松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

金市場&白金市場

5月14日

金市場&白金市場

 先週末のNYダウが91ドル高となり、現在のNYダウ先物が110ドル高付近まで上昇しております。NYダウは、5月4日から7営業日連続で陽線となり、1月から続く右肩下がりの上値抵抗線を突破して3営業日続伸となりました。これにより、1月から続く三角保合いから上放れとなってきたようです。

 S&P500採用企業の1~3月期決算発表における企業利益が大幅な伸びを記録したことを受けて、米国株の上げ足が強まっており、マーケット全体でリスクオンの流れが強まっております。それに加えて、中東の地政学的リスクの高まりが時間経過と共に沈静化してきたようにも感じられます。

 NYダウが三角保合いから上放れしてリスクオンの流れが強まってきたことを受けて、リスクヘッジ志向の金相場が失速する可能性も出てきました。そして、リスクオンの流れを好感してリスク志向の白金相場が上昇する可能性も出てきました。東京金と東京白金の価格差は、1カ月ほど前から1400円幅前後にまで拡大しており、「東京金-東京白金」の価格差が過去最大となりました。しかし、米国株の上昇を中心としたマーケット全体でのリスクオンの流れを受けて、東京金と東京白金の価格差が縮小する可能性も出てきました。それにより、「東京金売り&東京白金買い」などの取引に注目するところかもしれません。
NYダウの日足
東京金と東京白金の価格差グラフ

 

※チャートの情報提供元は(株)みんかぶです。チャートの著作権は、(株)みんかぶに帰属しており、無断で使用(転用・複製等)することを禁じます。提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、株式会社みんかぶは一切の責任を負いません。


金市場

4月17日

金市場

 NY金は、先月下旬より1325~1365ドル付近の狭い範囲での小動きを続けております。その間に米中貿易摩擦の高まりや米英軍によるアサド政権の軍事施設へのミサイル攻撃を受けてもNY金は小動きに留まりました。こうした強材料に反応しきれない値動きからも、NY金の地合いの悪さが感じられます。

 昨夜のNYダウが212ドル高となり、1月中旬から続く右肩下がりの上値抵抗線を突破しました。更に今朝からのNYダウ先物が140ドル高付近まで上昇しております。そして、米国企業の1~3月期決算発表シーズンに先週末より突入しました。しかも、来週25~25日は、大量の決算発表が行われ、今回の四半期決算の山場を迎えることになります。

 S&P500種採用企業の1~3月期の企業利益は、前年同期比18.4%増見通しとなっており、前期の11.9%増や前々期の5.8%増を大幅に上回り、リーマンショック後で最高値となる見通しです。それにより四半期決算が進むにつれてNYダウが上昇し、リスクオンの流れが強まる可能性もあります。そうなれば、リスクヘッジ志向の金相場が売られやすくなります。しかも、NYダウが2月上旬からの下落により、「2016年11月の米大統領選以降からの上げ幅の37%押し完了」となっただけに、調整安一巡でNYダウが上昇しやすくなっております。

 中国黄金データは16日、中国の1~3月期の金消費が前年同期比5.44%減の284.7万トンとなった事を報告しております。2017年の香港経由の中国の金純輸入量は、前年比18.5%減の628.294トンとなりました。そして、2月の金輸入量は、香港経由の中国が前月比35.5%減の33.245トン、インドが前年同月比25%減の63トンでした。金相場は、最近の中東の地政学的リスクの高まりに支えられているものの、実需面ではいつ急落してもおかしくないのかもしれません。

一時は米国とロシアの関係が悪化したものの、昨日発表するはずであった対ロシア追加制裁を米国が見送りました。それに対して米政府高官は、「ロシアが新たなサイバー攻撃やその他の挑発行為に踏み切らない限り、追加制裁を承認する可能性は低い。」と述べております。これにより、ロシアも米国の追加制裁を警戒してあまり反抗的な態度には出られなくなったと考えるべきかもしれません。それにより、これから中東の地政学的リスクが時間経過と共に沈静化する可能性も出てきました。これから本格化する米国企業決算発表がかなり良好な内容となることも予想されているだけに、リスクヘッジ志向の金相場に対して弱気な見方も一考かもしれません。
NYダウの日足2
NY金の日足

