松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

穀物

トウモロコシ市場

9月19日

トウモロコシ市場

 シカゴコーンにおけるファンドポジションは、買い越し枚数が7月18日時点で17万7147枚まで増加し、シカゴコーンも4ドル台まで上昇しました。その後、9月5日時点で売り越しに転じ、9月12日時点で売り越し枚数が2万4614枚となりました。それと共にシカゴコーンが下げ止まりの様相を呈してきました。

 一方、東京トウモロコシは、8月30日に2万530円まで下落して年初来安値を記録し,9月19日13時時点で2万1140円です。東京トウモロコシは、8月下旬ごろから「鍋底」を形成しているようにも感じられます。

 シカゴコーンにおけるファンドポジションの変化や東京トウモロコシのチャートを見る限りは、トウモロコシ市場が底入れしたようにも感じられます。現在のシカゴコーンが生産コストとされる水準を1ブッシェルあたり50セントほど下回っていることから、これから「農家の売り渋り」に注目が集まりそうです。今年の米国産トウモロコシは、4年連続での豊作見通しです。それにより、4年連続で農家の売り渋りによる秋高の現物呼び出し相場に発展する可能性もあります。


東京トウモロコシの日足
シカゴコーンのファンドポジション


※チャートの情報提供元は(株)エムサーフです。チャートの著作権は、(株)エムサーフに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、株式会社エムサーフは一切の責任を負いません。

 

 

トウモロコシ市場パート2

9月13日

トウモロコシ市場パート2

 今年の米国産トウモロコシは、4年連続の豊作見通しです。そして、この時期のシカゴコーンは、4年連続で生産コストを50セントほど下回っております。昨年までのシカゴコーンは、3年連続で秋高の現物呼び出し相場に発展しました。豊作観測が強まってシカゴコーンが天候相場末期に生産コストを50セントほど下回ることもありますが、そのあたりが底値圏となり、需給相場入りと共にじり高基調に転じるパターンが昨年まで3年連続で発生しております。

 昨年の米国産トウモロコシは、過去最高の豊作となりました。昨年のこの時期は、米トウモロコシ農家のサイロが満タンとなって保存場所が足りなくなると騒がれましたが、需給相場入りと共にじり高基調に転じ、秋高の現物呼び出し相場に発展しました。いくら豊作見通しが高まっても、シカゴコーンが生産コストを50セントほど下回っていれば、生産農家の売り渋りが本格化し、現物市場は「有りがすれ状態」に陥ります。こうなれば、「ハーベスト・プレッシャー」の反対の現象が発生いします。

 意外かもしれませんが、不作相場の時ほど、収穫期にハーベスト・プレッシャーが強まります。そして、豊作観測の時は、収穫期に農家の売り渋りが強まります。この時期のシカゴコーンが8ドル台まで上昇したことは過去10年間で4回ありますが、そのいずれも需給相場入りと共にハーベスト・プレッシャーの高まりで急落しました。米国産トウモロコシの生産コストの最高額は、過去10年間では540セント付近です。生産コストは、その年の単収により変化します。

現在のシカゴコーンが生産コストを50セントほど下回っているだけに、これから生産農家の売り渋りは強まりそうです。すでに米国産トウモロコシの収穫作業が始まっており、これから収穫作業が進むにつれて、農家の売り渋りが表面化するものと思われます。

トウモロコシ市場

9月13日

トウモロコシ市場

 米農務省による昨夜の需給報告は、米国産トウモロコシの1エーカー当たりの単収が168.2ブッシェル予想に対して169.9ブッシェルとなり、前月発表値の169.5を上回りました。単収の上方修正に伴い、生産高と期末在庫も上方修正されました。

 昨夜の需給報告では、米国産トウモロコシの単収が予想外に小幅上方修正となりました。それにより昨夜のシカゴコーン12月限(新穀限月)は一時345.5セントまで下落する場面もありましたが、それでも8月31日に記録した安値を割り込みませんでした。9月限(旧穀限月)も8月31日の安値を割り込みませんでした。米国産トウモロコシの収穫作業が始まっており、シカゴコーンが天候相場から需給相場に移行し始めております。天候相場の期間中であれば、単収見通しの変化に敏感に反応する必要もあります。しかし、需給相場では、いつまでも単収見通しに執着していると、需給相場の本質を見失う可能性もあります。昨年9月12日に発表された需給報告でも、米国産トウモロコシの単収が市場予想を上回ったものの、その後のシカゴコーンは秋高の現物呼び出し相場に発展しております。

