4月8日
天然ゴム市場
タイでは、7日時点で新型ウイルスによる感染者が累計で2220人となり、死者数が前日比51人増となりました。先進国に対して医療設備が劣っているタイでは、感染拡大がかなり警戒されております。タイ民間航空会社は、4月3日より入国禁止措置を実施しているほどです。そしてタイ政府は、4月3日より外出禁止令が発令しており、午後10時から翌朝4時までの夜間の外出を原則禁止し、違反者には2年以下の懲役または4万バーツ(約13万円)以下の罰金、もしくはその両方となります。
午後10時から翌朝4時までの夜間外出を禁止となれば、天然ゴムのタッピングに悪影響を及ぼします。ゴムの木の樹液は、太陽にあたると硬化するので、太陽の日差しを避けることが出来る時間帯にタッピングを行います。スリオン農業協同組合大臣は、「夜間外出禁止令の時間帯にタッピングを行う必要がある。農民が夜にラテックスを収集することを禁じられているならば、彼らは収入を得ることは出来ないだろう。」と述べ、。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
4月8日
天然ゴム市場パート2
本日の上海ゴムは、1%安で寄り付きましたが、12:10時点で2.1%高の1万85元となり、3月26日以来となる「1万元の大台回復」となりました。武漢市のロックダウンが解除されたことなどが好感されたようです。
武漢市で1月23日から実施されていたロックダウンが本日より解除されました。武漢市では、新型ウイルスによる感染者数が合計で5万人を突破し、死者数が2571人に達しました。そして、中国本土での7日時点での新型ウイルスによる死者数がゼロ人となりました。
現在の中国商品先物市場の工業品銘柄は、全体的に高安まちまちとなっておりますが、上海ゴムだけは大幅高となって。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
4月8日
天然ゴム市場パート3
本日の上海ゴムは、1%安付近で寄り付きましたが、2.9%高の1万170元まで急騰して前場を終えました。上海ゴム20号に関しては、5.1%高まで急騰して前場を終えました。本日の中国商品先物市場の工業品銘柄が全体的に高安まちまちですが、上海ゴムだけが大幅高となった事に注目でしょう。武漢市のロックダウンが2か月半ぶりに解除されたことなどが好感されているようです。また、タイで夜間外出禁止令が天然ゴム生産に及ぼす影響や、天然ゴム生産地の干ばつ観測なども強材料視されているようです。
マーケット全体が新型ウイルス問題一色となっておりますが、その陰に隠れて注目度が低下している「天然ゴム生産地の干ばつ懸念」にも注意する必要があります。タイ国船員協議会のリムルーチャ副議長は、「輸出業者は現在の広範囲にわたる悪影響を懸念しており、農民やオペレーターに迅速な救済措置を提供するよう要請する。これは過去40年で最悪の干ばつであり、国の4つの主要なダムの水量は農業用に残りわずか16%であり、。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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