 

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これから始まる1~3月期決算発表シーズンを睨んで

4月13日

これから始まる1~3月期決算発表シーズンを睨んで

トランプ大統領が4月12日、「私はシリア攻撃をいつやるかについては何も言っていない。今すぐとも、そのうちとも、全く言ってないからな。なんにせよアメリカは私の下でIS撲滅の大仕事をやってのけたのだ。なのに、アメリカへの感謝の言葉はどこにいった。」とツイッターに書き込んでおります。これにより、米国がすぐにアサド政権に対してミサイル攻撃を行うとの懸念が後退し、4月12日の米国市場でリスクオンの流れが強まりました。それにより、昨夜のNYダウが293ドル高となり、NY金が下落しました。

これから米国企業の1~3月期決算発表が本格化します。主な決算発表スケジュールは下記の通りです。

12日:シティーグループ、JPモルガン・チェース、ウエルズ・ファーゴ。

16日:バンク・オブ・アメリカ、ネット・フィリックス、チャールズ・シュワブ。

17日:ゴールドマン・サックス・グループ、IBM,ジョンソン&ジョンソン、キンダーモルガン、ノーザン・トラスト、ユナイテッド・ヘルス・グループ。

18日:アルコア、アメリカン・エキスプレス、マテル、モルガン・スタンレー、USバンコープ。

 決算発表が最も集中するのは、4月最終週と5月第1週です。しかし、今月末までにS&P500種採用企業の半分ほどの決算発表が行われますので、それで今回の1~3月期決算の傾向がある程度わかるようになります。それにより、最も注目されるのが来週と再来週の決算発表となります。S&P500種採用企業の1~3月期決算での企業利益予想は、リーマンショック後最高となる前年同期比18.4%増見通しです。これから本格化する決算発表を受けてリスクオンの流れが強まる可能性も高そうですから、原油や天然ゴムなどのリスク志向の銘柄に対する強気な見方も一考かもしれません。その反面、リスクヘッジ志向の金相場に関しては、弱気な見方も一考かもしれません。

金市場

1月30日

金市場

金連動型上場投資信託(ETF)である「SPDRゴールド・シェアーズ」のプットコールレシオが先週末に2014年以来の高水準に達しました。それにより、投資家の多くが金下落に対する警戒感を急速に高めていることが示されました。そして、週明けのNY金が急落しました。ここにきて金市場における投資家心理が大きく変化してきたようです。

NY金におけるファンドの買い越し枚数は、12月12日時点で10万7068枚でしたが、1月23日時点で21万4684枚まで急速に増加しました。その間にNY金が150ドル近く上昇しているだけに、投資家心理が弱気に傾きだすことも自然なことかもしれません。しかも、NY原油におけるファンドの買い越し枚数の増加ペースが1月10日頃から急速に鈍ってきたので、そろそろファンドの買い進みも限界にきているのかもしれません。

NY金の日足
NY金におけるファンドポジション

 

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金市場

1月5日

金市場

 昨夜のNY金は、米国株の大幅高でも上昇しました。年初からNYダウが2連騰となりましたが、それでもNY金が2連騰となっております。そして、ユーロドルが3営業日連続で小動きを続けていることに反してNY金が年初から2連騰していることも注目でしょう。また、昨夜発表されたADP雇用統計が良好な内容となりましたが、それでもNY金が上昇したことも注目でしょう。

 12月27日頃からユーロドルがじり高基調となっておりますが、上げ幅も限定的なので、ドル安に反応してNY金が大幅高となっていると説明するには少し無理があります。どちらかといえば、米国株の上昇ペースが凄すぎて「米国株の高値警戒によるリスクヘッジの金買い」が続いていると考えるべきかもしれません。