下記の2つのコメントは、私が1年前の9月13日に制作しました過去記事です。参考にしてください。

 

 

2016年9月13日(1年前の過去記事です)

トウモロコシ市場

 米農務省より昨夜発表された需給統計は、市場予想通りに米国産トウモロコシの単収が少し下方修正され、米国産大豆の単収が少し上方修正されました。米国産トウモロコシの1エーカーあたりの単収は、173.4ブッシェル予想に対して174.4ブッシェルとなり、前月発表値の175.1ブッシェルを下回りました。米国産大豆の1エーカーあたりの単収は、49.2ブッシェル予想に対して50.6ブッシェルとなり、前月発表値の48.9ブッシェルを上回りました。米国産トウモロコシと米国産大豆の単収発表は、共に市場予想を少し上回る内容となりました。そして、米国産大豆の単収の上方修正が少し目立ちました。需給統計発表後の値動きは、シカゴコーンの電子取引が1セントほど下落しており、シカゴ大豆の電子取引が23セントほど下落しております。しかし、シカゴ大豆の電子取引は、需給報告発表前に10セントほど上昇しており、現在は昨日15:15比8セント安付近で推移。トウモロコシや大豆の世界需給見通しや作付面積に関する発表は、特に前月発表値から大きく乖離する項目も見当たりませんでした。

 米農務省から発表された米国産トウモロコシの週間作柄・育成進展状況は、良好と優良の占める割合が74%となり、前週と変わらずです。デントステージが前週比11%上昇の87%となり、平年値を5%上回りました。成熟は前週比15%上昇の33%となり、平年値を1%上回りました。収穫は5%となり、前年同期を1%上回りました。米穀倉地帯は広大ですから、北部と南部では収穫開始時期にかなりの差が出ます。アイオアやミネソタ、ミシガンなど米穀倉地帯の主要地域では、10月中旬~11月上旬が収穫期となります。

 一部地域でようやく収穫作業も開始し、本格的な収穫期が近づいてきたことを感じます。こうなると、投資家の関心が天候から需給へと移り始めます。ここでは、「1か月後に農家がどのような動きをするのか?」ということを考えることも重要となります。米国産トウモロコシの1エーカーあたりの生産コストを昨年と同様に683.88ドル、1エーカーあたりの単収を174.4ブッシェルで計算すれば、今年の生産コストは、689.24ドル÷174.4ブッシェル=3.95ドルとなります。1エーカーあたりの生産コストは、年によってそれほど変化はしませんが、1エーカーあたりの単収は、年によってかなり変化します。

 米国産トウモロコシは、昨年も一昨年も豊作でした。そして昨年と一昨年のこの時期のシカゴコーンは、その年の生産コストとされる水準を50セントほど下回っておりました。それにより農家の売り渋りが広がり、2年連続で現物呼び出し相場に発展し、10~12月頃に生産コストとされる水準を少し上回るところまで上昇しました。現在のシカゴコーンは、生産コストとされる水準を60セント近く下回っており、昨年や一昨年同様に農家の売り渋りが広がることも予想されます。

 

 

2016年9月13日(1年前の過去記事です)

トウモロコシ市場パート2「豊作に売り無し、凶作に買い無し」

 「豊作に売り無し、凶作に買い無し」という穀物相場特有の相場格言があります。天候相場の期間に豊作観測からシカゴコーンが下落を続けたり、不作観測からシカゴコーンが上昇を続けることがあります。「豊作になるだろう」という投資家心理は、トウモロコシ価格を下落させる要因となります。しかし、大方の投資家が、「今年は豊作決定だ」と考えるようになれば、シカゴコーンが下がらなくなるパターンも多いようです。「豊作見通し」が織り込み済みとなれば、それを上回る弱材料は見当たらなくなります。

