松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

穀物

トウモロコシ市場「利益確定も一考か?」

10月19日

トウモロコシ市場「利益確定も一考か?」

米環境保護局(EPA)は9月下旬、バイオディーゼルの2018~2019年の使用義務量(それぞれ21億ガロン)について、減らすことを検討していると発表しました。それを受けてアイオア州などトウモロコシの生産地から反対する声が上がりました。

アイオア州のレイノズル知事は10月18日、トランプ大統領と電話会談をして、米政府がバイオ燃料の使用義務量の変更を行わないよう要請しました。更にレイノズル知事は。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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トウモロコシ市場「豊作に売り無し」

10月13日

トウモロコシ市場「豊作に売り無し」

米農務省が10月12日に発表した需給報告では、米国産トウモロコシの単収予想を前月発表値の1エーカーあたり169.9ブッシェルから171.8ブッシェルに大きく引き上げ、市場予想の170.1ブッシェルを上回りました。それにより今年の生産高見通しが過去2番目の高水準となりました。また、期末在庫予想も引き上げられました。

収穫が2割強も終了しているこの時期になって単収予想がここまで大きく変化することは極めて稀なことです。そして最大の注目は、「単収予想の大幅引き上げ発表でもシカゴコーンが上昇に転じた」ということです。これは、相場格言でいうところの「豊作に売り無し」というところかもしれません。

シカゴコーンにおけるファンドポジションは、買い越し枚数が7月18日時点で17万7147万枚まで膨らみました。しかし、9月5日時点で売り越しに転じ、10月3日時点で売り越し枚数が4万7103枚にまで膨らみ、5カ月ぶりとなる高水準な売り越し枚数となりました。ここで注目は、シカゴコーンが3.5ドルを割り込んだ9月5日からファンドが売り越しに転じたことでしょう。それによりファンドが3.4~3.5ドル付近で大量の売りポジションを構築したことになります。そうしたファンドの安値売り込みでシカゴコーンが底固めとなったのかもしれません。ここは、「豊作に売り無し」という穀物相場特有の格言に注目するところかもしれません。


トウモロコシ市場

10月12日

トウモロコシ市場

 本日は、米農務省から需給報告が発表されます。春~夏の需給報告と違ってこの時期の需給報告の注目度はそれほど高くありません。収穫作業も2割ほど終了している時期ですから、生産高見通しなども前月発表値からあまり変化しないと見られております。

 米農務省が今月10日に発表しました「10月8日時点でのプロップ・プログレス」では、米国産トウモロコシの収穫率は前週比5%上昇の22%となり、過去5年平均の37%を大きく下回りました。そして、成熟率は前週比14%上昇の82%となり、過去5年平均の87%を少し下回りました。作柄の優と良の占める割合は、前週比1%上昇の64%となりました。

今年の米国産トウモロコシは、収穫遅れが目立っております。作柄が例年より少し悪いので、収穫を遅らせる傾向となっております。しかし、成熟率が82%まで上昇しているので、これからの収穫作業は加速しそうです。ただ、今月下旬になっても収穫遅れが続いているようであれば、霜害への警戒も必要となります。

昨年のシカゴコーンは、8月30日に年初来安値を記録し、10月頃から上昇基調に転じ、翌年の2月頃に向けて上昇基調を続けました。今年も昨年同様に8月30日に年初来安値を記録しております。昨年と同じパターンとなれば、10月頃から上昇基調に転じることになります。

シカゴコーン12月限の週足
シカゴコーン12月限の週足

 

※チャートの情報提供元は(株)エムサーフです。チャートの著作権は、(株)エムサーフに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、株式会社エムサーフは一切の責任を負いません。


トウモロコシ市場

10月11日

トウモロコシ市場

 シカゴコーンにおけるファンドポジションは、ホット&ドライによる受粉障害が警戒された7月18日時点で17万2065枚の買い越しにまで膨らみました。しかし、9月5日時点で売り越しに転じ、10月3日時点で売り越し枚数が4万7103枚まで膨らみました。