 昨夜のシカゴVIX指数(恐怖指数)が一時8.92ポイントまで低下し、過去14年間での最低値(昨年11月24日の8.56ポイント)まであと0.36ポイントに迫りました。シカゴVIX指数(恐怖指数)とは、S&P500を対象とするオプション取引のボラティリティを元に算出している指数であり、数値が低いほど投資家が相場の先行きに安心感を持っているということです。こうした指数変化を見ても、投資家心理が強気に大きく傾いていることが伺えます。しかし、投資家心理が強気に傾き過ぎたことで、「米国株に対する高値警戒」を強める投資家が金相場を買っているのかもしれません。米国株を買いながら一部で金を買うことは、投資家が順張り手法のファンドに投資する一方で、逆張り手法のヘッジファンドにも一部投資して「リスクヘッジ」する事と同じかもしれません。それだけ今の米国株の上昇ペースが凄まじいということではないでしょうか。
VIX
VIX2

金市場&原油市場

1月4日

金市場

 昨夜のNY金は、イラン情勢や北朝鮮情勢に反応して買われ、一時1323ドルまで上昇しました。また、NYダウが再び高値更新したことによる米国株への高値警戒も「リスクヘッジの金買い」に繋がったようです

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1月4日

原油市場

 昨夜のNY原油は、イラン情勢や北米への寒波到来に反応して3年ぶりの高値まで上昇しました。そして、昨夜のNYダウが再び最高値を更新したことも原油市場の支援材料となったようです

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金市場

12月29日

金市場

 10:15時点での東京金が10円高となり、10営業日連続での上昇となっております。NYダウが4年連続で1月に下落しているので、株式投資家がリスクヘッジの金投資に注目しているように感じられます。

 NYダウは、8月頃から急上昇を続けてきましたが、12月18日から8営業日連続で高止まりとなり、上値の重い展開となってきました。昨日の米国株の売買高は、通常時の4割減となり、年末に積極的に動く投資家は少ないようです。

 NY金は、12月18日から40ドルほど上昇しており、NYダウが高止まりとなった事で上昇力を強めたようです。NYダウが5年連続で1月に下落すれば、「株式投資家によるリスクヘッジの金買い」が更に強まることも考えらえます。

NYダウの日足
NY金の日足

 

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金市場

12月28日

金市場

年明けからの金相場を予測する上で、米国株の値動きが重要となります。キャピタルゲインに対して米国では所得税、日本では雑所得税が発生します。今年は、NYダウが上昇を続けたので、年明けから利益確定の売りが活発化することも予想されます。今月利益確定すれば、来年の春に納税する必要があるので、年明けに利益確定させて税金を2019年に先延ばしさせることは、投資家の一般的な税金対策です。特にNYダウは、2013年から最高値を更新し続けており、それを受けて2013年以降では、1月に下落するパターンが続いております。

NYダウのチャートを見ると、2014年から4年連続で1月に下落していることが解ります。そして今年のNYダウは、2013年以降で最も大きく上昇した年ですから、これまで以上に税金を先送りさせる動きが強まっていると見ております。言い換えれば、今年のNYダウがあまりにも大きく上昇したことにより、投資家が秋ごろから利益確定を例年以上にためらっているとも言えるのかもしれません。そして、年明けに利益確定の売りで株式市場が下落すると、「リオスクヘッジの金投資」が注目されることになりそうです。

NY金のチャートを見ると、2014年から4年連続で1月に上昇していることが解ります。株式市場が上昇を続けた翌年の1月の金相場は、高確率で上昇する傾向があるようです。特に今年のNYダウが年初より5000ドル程上昇しているので、株式市場では、年明けの利益確定の動きがかなり活発化することも予想されるだけに、ここは、「リスクヘッジの金相場」に例年以上に注目するべきかもしれません。
NYダウの週足
NY金の週足)

 

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