松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

穀物

トウモロコシ市場

5月21日

トウモロコシ市場

 シカゴコーンは、米中貿易協議終了後の共同声明を受けて上昇に転じました。現在のシカゴコーンの電子取引は406セント、東京トウモロコシは400円高付近で推移しております。

米国と中国の貿易協議を終え、中国が米国製品の輸入を大幅に増やすことで合意したとする共同声明が発表されました。その声明では、中国が農産物とエネルギーの輸入を大幅に増やすことに同意したそうです。ただ、中国による購入額拡大の具体的な計画には触れていないようです。米中共同声明発表後にニューシン米財務長官は、「トランプ政権は今のところ中国製品に対して追加関税を賦課しないことを決定した。」と述べております。

米通商代表部(USTR)は4月3日、中国からの輸入品に対する25%の追加関税について、対象が約1300品目に上り、年間500億ドル程度に相当することを明らかにしました。それを受けて中国は、年間500億ドル相当となる米国製品106品目に対して25%の追加関税を課すことを発表しました。その中国の追加関税に「米国産大豆と米国産トウモロコシ製品」が含まれておりました。しかし、今回の米中貿易協議を終えて、中国が米国からの穀物輸入を拡大させる方針を明らかにしたことを受けて、シカゴコーンが上昇に転じました。

トウモロコシ市場

5月16日

トウモロコシ市場

 米調査会社のインフォ―マ・エコノミクスが昨日発表した2018~2019年度の米国産トウモロコシの作付面積予想は8900万エーカーとなり、最新の米農務省予想(8800万エーカー)を上回りました。そして、米国産大豆の作付面積予想は8940万エーカーとなり、最新の米農務省予想(8900万エーカー)を上回りました。年初からシカゴコーンとシカゴ大豆が上昇基調を続け、3月上旬時点でシカゴコーンが390セント台、シカゴ大豆が1070セント台にまで大きく上昇しましたので、農家の作付け意欲も高まっているようです。

ウエザーサービスによる10日予報による降水確率は、50%が1日、40%が1日、30%が2日、20%以下が6日となっており、作付け作業が進みそうです。気温も温暖な日が続きそうです。気象予想を見る限りでは、育成に適した天候が続きそうです。

トウモロコシ市場

5月15日

トウモロコシ市場

 米農務省が昨夜発表した中間作柄・育成進展状況では、米国産トウモロコシの5月13日終了週時点での作付けが前週比23%上昇の62%となり、過去5年平均の63%まであと1%に迫りました。発芽は、前週比20%上昇の28%となり、過去5年平均の27%を1%上回りました。

 米国産大豆の5月13日終了週時点での作付けが前週比20%上昇の35%となり、過去5年平均の26%を9%も上回りました。発芽は10%となり、過去5年平均の6%を4%上回りました。

 米穀倉地帯では、4月上旬~中旬の低温により、作付け遅れが発生しました。4月22日終了週時点での米国産トウモロコシの作付け進展が5%となり、過去5年平均の14%を大きく下回りました。これを受けてシカゴコーンの上げ足が強まりました。しかし、4月下旬から温暖な天候となり、作付け作業が加速しました。一方、4月下旬から作付け作業が始まった米国産大豆は、例年以上のペースで作付けが進んでおります。ここにきて米国産トウモロコシの作付けペースが例年並みに回復し、発芽も例年並みとなってきました。今月末にかけても温暖な天候が続く見通しとなっており、作付けペースや発芽ペースが更に加速することも予想されます。しかも、4月下旬から適度な降水量が有り、今月末にかけても適度な降水量が予想されることから、今年の米国産トウモロコシが5年連続での豊作となる可能性があります。それにより、天候相場序盤で「青田ほめ」となることも予想されます。

トウモロコシ市場

5月14日

トウモロコシ市場

 シカゴ小麦は、今月3日に年初来高値を記録しましたが、その後は、6営業日中5営業日で下落しており、下落トレンドを鮮明としております。一方、シカゴ大豆は、3月5日に年初来高値を記録し、今月4日頃から下落トレンドを鮮明としており、先週末時点で、終り値ベースで3カ月ぶりの安値水準まで急落しております。そしてシカゴコーンは、今月4日に年初来高値を記録し、その後は、6営業日中5営業日で下落しております。

 年初からのシカゴ穀物市場は、南米の干ばつを背景にシカゴ大豆を中心に急伸を続けました。しかし、南米の天候回復や2018~2019年度の南米産大豆の生産が過去最大となる見通しに圧迫され、ここにきて下げ足を強めております。ブラジル植物油産業協会は今月11日、今年のブラジル産大豆生産が米国産を抜き、初めて世界最大の大豆生産国となる見通しを発表しました。