 シカゴコーンは、過去10年間で8ドル近くまで上昇したことが4回ありますが、そのいずれも9~12月頃に急落しております。「不作になるだろう」という投資家心理により春~夏頃に上昇を続けても、秋になって「不作決定」という投資家心理に変化すれば下落に転じることは仕方がないことかもしれません。秋ごろに8ドル付近の高値が付けば、消費者の消費意欲は低下し、農家の販売意欲は高まります。それにより消費減退とハーベスト・プレッシャーの高まりによりシカゴコーンが下落に転じるパターンも多いようです。

 シカゴコーンは、過去10年間でこの時期に3ドル台まで下落したことが4回ありますが、そのいずれも9~12月頃に上昇しております。「豊作になるだろう」という投資家心理により春~夏頃に下落を続けても、秋になって「豊作決定」という投資家心理に変化すればシカゴコーンが上昇に転じることは仕方がないことかもしれません。秋ごろに3ドル台の安値が付けば、消費者の消費意欲は高まり、農家の販売意欲は低下します。そうした消費促進と農家の売り渋りによりシカゴコーンが上昇に転じるパターンも多いようです。

 湾岸戦争の1カ月ほど前から東京金が上昇を続けたこともありました。しかし、湾岸戦争が始まれば、開戦当日の東京金がストップ安となり、その後、1カ月ほど東京金が急落を続けました。多国籍軍の戦艦や戦車、兵士などがイラン周辺に向けて移動する過程で「湾岸戦争が勃発するだろう」という投資家心理により上昇を続けていた東京金にとって、湾岸戦争が始まれば、「材料出尽くし」となって急落に転じたようです。今年の米国産トウモロコシは、過去最高の単収予想と過去最高の生産高予想となっております。7月中旬~8月上旬の受粉期であれば、「高温による受粉障害」が生じる可能性もあります。しかし、すでに一部地域では収穫作業も始まっており、今年の米国産トウモロコシの豊作観測は多少の天候異変では覆りそうもありません。今年の米国産トウモロコシが豊作になるということを誰も疑わなくなる時期を迎えたことで、シカゴコーンが月初からじり高基調に転じているのではないでしょうか。

シカゴコーンの10年足

 

※チャートの情報提供元は(株)エムサーフです。チャートの著作権は、(株)エムサーフに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、株式会社エムサーフは一切の責任を負いません。


トウモロコシ市場

9月6日

トウモロコシ市場

 北上を続けているハリケーン「イルマ」の米上陸後の進路次第では、シカゴ穀物銘柄が大きく上昇する可能性もあります。ハリケーン「イルマ」は、カリブ海とメキシコ湾以外の大西洋上でのハリケーンとして、米国立ハリケーンセンターの観測史上最大の勢力となりました。米国に上陸する一般的なハリケーンは、カリブ海周辺から北上しながら徐々に勢力を強め、メキシコ湾に侵入すると、メキシコ湾内の温かい海面温度により勢力を大幅に強めます。しかし、ハリケーン「イルマ」は、メキシコ湾に侵入するかなり前の段階で勢力が最上位となるカテゴリー5となり、最大風速が秒速82.7m(時速298km)まで速まり、中心気圧が916ヘクトパスカルまで低下しております。ハリケーン「イルマ」は、10日(日曜)にフロリダ半島西岸付近からメキシコ湾に侵入する見通しです。

 ハリケーン「イルマ」がアラバマ州~フロリダ州付近から上陸する見通しであり、その後も北上を続ければ、米穀倉地帯南部で洪水被害をもたらす可能性が高まります。しかし、上陸後に進路を西に変更して大西洋上に向かう可能性もあります。ハリケーン「イルマ」の米上陸は来週12日頃となりそうですから、現時点では、米上陸後の進路予想は難しそうです。しかし、あと2~3日もすると、上陸後の進路予想も出てくるので、シカゴ穀物価格が反応しはじめる可能性もあります。ハリケーン「イルマ」の勢力が極めて強いことから、現時点からシカゴ穀物銘柄に対して強気な見方も一考かもしれません。