 これまでのパターンでは、ファンドの売り越し枚数が4万~10万枚付近まで膨らんだ時にシカゴコーンの買い場となりました。そして注目は、ファンドが9月5日から売り越しに転じましたが、シカゴコーンは、8月末からややじり高基調となっていることでしょう。結果的には、ファンドが9月5日から売り越し枚数を増加させ続けているものの、それでもシカゴコーンは下落に転じないので、ファンドの売り進みもそろそろ限界かもしれません。

シカゴコーンにおけるファンドポジション

トウモロコシ市場

10月3日

トウモロコシ市場

米国産トウモロコシの1日時点での収穫率が市場予想平均の21%を下回った事を嫌気して昨夜のシカゴコーンは下落したようです。米農務省が昨日発表した1日時点での収穫率は、米国産トウモロコシが前週比6%上昇の17%、米国産大豆が前週比12%上昇の22%となりました。米国産トウモロコシの1日時点での成熟率は、前週比17%上昇の68%となりました。

1日時点での収穫率は、過去5年平均(26%)を9%ほど下回っており、今年の収穫作業は少し遅れているようです。しかし、成熟率が68%まで上昇しておりますので、これからの収穫作業はペースアップとなりそうです。収穫遅れは、霜害が発生しなければそれほど心配する必要もありません。それよりも、収穫作業が進むほど、農家の売り渋りが鮮明となる可能性もあります。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。

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シカゴコーンの日足
東京トウモロコシの日足

 

 

本レポートはサンワード貿易株式会社が情報提供を目的として作成したものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。本レポートは信頼

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トウモロコシ市場

9月19日

トウモロコシ市場

 シカゴコーンにおけるファンドポジションは、買い越し枚数が7月18日時点で17万7147枚まで増加し、シカゴコーンも4ドル台まで上昇しました。その後、9月5日時点で売り越しに転じ、9月12日時点で売り越し枚数が2万4614枚となりました。それと共にシカゴコーンが下げ止まりの様相を呈してきました。

 一方、東京トウモロコシは、8月30日に2万530円まで下落して年初来安値を記録し,9月19日13時時点で2万1140円です。東京トウモロコシは、8月下旬ごろから「鍋底」を形成しているようにも感じられます。

 シカゴコーンにおけるファンドポジションの変化や東京トウモロコシのチャートを見る限りは、トウモロコシ市場が底入れしたようにも感じられます。現在のシカゴコーンが生産コストとされる水準を1ブッシェルあたり50セントほど下回っていることから、これから「農家の売り渋り」に注目が集まりそうです。今年の米国産トウモロコシは、4年連続での豊作見通しです。それにより、4年連続で農家の売り渋りによる秋高の現物呼び出し相場に発展する可能性もあります。


東京トウモロコシの日足
シカゴコーンのファンドポジション


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トウモロコシ市場パート2

9月13日

トウモロコシ市場パート2

 今年の米国産トウモロコシは、4年連続の豊作見通しです。そして、この時期のシカゴコーンは、4年連続で生産コストを50セントほど下回っております。昨年までのシカゴコーンは、3年連続で秋高の現物呼び出し相場に発展しました。豊作観測が強まってシカゴコーンが天候相場末期に生産コストを50セントほど下回ることもありますが、そのあたりが底値圏となり、需給相場入りと共にじり高基調に転じるパターンが昨年まで3年連続で発生しております。

 昨年の米国産トウモロコシは、過去最高の豊作となりました。昨年のこの時期は、米トウモロコシ農家のサイロが満タンとなって保存場所が足りなくなると騒がれましたが、需給相場入りと共にじり高基調に転じ、秋高の現物呼び出し相場に発展しました。いくら豊作見通しが高まっても、シカゴコーンが生産コストを50セントほど下回っていれば、生産農家の売り渋りが本格化し、現物市場は「有りがすれ状態」に陥ります。こうなれば、「ハーベスト・プレッシャー」の反対の現象が発生いします。

