松永総研

北浜の虎と呼ばれた男

白金

東京白金

下記のコメントは、無料メール情報会員の皆様に本日配信しました週間レポートの一部です。参考にしてください。


(東京白金)

 白金相場は、「貴金属市場の主力銘柄である金相場のトレンド出現待ち」といったところかもしれません。しかし、白金相場特有の要因としては、南アフリカ白金鉱山の動向に注目かもしれません。

南アフリカ大手白金鉱山会社のソリダリティ労働組合は10月23日、ロンミン社がクリスマスまでに1139人の雇用削減を計画していることを公表しました。それによりソリダリティ労働組合は、12月か来年1月のストライキ実施を支持していることを公表しました。南ア大手白金鉱山で大規模ストライキが発生すれば、白金価格が急騰する可能性もあります。特にロンミン社が「クリスマス前までの人員削減」を目指していることから、12月になれば南ア白金鉱山情勢が不安定となり、それが白金価格の上昇に繋がる恐れもあります。

ロンミン社は、現在検討中のリストラ策の影響を精査出来ないとの理由で、年次決算発表を延期しました。それを受けて11月3日の同社の株価が30%ほど急落する場面もありました。それに対してロンミン社のマラガCEOは6日、「鉱山閉鎖の恐れはない。非中核事業の新規未開発案件や、下流の製造部門の売却を検討しているが、我々の中核事業は健全だ。手元資金もある。」と述べております。

一方、南ア大手白金鉱山のインパラ社は9月19日、最大2500人の労働者解雇を巡り、政府や労働組合との交渉を開始したことを発表しました。インパラ社は、労働者3万1000人に対して最大2500人の人員削減を検討しております。白金生産世界第2位のインパラ社と第3位のロンミン社で大規模なリストラ計画が進んでおり、これが今後の白金市場の「台風の目」となる可能性もあります。そうした意味では、11月中か12月上旬までに東京白金の買い場探しも一考かもしれません。


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白金市場

10月19日

白金市場

 NY白金は、先週13日に一時945ドルまで上昇しましたが、週明けからの3日続落で高値から25ドルほど下落し、テクニカルがかなり悪化しました。それにより、昨年末から続く下値抵抗線となっている900ドル付近まで下落する可能性が出てきました。

 NY白金におけるファンドの買い越し枚数は、9月12日時点で3万7997枚まで増加しましたが、その後は減少傾向を続け、10月10日時点で2万2015枚です。現在の買い越し枚数は、それほど多くはありませんが、少なくもありません。買い越し枚数が5月上旬や7月上旬の時のように5000~1万枚付近まで減少すれば、東京白金に対する買い場探しも一考かもしれません。しかし、ファンドの買い越し枚数が現水準から5000~1万枚付近にまで減少する為には、NY白金が900ドル付近まで下落する程度では難しそうです。NY白金が880ドル付近まで大きく下落すれば、ファンドの買い越し枚数が5000~1万枚付近にまで減少する可能性はありそうです。


NY白金の週足
NY白金のファンドポジション

 

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白金市場「売りポジションの利益確定も一考か?」

10月3日

白金市場「売りポジションの利益確定も一考か?」

 NY白金と東京白金は、9月上旬から安定した下落基調を続けております。東京白金は、1カ月前の高値から250円ほど下落しました。東京白金が250円動けば、1枚4万8000円の証拠金に対して、250円×500倍=12万5000円の値洗いが動く計算となります。。。。。。。。。。。。。。この続きは、会員の皆様に限定してメールにてお送りしております。

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東京白金の日足

NY白金の日足


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白金市場

9月27日

白金市場

 NY白金が今月上旬から下落基調を強めております。それにより東京白金は、今月高値(4日の3576円)から230円ほど下落しました。東京白金が230円動けば、1枚5万4000円の証拠金に対して、230円×500倍=11万5000円の値洗いが動く計算となります。

 NY白金の過去1年間の安値は、昨年12月の892ドル、今年4月の898ドル、7月の890ドルとなっており、890~898ドル付近が1年前からのテクニカル的な下値抵抗線となっております。

 現在のNY白金(929ドル)が898ドルまで下落すれば、現在の東京白金(3357円付近)が3245円付近まであと112円ほど下落する計算となります。米国の利上げ観測の高まりと共にNY金とNY白金がしばらく下落基調を続ける可能性もあります。しかし、NY白金が900ドルの大台割れとなれば、「1年前から続く下値抵抗線を警戒したテクニカル的な押し目買い」も一考かもしれません。