ハリケーン情報

9月6日

ハリケーン情報

 北上を続けているハリケーン「イルマ」は、最上位となるカテゴリー5にまで勢力を強め、最大風速が秒速82.7m(時速298km)まで速まり、中心気圧が916ヘクトパスカルまで低下しました。ハリケーン「イルマ」が現在の中心気圧を保って米国に上陸すれば、米国に上陸した大西洋ハリケーンの中でも歴代第3位の勢力となります。しかも、ハリケーン「イルマ」は、今後24時間で更に勢力を強めると見られております。ちなみに観測史上最悪の被害をもたらしたとされるハリケーン「カトリーナ」の上陸時の中心気圧は920ヘクトパスカルでした。ハリケーン「イルマ」は、10日(日曜)にフロリダ半島南岸沖を通過してメキシコ湾東部に侵入し、アラバマ州~フロリダ州付近に上陸する見通しです。

 メキシコ湾内のメキシコ東岸にあった熱帯低気圧「サーティーン」が成長を始めているのも気になります。ハリケーン「ハービー」が熱帯低気圧からハリケーンに成長した海域で熱帯低気圧「サーティーン」が成長を始めており、しばらく同じ場所に留まり、9日(土曜)にメキシコに上陸する予定です。熱帯低気圧「サーティーン」が勢力を強めて、メキシコ湾内の米石油施設に被害をもたらす可能性もあります。

そして、北上を続けるハリケーン「イルマ」の後方で熱帯低気圧「ホセ」がトロピカル・ストーム(最大風速34~63ノットの熱帯低気圧)に成長して北上を始めたことも気になります。現在の進路予想では、フロリダ半島の東沖を通過し、米国への上陸の可能性は低そうです。

 ゴールドマン・サックスの9月5日付けのレポートでは、ハリケーン「ハービー」の被害に対して、「国内のオンショア生産がある程度抑制される恐れがあるほか、復興作業に伴う原油需要回復が見込まれていることから、数カ月後には需給に若干ポジティブな影響が見られると示唆される。そのような結果になれば、最終的には米国の原油需要にとって支援材料となる。」と指摘しております。

 ハリケーン「イルマ」の最大風速が秒速82.7m(時速298km)まで速まっておりますが、「時速298kmの風」といっても、なかなか想像出来ません。そして、ハリケーン「イルマ」の中心気圧がハリケーン「カトリーナ」の米国上陸時を下回ったのですから驚かされます。ハリケーン「イルマ」の北上により、NY原油やシカゴ穀物価格の上昇も予想されます。そして、ハリケーン「イルマ」が米国に上陸することも予想されているだけに、ハリケーン「ハービー」とハリケーン「イルマ」による災害復興銘柄として、インフラや建物の建材料となる鉄鋼や非鉄金属、木材、天然ゴムなどの資源財価格の上昇も予想されます。

ハリケーン「イルマ」パート2

9月5日

ハリケーン「イルマ」パート2

先ほどの発表では、ハリケーン「イルマ」の中心気圧が943ヘクトパスカルから939ヘクトパスカルに低下しました。中心気圧があと8ヘクトパスカル低下して米国に上陸すれば、観測史上最も強力な大西洋ハリケーン上位10位に入ります。また、最大瞬間風速が秒速61m(時速約220km)から秒速64.8m(時速約233km)にまで速まり、あと秒速5.2m速まれば、カテゴリー5となります。

米国立ハリケーン・センターの予報では、48時間以内に更に勢力が強まると指摘しております。米国への上陸コースが予想されているだけに、NY原油市場やシカゴ穀物市場への警戒が必要となりそうです。

ハリケーン「イルマ」

9月5日

ハリケーン「イルマ」

米国立ハリケーン・センター(NHC)は、ハリケーン「イルマ」が9日夜にフロリダ州南部に到達するとの見通しを示した。ハリケーン「イルマ」は、時速215㎞の暴風を伴い北上しており、米東海岸とフロリダ州では、非常事態宣言が出されました。NHCは「今週後半から週末にかけてフロリダ半島とフロリダキーズ(フロリダ州南端沖の島々)にイルマの影響が及ぶ可能性が高まっている。また、米南東部の海岸では週後半に高波としけの影響が出始める。」と説明しており、今後48時間で勢力を一段と強めると見られております。

 カテゴリー4の勢力を誇るハリケーン「イルマ」が、カテゴリー5にまで勢力を強めて米国に上陸することになれば、NY原油市場やシカゴ穀物市場に対する影響も大きくなりそうです。現在のハリケーン「イルマ」は、最大瞬間風速があと秒速8m速まれば、勢力がカテゴリー5となり、中心気圧があと12ヘクトパスカル低下して米国に上陸すれば、観測史上最も強力な大西洋ハリケーン上位10位に入ります。