 意外かもしれませんが、不作相場の時ほど、収穫期にハーベスト・プレッシャーが強まります。そして、豊作観測の時は、収穫期に農家の売り渋りが強まります。この時期のシカゴコーンが8ドル台まで上昇したことは過去10年間で4回ありますが、そのいずれも需給相場入りと共にハーベスト・プレッシャーの高まりで急落しました。米国産トウモロコシの生産コストの最高額は、過去10年間では540セント付近です。生産コストは、その年の単収により変化します。

現在のシカゴコーンが生産コストを50セントほど下回っているだけに、これから生産農家の売り渋りは強まりそうです。すでに米国産トウモロコシの収穫作業が始まっており、これから収穫作業が進むにつれて、農家の売り渋りが表面化するものと思われます。

トウモロコシ市場

9月13日

トウモロコシ市場

 米農務省による昨夜の需給報告は、米国産トウモロコシの1エーカー当たりの単収が168.2ブッシェル予想に対して169.9ブッシェルとなり、前月発表値の169.5を上回りました。単収の上方修正に伴い、生産高と期末在庫も上方修正されました。

 昨夜の需給報告では、米国産トウモロコシの単収が予想外に小幅上方修正となりました。それにより昨夜のシカゴコーン12月限(新穀限月)は一時345.5セントまで下落する場面もありましたが、それでも8月31日に記録した安値を割り込みませんでした。9月限(旧穀限月)も8月31日の安値を割り込みませんでした。米国産トウモロコシの収穫作業が始まっており、シカゴコーンが天候相場から需給相場に移行し始めております。天候相場の期間中であれば、単収見通しの変化に敏感に反応する必要もあります。しかし、需給相場では、いつまでも単収見通しに執着していると、需給相場の本質を見失う可能性もあります。昨年9月12日に発表された需給報告でも、米国産トウモロコシの単収が市場予想を上回ったものの、その後のシカゴコーンは秋高の現物呼び出し相場に発展しております。

下記の2つのコメントは、私が1年前の9月13日に制作しました過去記事です。参考にしてください。

 

 

2016年9月13日(1年前の過去記事です)

トウモロコシ市場

 米農務省より昨夜発表された需給統計は、市場予想通りに米国産トウモロコシの単収が少し下方修正され、米国産大豆の単収が少し上方修正されました。米国産トウモロコシの1エーカーあたりの単収は、173.4ブッシェル予想に対して174.4ブッシェルとなり、前月発表値の175.1ブッシェルを下回りました。米国産大豆の1エーカーあたりの単収は、49.2ブッシェル予想に対して50.6ブッシェルとなり、前月発表値の48.9ブッシェルを上回りました。米国産トウモロコシと米国産大豆の単収発表は、共に市場予想を少し上回る内容となりました。そして、米国産大豆の単収の上方修正が少し目立ちました。需給統計発表後の値動きは、シカゴコーンの電子取引が1セントほど下落しており、シカゴ大豆の電子取引が23セントほど下落しております。しかし、シカゴ大豆の電子取引は、需給報告発表前に10セントほど上昇しており、現在は昨日15:15比8セント安付近で推移。トウモロコシや大豆の世界需給見通しや作付面積に関する発表は、特に前月発表値から大きく乖離する項目も見当たりませんでした。

 米農務省から発表された米国産トウモロコシの週間作柄・育成進展状況は、良好と優良の占める割合が74%となり、前週と変わらずです。デントステージが前週比11%上昇の87%となり、平年値を5%上回りました。成熟は前週比15%上昇の33%となり、平年値を1%上回りました。収穫は5%となり、前年同期を1%上回りました。米穀倉地帯は広大ですから、北部と南部では収穫開始時期にかなりの差が出ます。アイオアやミネソタ、ミシガンなど米穀倉地帯の主要地域では、10月中旬~11月上旬が収穫期となります。