 米中貿易摩擦を背景に、中国が米国産大豆や米国産トウモロコシ製品に対して追加関税を課す可能性が高まっております。それを受けて輸入先を米国産から南米産に変更する中国の穀物商社が増えております。ちなみに、昨年の米国産大豆の生産量の「約3分の1」が中国に輸出されました。米中貿易摩擦の高まりを受けて今年の南米の大豆とトウモロコシの作付面積や生産高が過去最高に達するという予想が増えてきました。そして、ここにきてシカゴ大豆やシカゴ小麦の下げ足が強まってきただけに、シカゴコーンも年初からの上昇トレンドに対する反動安に注目する局面にきているのかもしれません。

トウモロコシ市場

5月11日

トウモロコシ市場

 シカゴコーンの電子取引は、米農務省による需給報告発表を受けて昨日24時ごろに一時407セント付近まで上昇しましたが、現在は400セント付近まで下落しております。それを受けて13:45時点で東京トウモロコシが200円安となっております。需給報告は。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。
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正しました。

トウモロコシ市場&原油市場

5月8日

トウモロコシ市場

 米農務省が昨夜発表した週間作柄・生育進展状況では、5月6日終了週の米国産トウモロコシの作付けが39%となり、過去5年平均の44%にかなり迫りました。発芽は8%となり、過去5年平均の14%を下回りました。米国産大豆の作付けは53%となり、過去5年平均の49%を上回りました。

 米国産トウモロコシの作付けは、4月上旬~中旬の低温によりかなり遅れましたが、4月下旬からの温暖によりかなり回復してきました。今後も温暖な天候が予想されることから、作付けが例年並みに回復することも予想されます。しかも適度な降水量が予想されていることやラニーニョ現象の終息を考えると、今年の米国産トウモロコシが5年連続で豊作となる可能性もあります。

 シカゴコーンは、作付け遅れを背景に先週3日まで9営業日ほど上昇基調を続けましたが、先週末より2日連続で下落したことを受けてトレンドが転換した可能性も出てきました。

今週10日に米農務省から需給報告が発表されます。この発表で注目は、2017~2018年度のアルゼンチン産のトウモロコシと大豆の生産高見通しや、2018~2019年度の南米産のトウモロコシや大豆の生産高見通しとなりそうです。

米農務省のアルゼンチン駐在農務官が先週3日までに発表した報告書によると、2018~2019年度のアルゼンチン産の生産高見通しは、トウモロコシが4000万トン、小麦が2000万トンにそれぞれ上方修正となりました。そして、2018~2019年度のアルゼンチン産の輸出量見通しは、トウモロコシが過去最高の2700万トン、小麦も過去最高の2000万トンにそれぞれ上方修正しました。

米中貿易摩擦の高まりを背景に中国の穀物輸入商社の多くが輸入先を米国産から南米産に切り替え始めたことを受けて、2018~2019年度の南米産のトウモロコシと大豆の生産高見通しが共に過去最高にまで上方修正される可能性が高まってきました。それにより、米農務省による今週10日の需給報告の発表を受けてトウモロコシや大豆が急落する可能性もあります。

5月8日

原油市場

 昨夜のNY原油は、70.37ドルまで上昇して取引を終え、4営業日続伸となりました。しかし、NY原油の取引終了後に「8日に対イラン対応を発表する」とのトランプ米大統領のツイートが伝わり、NY原油の電子取引が一時69.5ドル付近まで急落し、現在は70.0ドル付近で推移しております。このあたりの反応は、米国のイラン核合意からの離脱に関して「噂で買って、事実で売れ」ということかもしれません。

 トランプ大統領は6時間ほど前に、「イラン合意に関する私の決定を発表する。ホワイトハウスであす午後二時からだ。」とツイッター上で書き込みました。日本時間で9日午前3時からイラン核合意に関する発表が行われることになるようです。米国がイラン核合意からの離脱を発表した瞬間に、原油市場の買い方の利益確定の動きが活発化する可能性もあります。

  ロシアのノバク・エネルギー相は4月20日、「原油相場が4月中に1バレル=80ドルに達する可能性がある。」と述べる一方で、「80ドルはファンダメンタルズの裏付けがない水準になるだろう。」と述べておりました。昨夜のブレント原油は、一時76.3ドルまで上昇し、80ドルまであと3.7ドルに迫りました。ここは、ノバク・エネルギー相発言を参考に、「ブレント原油の80ドルはファンダメンタルズの裏付けがない水準」と考えて、原油市場に対する売り出動も一考かもしれません。