まだハリケーン「ハービー」による大洪水の爪痕が残っており、そこに極めて強力な勢力のハリケーン「イルマ」が上陸することになれば、甚大な被害を及ぼす可能性もあります。それを警戒して3連休明けとなる今夜の米国市場でNY原油市場やシカゴ穀物市場が反応する可能性もあります。また、災害復興銘柄への注目が高まりそうです。そして、洪水被害による自動車の買い替え需要の高まりを予測して自動車関連銘柄が上昇する可能性もあります。ここでは、今週後半のハリケーン「イルマ」による影響を先読みすることも一考ではないでしょうか。

原油市場&トウモロコシ市場「カテゴリー4が北上中」

9月5日

原油市場&トウモロコシ市場「カテゴリー4が北上中」

 北上を続けるハリケーン「イルマ」は、勢力をカテゴリー4に強め、進路予想が昨日より少し西寄りに変化し、メキシコ湾に侵入する可能性が高まってきました。中心気圧は、昨日15時時点の961ヘクトパスカルから943ヘクトパスカルにまで低下し、最大瞬間風速が秒速62mとなりました。

 最大瞬間風速があと秒速8m速まれば、勢力がカテゴリー5となります。そして、中心気圧があと12ヘクトパスカル低下して米国に上陸すれば、観測史上最も強力な大西洋ハリケーン上位10位に入ります。過去最大の被害をもたらしたハリケーン「カトリーナ」の上陸時の中心気圧は920ヘクトパスカルでした。

 ハリケーン「イルマ」の進路予想では、今週9日(土曜)にキューバ東岸沖を通過し、10日(日曜日)にフロリダ半島東岸沖を通過してメキシコ湾の東側に侵入する見通しです。テキサス州に甚大な被害をもたらしたハリケーン「ハービー」は、テキサス州に上陸する2日前まで熱帯低気圧でしたが、たった2日間でハリケーンのカテゴリー4にまで急成長して上陸しました。メキシコ湾に侵入すれば、メキシコ湾内の温かい海面温度の影響を受けて勢力を強める傾向もあります。

 ハリケーン「ハービー」の被害を受けたメキシコ湾岸の米石油施設が、ハリケーン「イルマ」の被害も受けることになれば、エネルギー価格が上昇する可能性もあります。また、ハリケーン「ハービー」は、先行する熱帯低気圧に進路を塞がれて上陸後にほとんど北上しなかった事で、テキサス州に甚大な洪水被害をもたらしました。ハリケーン「イルマ」がルイジアナ州~アラアマ州付近から上陸し、その後も北上を続けることになれば、米穀倉地帯南部で洪水被害をもたらし、シカゴコーンなどシカゴ穀物価格が上昇する可能性もあります。また、ハリケーン「ハービー」に続いてハリケーン「イルマ」まで米国に上陸することになれば、インフラや建物の多くが被害を受け、災害復興関連銘柄として鉄鋼や非鉄金属、天然ゴムなどの資源財価格が上昇する可能性もあります。それにより、東京ドバイ原油や東京トウモロコシ、東京ゴムなどに対しては、今後のハリケーン「イルマ」の勢力変化と進路予想に注意が必要となりそうです。

みんコモコラムアワード2015
ColumnAward 2015特別賞

「特別賞」を受賞しました

詳細はこちら
重要事項
通常取引を始めるにあたって
スマートCXを始めるにあたって
重要事項説明
取引開始基準
契約締結前交付書面
金融商品取引法に基づく開示
勧誘方針
個人情報保護法
反社会勢力へ対する基本方針
免責事項
*掲載される情報はサンワード貿易株式会社(以下弊社)が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成・表示したものですが、その内容及び情報の正確性、完全性、適時性について、弊社は保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありません。
*弊社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。
*本ブログに掲載される株式、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少することもあり、価値を失う場合があります。
*本ブログは、投資された資金がその価値を維持または増大を保証するものではなく、本ブログに基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの損害が発生した場合でも、弊社は、理由のいかんを問わず、責任を負いません。
*投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。
以上の点をご了承の上、ご利用ください
最新記事