 NY白金におけるファンドの買い越し枚数は、7月11日時点で5397枚まで減少し、その時のNY白金は900ドル付近まで下落しておりました。しかし、9月5日時点で3万7997枚まで増加し、その時のNY白金は1000ドル付近まで上昇しておりました。そして、9月19日時点で買い越し枚数が3万1648枚ですから、買い方ファンドの玉整理があまり進んでいないことが伺えます。買い方ファンドの玉整理がある程度一巡するまでは、白金市場に対する弱気な見方も一考かもしれません。
NY白金の週足

 

東京白金の週足
NY白金におけるファンドポジション



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貴金属市場パート2「落ちてくるナイフは掴むな」

9月27日

貴金属市場パート2「落ちてくるナイフは掴むな」

 NY金は、今月上旬から安定した下落トレンドを続けております。テクニカル的には、8月安値の1250ドル付近までの下落が予想されます。FRBのFF金利における12月の利上げ確率が今月上旬から上昇基調に転じただけに、NY金はしばらく下落基調を続けそうです。

 NY白金は、今月上旬からNY金以上に強力な下落トレンドを形成しております。テクニカル的には、この1年間の下値抵抗線となっている890ドル付近までの下落が予想されます。しかし、890ドル付近を割り込めば、昨年1月の安値水準である810ドル付近が次の下値目標となりそうです。「落ちてくるナイフは掴むな、床に突き刺さったナイフを拾え」というウォール街の相場格言もあり、今月上旬から下落基調を強めているNY白金や東京白金に対して値ごろ買いは避けるべきかもしれません。

 

 NY金の日足NY白金の日足
米国の利上げ確率

 

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貴金属市場

9月27日

貴金属市場

昨夜のイエレンFRB議長講演を受けて、米国の利上げ確率が上昇しました。イエレンFRB議長は、「インフレ動向を巡り不透明性が存在するなかでも、段階的な利上げの継続が必要」との認識を示しました。それを受けてFRBのFF金利における12月の利上げ確率が65%まで上昇しました。一方、CMEグループのフェドウォッチによる「相場が織り込む市場関係者の12月利上げ予想確率」は、イエレンFRB議長講演を受けて73%から78%に上昇しました。

 米国の利上げ確率の上昇やドル高の流れに圧迫されて昨夜のNY金が大きく下落しました。それに伴い、NY白金もNY金以上の下落となりました。最近のNY白金は、NY金が上昇する時にNY金以下の上げ幅となり、NY金が下落する時にNY金以上の下落となるパターンが続いており、地合いの悪さが感じられます。

下記のコメントは、最近の白金に関するコメントです。参考にどうぞ。

 

9月26日

白金市場

 クルド人自治区での独立を問う住民投票の実施により、中東の地政学的リスクが高まりました。また、北朝鮮問題による地政学的リスクも少し高まったようです。そうした地政学的リスクの高まりやドル安の流れを受けて、NY金の電子取引は昨日15:15比で16ドル高となりましたが、NY白金の電子取引は6ドル高に留まっております。こうしたNY金とNY白金の上げ幅を比べても、NY白金の地合いの悪さが伺えます。

 フォルクス・ワーゲンの排ガス不正問題の発覚を受けて、欧州で2年ほど前からディーゼル車放れが進みました。ディーゼル車の触媒により多くの白金が使用されることから、金と白金の価格差拡大傾向が2年ほど前から続いております。それに中国でのディーゼル自動車離れも加わり、金と白金の価格差の拡大傾向が続いております。

 中国の環境保護省は先月、28都市を拠点とする数万の企業に対し、大気汚染が悪化する冬季期間中(11~3月)のディーゼルトラック利用について、11月1日までに半減させるよう命じました。中国北部では、冬季のスモッグ被害が深刻です。スモッグ被害を軽減するには、石炭使用量やディーゼルトラックの排ガスなどを抑制する必要があります。中国当局はこれまでにないほどの厳しい姿勢でスモッグ被害の抑制に動き出しております。

 最近のNY白金は、NY金の値動きにあまり追随出来ていないことも目立つようになってきました。そうした値動きからも白金市場の地合いの悪さが伺えます。

 

9月25日

白金市場

 東京白金は、今月4日に3576円まで上昇しましたが、今朝の寄り付き直後に3364円まで下落し、今月高値から212円幅の下落となりました。東京白金が212円動けば、1枚=5万4000円の証拠金に対して、212円×500倍=10万6000円の値洗いが動く計算となります。