トウモロコシ市場&原油市場

5月7日

トウモロコシ市場

 今週の穀物市場の注目点は、米農務省から7日に発表される週間育成・進展状況と10日に発表される需給報告となります。週間育成・進展状況に関しては、温暖な天候により米国産トウモロコシの作付けペースのアップが予想されます。そして、需給報告に関しては、2018~2019年度のアルゼンチン産のトウモロコシと大豆と小麦の生産高見通しと輸出量見通しが上方修正される可能性が高まっております。

今年の米国産トウモロコシの作付けは、4月上旬~中旬の低温警戒により作付けが遅れました。しかし、4月下旬から気温が上昇し、作付け作業が回復基調になってきました。ウエザーサービスによるシカゴの週間予報では、この先1週間の最低気温は9~12度となっており、温暖な気候が続きそうです。また、ウエザーサービスによる10日予報によるこの先10日間の降水確率は、70%が1日、60%が1日、50%が1日、40%が2日、20%以下未満が5日となっており、適度な降水量を伴った温暖な気候が予想されております。

 米農務省のアルゼンチン駐在農務官が3日までに発表した報告書によると、2018~2019年度のアルゼンチン産の生産高見通しは、トウモロコシが4000万トン、小麦が2000万トンにそれぞれ上方修正となりました。そして、2018~2019年度のアルゼンチン産の輸出量見通しは、トウモロコシが過去最高の2700万トン、小麦も過去最高の2000万トンにそれぞれ上方修正しました。

 中国が米国産大豆や米国産トウモロコシ製品に対する追加関税を課す可能性が高まってきたことにより、中国の穀物輸入業者の多くが米国産から南米産へと輸入先の変更に動きだしております。それを受けてアルゼンチンなど南米諸国では、2018~2019年度の穀物生産が過去最高に達する可能性も高まってきました。

5月7日

原油市場

 先週末のNY原油は、一時69.97ドルまで上昇し、69.72ドルで取引を終えました。2015年に締結したイランへの経済制裁解除に関するイラン核合意の期限が迫っており、米国とイランとの対立に原油価格が反応しております。

米国は、5月12日のイラン核合意期限までにミサイル開発やサンセット条約などの条件が見直されない限り、イランへの制裁停止措置を延長しないという姿勢を示しております。それに対してイランは、イラン核合意に対するいかなる条件の変更も認めないという姿勢を示しております。イランのロウハニ大統領は6日、「核合意を巡るトランプ氏の決定を拒否する用意がある。核合意から離脱すれば、米国は過ちを犯すことになる。」と述べております。そして、フランスのマクロン大統領は、「トランプ大統領がイラン核合意の離脱を決定すれば、戦争が起きる恐れがある。トランプ大統領は戦争を望んでいるとは思わない。」と述べております。

イラン核合意に関する欧米6カ国中でフランスだけは、現状の核合意の条件維持の姿勢を示しております。現在のイラン核合意には、一定期間後に核開発の制限を解除する「サンセット条項」が盛り込まれております。イランは、核開発の制限解除に向けて弾道ミサイルの開発を行っていると見られております。このままいけば、2025年以降からイランが核開発を再開することになります。これに対してイラン核合意に関する欧米6カ国中5カ国が核合意の条件変更の姿勢を示しております。このままいけば、5月12日の核合意の期限までに欧米6カ国のイラン核合意に対する意思統一は難しそうです。そうなれば、米国がイラン核合意から離脱して単独でイランに対する経済制裁再開の姿勢を示す可能性がります。こうした思惑が、最近の原油価格を押し上げているようです。


トウモロコシ市場

5月1日

トウモロコシ市場

 米農務省が昨夜発表しました週間作柄・育成進展状況(4月29日終了週)では、米国産トウモロコシの作付けが前週比12%上昇の17%となり、過去5年平均の27%を下回りました。発芽は3%となり、過去5年平均の6%を下回りました。米国産大豆の作付けは5%となり、過去5年平均と同じになりました。

 2017~2018年度の米国産トウモロコシの週間輸出成約高(4月13~19日)は、100万~180万トン予想に対して146万5265トンとなりました。米国産大豆の週間輸出成約高は、35万65万トン予想に対して67万9379トンとなりました。

 4月中旬の低温が作付け遅れにつながりました。米国産トウモロコシの作付け進展は、前週よりかなり進みましたが、それでもまだ以前の遅れを取り戻せていないようです。ウエザーサービスによる週間予報では、この先1週間の最高気温が22~27℃、最低気温が12~16℃となり、温暖な気候が続きそうです。それにより、作付け遅れの解消は時間の問題かもしれません。

みんコモコラムアワード2015
ColumnAward 2015特別賞

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