 一部地域でようやく収穫作業も開始し、本格的な収穫期が近づいてきたことを感じます。こうなると、投資家の関心が天候から需給へと移り始めます。ここでは、「1か月後に農家がどのような動きをするのか?」ということを考えることも重要となります。米国産トウモロコシの1エーカーあたりの生産コストを昨年と同様に683.88ドル、1エーカーあたりの単収を174.4ブッシェルで計算すれば、今年の生産コストは、689.24ドル÷174.4ブッシェル=3.95ドルとなります。1エーカーあたりの生産コストは、年によってそれほど変化はしませんが、1エーカーあたりの単収は、年によってかなり変化します。

 米国産トウモロコシは、昨年も一昨年も豊作でした。そして昨年と一昨年のこの時期のシカゴコーンは、その年の生産コストとされる水準を50セントほど下回っておりました。それにより農家の売り渋りが広がり、2年連続で現物呼び出し相場に発展し、10~12月頃に生産コストとされる水準を少し上回るところまで上昇しました。現在のシカゴコーンは、生産コストとされる水準を60セント近く下回っており、昨年や一昨年同様に農家の売り渋りが広がることも予想されます。

 

 

2016年9月13日(1年前の過去記事です)

トウモロコシ市場パート2「豊作に売り無し、凶作に買い無し」

 「豊作に売り無し、凶作に買い無し」という穀物相場特有の相場格言があります。天候相場の期間に豊作観測からシカゴコーンが下落を続けたり、不作観測からシカゴコーンが上昇を続けることがあります。「豊作になるだろう」という投資家心理は、トウモロコシ価格を下落させる要因となります。しかし、大方の投資家が、「今年は豊作決定だ」と考えるようになれば、シカゴコーンが下がらなくなるパターンも多いようです。「豊作見通し」が織り込み済みとなれば、それを上回る弱材料は見当たらなくなります。

 シカゴコーンは、過去10年間で8ドル近くまで上昇したことが4回ありますが、そのいずれも9~12月頃に急落しております。「不作になるだろう」という投資家心理により春~夏頃に上昇を続けても、秋になって「不作決定」という投資家心理に変化すれば下落に転じることは仕方がないことかもしれません。秋ごろに8ドル付近の高値が付けば、消費者の消費意欲は低下し、農家の販売意欲は高まります。それにより消費減退とハーベスト・プレッシャーの高まりによりシカゴコーンが下落に転じるパターンも多いようです。

 シカゴコーンは、過去10年間でこの時期に3ドル台まで下落したことが4回ありますが、そのいずれも9~12月頃に上昇しております。「豊作になるだろう」という投資家心理により春~夏頃に下落を続けても、秋になって「豊作決定」という投資家心理に変化すればシカゴコーンが上昇に転じることは仕方がないことかもしれません。秋ごろに3ドル台の安値が付けば、消費者の消費意欲は高まり、農家の販売意欲は低下します。そうした消費促進と農家の売り渋りによりシカゴコーンが上昇に転じるパターンも多いようです。

 湾岸戦争の1カ月ほど前から東京金が上昇を続けたこともありました。しかし、湾岸戦争が始まれば、開戦当日の東京金がストップ安となり、その後、1カ月ほど東京金が急落を続けました。多国籍軍の戦艦や戦車、兵士などがイラン周辺に向けて移動する過程で「湾岸戦争が勃発するだろう」という投資家心理により上昇を続けていた東京金にとって、湾岸戦争が始まれば、「材料出尽くし」となって急落に転じたようです。今年の米国産トウモロコシは、過去最高の単収予想と過去最高の生産高予想となっております。7月中旬~8月上旬の受粉期であれば、「高温による受粉障害」が生じる可能性もあります。しかし、すでに一部地域では収穫作業も始まっており、今年の米国産トウモロコシの豊作観測は多少の天候異変では覆りそうもありません。今年の米国産トウモロコシが豊作になるということを誰も疑わなくなる時期を迎えたことで、シカゴコーンが月初からじり高基調に転じているのではないでしょうか。

シカゴコーンの10年足

 

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