 NY白金におけるファンドの買い越し枚数は、7月11日時点の5397枚から9週間連続で増加し、9月12日時点で3万7997枚まで膨れあがりました。そして、9月19日時点で3万1648枚へと少し減少しました。東京白金が今月高値から212円ほど下落した半面、NY白金におけるファンドの買い越し枚数は減少に転じてまだ1週間目ですから、買い方ファンドの更なる手仕舞いに警戒が必要です。

 先週末のNY白金は、931ドルまで下落しました。テクニカル的な目先のメドは、1年前からの下値抵抗線となっている890ドル付近となりそうです。その水準を割り込めば、昨年1月の安値となる820ドル付近が意識されることになります。

 

9月20日

白金市場

 東京金に対して東京白金が1270円ほど割安となり、上場来で最も東京白金が割安となりました。5月頃から価格差が1200円を上回ることはありませんでしたが、今月になってこれまでの価格差を超えております。それにより、これまでの「金と白金の関係」が変化してきたようです。その原因は、欧州や中国で電気自動車化の流れが強まってきたことのようです。

 10年や20年後に電気自動車化が相当広まっていることは容易に想像できますが、今すぐに電気自動車化の流れが急拡大する訳ではありません。しかし、白金のコインやインゴットの長期保有を考えている投資家にとっては、将来的な電気自動車化の流れは大問題です。ここにきて将来的な電気自動車化の流れが欧州や中国で強まってきたようです。それにより、白金現物の長期保有を考えていた投資家の現物売り圧力が強まってきたように感じらえます。

 

9月12日

白金市場パート2

本日の日経新聞朝刊の一面右上の見出しは、「中国、ガソリン車廃止へ、英仏に追随、時期検討」でした。そして、フォルクス・ワーゲンは11日、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の電動モデルを2030年までにアウディやポルシェを含む傘下ブランドの全約300車種で導入することを発表しました。そのために2030年までに200億ユーロ(約2兆6000億円)を超える投資を行う計画も発表しました。更にダイムラーのツェッチェCEOも11日、2022年までにメルセデス・ベンツの全ての車種に電動化モデルを用意する考えを明らかにしました。

ここにきて中国政府とフォルクス・ワーゲン、ダイムラーなどが電気自動車に向けた方針を示しました。英国やフランスでは、2040年までに石化燃料自動車の販売を禁止する方針を決定しております。世界的な電動自動車への流れは止まりそうもありません。それにより、白金の触媒需要は、時間経過と共に減少することも避けられないようです。白金の需給関係は、長期的には大きく変化しそうです。白金の現物保有で長期投資を検討している投資家にとっては大きな問題となりそうです。

 米国の利上げ確率

 

貴金属市場パート2

9月19日

貴金属市場パート2

 FRBのフェデラルファンド金利(FF金利)における12月の利上げ確率は、6月4日時点で97%まで上昇しましたが、8月21日と28日時点で36%まで低下しました。しかし、9月10日時点で42%まで上昇し、9月18日時点で56%まで上昇しました。ここにきて米国の12月の利上げ確率が急上昇し、それと共にドル高基調が強まってきました。それによりしばらくドル高基調が続きそうです。

  FRBのフェデラルファンド金利(FF金利)における12月の利上げ確率が久しぶりに上昇基調を強めてきたことを受けて、NY金がしばらく下落基調を続ける可能性も高まってきました。それに追随してNY白金も下落基調を続ける可能性があります。
米国の12月の利上げ確率

貴金属市場

9月19日

貴金属市場

対ユーロでドルが4営業日連続で上昇し、ドル高基調が強まってきました。それと共にNY金とNY白金の下落基調が強まってきました。19~20日のFOMCを控え、米国債利回りが上昇したことでドルが買われたようです。FOMC終了後の声明でバランスシート縮小を正式に発表し、年内に実行に移すとの見方も広がっているようです。

 NY金におけるファンドの買い越し枚数は、7月18日時点で6万138枚まで減少しましたが、9月12日時点で25万4760枚まで急増しました。NY白金におけるファンドの買い越し枚数も、7月11日時点で5397枚まで減少しましたが、9月12日時点で3万7997枚まで急増しました。NY金とNY白金におけるファンドの買い越し枚数がこの2か月間で4倍~7倍程度にまで急増しており、共に買われ過ぎへの警戒が必要なレベルとなってきました。しかも、ここにきてドル高基調に転じてきたことにより、ここは、東京金や東京白金の売りのタイミングとなる可能性も出てきました。


金のファンドポジション
NY白金におけるファンドポジション

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