイのRSS3号現物価格が72.22バーツでしたが、今週20日時点で53.45バーツまで下落しているのですから、「7月7~10日の次回会合で、輸出削減策実施が合意される可能性はかなり高まった」と考えるべきかもしれません。

タイの現物価格


天然ゴム市場パート5「東京ゴムのXデーは7月7~10日の次回会合か?」

国際天然ゴム協議会(ITRC)加盟3ヵ国タイとインドネシア、マレーシアの3カ国が4月21日に生産国会合を開催し、天然ゴムの輸出制限の検討に入ったことを発表し、7月の次回会合で輸出削減策実施の是非を問うことを表明しました。そして、ITRC加盟3カ国が今週17~18日に緊急会合を開催し、輸出削減について話し合いました。それによると、7月7~10日の次回会合で、輸出削減策の全体量や各国の割り当て量などを話し合う段取りとなっているそうです。

タイとインドネシア、マレーシアの3カ国が昨年実施した天然ゴムの輸出削減策は、6ヵ月間で61万5000トンの輸出を削減するというものでした。その内訳は、タイ30万7500トン、インドネシア23万8000トン、マレーシア6万9500トンで、月平均10万2500トンの輸出削減を行うというものでした。

タイとインドネシア、マレーシアの3カ国が2012年10月に天然ゴム30万トンの輸出削減策を実施した時は、東京ゴムが1ヵ月半で70円ほど急騰した経緯もあります。今月17~18日に開催された緊急会合により、7月7~10日に開催される次回会合で輸出削減策が決定する可能性が高まったように感じられます。これから7月7~10日の次回会合に向けては、東京ゴムの安値拾いも一考ではないでしょうか。

      天然ゴム市場パート4

       上海ゴムは、15:15時点で1.5%安まで下落し、0.8%安の1万2565元で取引を終えました。上海ゴムは、昨日の日中取引が0.8%安、本日の日中取引が0.8%安となり、2日連続で小幅安となりました。それに対して東京ゴムは、2日連続で大幅安となっております。

      上海ゴムから高率関税を差し引いてキロ当たりの円換算にすると、(1万2565元-900元)÷1000kg×16.2888円=約190円換算となり、東京ゴム先限が4円ほど下回っております。東京ゴムの2日連続での大幅安により、上海ゴムと東京ゴムの価格水準が逆転したようです。

       本日のタイのRSS3号オファー価格(船積み価格)は、1kg=174セントです。これを円換算すると、1.74セント×111.3円=約193.6円換算となります。これに輸入諸経費を1kg=5円で計算すると、輸入採算価格が198.6円換算となります。現在の東京ゴムは、タイのRSS3号オファー価格(船積み価格)による輸入採算価格を12円幅ほど下回っている計算ですから、「東京ゴムの下値は限定的」と考えるべきかもしれません。そして、東京ゴムへの値ごろ買いも一考かもしれません。

      天然ゴム市場パート3

       東京ゴムは、14;23時点で当限が10.5円安、先限が3.1円安です。当限が大幅下落となっているものの、先限の下げ幅が限定的となっていることは注目でしょう。そして、当限と先限がほぼ同値水準となっていることも注目でしょう。

       東京ゴムの当限と先限の価格差グラフを見ると、当限と先限の価格差がほとんどなくなったタイミングで底入れしている傾向もあるようです。東京ゴムの当限と先限の価格差は、先月24日に一時100円幅まで拡大する場面もあり、その時の先限が236円の先月高値となりました。その後、東京ゴムが暴落し、当限と先限がほぼ同値となった6月7日に、先限が年初来安値を記録しました。その後は、価格上昇と共に価格差も拡大しました。そして、今週になって下落基調に転じ、本日になって当限と先限がほぼ同値となりました。それにより、ここが東京ゴムの底値となる可能性もあります。「さやの変化は、相場の変化」という商品相場特有の相場格言もあり、特にさやの変化が大きいとされる東京ゴムにとっては、本日のさやの変化は注目でしょう。
      価格差グラフ

      天然ゴム市場パート2

       上海ゴムは、昨日の夜間取引で1.7%安の1万2440元まで下落して取引をおえましたが、現在は、0.7%安の1万2570元付近で推移しております。これから高率関税を差し引いてキロ当たりの円換算にすると、(1万2570元-900元)÷1000kg×16.307円=約190円換算となり、現在の東京ゴムが4円ほど下回っております。

       東京ゴムは、今朝の安値から3.6円幅ほど戻しましたが、それでも上海ゴムより1kgあたり4円ほど割安換算となっていることは注目でしょう。

       東京ゴムにおける昨日時点での投資家の買い越し枚数は、前日比991枚減少の6899枚となりました。投資家ポジションが4月中旬より買い越し転じてから初めてまとまった手じまい売りが出ました。

       東京ゴムにおけるファンドなど海外商品先物取引業者経由の昨日時点での売り越し枚数は、前日比1020枚減の5710枚となり、今月初めてまとまった利食いの買い戻しが出ました。ここは、東京ゴムに対して値ごろ買いも一考かもしれません。
      投資家ポジション

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      天然ゴム市場パート1~2

      6月19日

      天然ゴム市場「押し目買いも一考か?」

       上海ゴムは、10:27時点で2.4%安の1万2600元まで下落しました。それを受けて東京ゴムも7円安の194円付近まで下落しました。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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      6月19日

      天然ゴム市場パート2「押し目買いも一考か?」

       上海ゴムは、9:45ごろに一時3.1%安まで下落し、11:17時点で2%安付近まで戻しております。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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